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今回紹介するのはこの前手に入った非常に興味深い筋書を紹介したいと思います。大正2年4月東京座二部制でも無いのにこの演目数の多さに驚かされます。演目:一、宮島闇争二、義経千本桜三、鎌倉三代記四、瓦鐘寺五、道成寺六、松平長七郎七、無間の鐘八、鈴ヶ森九、廓鞘当まず今回の劇場である東京座について説明したいと思います。明治30年に開業したこの劇場は杮落し公演に九代目市川團十郎を呼んで華々しく開場した後、主として五代目市川壽美蔵、初代實川延二郎や金主の1人でもあ
ここのところバタバタと忙しく、久しぶりの更新になってしまいました。ずっと楽しみにしていた七月大歌舞伎、夜の部『星合世十三團』を観てきました!これは、歴史的な大作です。凄いとしか言いようがありません!もうこんな作品は二度と見られないかも・・・。『義経千本桜』の通し狂言を、現代の演出により4時間半にギュッとまとめ、しかも主要な登場人物をすべて市川海老蔵さんが演じる挑戦!あらすじを入れつつ感想を書きたいと思います。役人替名16:25分から始まります。人形浄瑠璃のような裃を付けた人形
名古屋御園座で行われている市川海老蔵特別公演を観てまいりました。はじめての御園座新築ピカピカでとても過ごしやすい劇場でした。一幕目は中村児太郎さんによる舞踊「舞妓の花宴」起承転結がはっきりして、「京鹿子娘道成寺」を凝縮したような、華やかな舞踊です。舞踊をみるときは、できるだけ詞章(歌詞)を調べるようにしているのですが、この「舞妓の花宴」(別名「男舞」)は、いくらネットで検索しても詞章が見つかりません上演回数が少ないからかな私と同じように、「舞妓の花宴」の歌詞を知り
(しばらく過去の日記を更新します。)5月の團菊祭歌舞伎・第一部の覚書しておきます^^。ひとつめの演目が寿曽我対面、朝比奈役の巳之助さん、曽我五郎役の松也さん、十郎役の尾上右近さんがそれぞれはまり役で素敵でした。歌舞伎はちょうど十年前から見始めたので、この舞台だと新悟さんもそうですが、当時完全に若手だった方々が、何か既に、ひとかどの存在になっているのがすごい。昔(昭和時代)とは違い、若い方々がどんどん様々な役に挑戦できる土壌になっていることも関係しているのかもしれません。2つ目の演
一気に行こうぜ!四月大歌舞伎四季〜夏魂まつり亭主:芝翫若衆:橋之助太鼓持:歌之助仲居:梅花舞妓:児太郎京都の夏、加茂川の納涼床大文字の送り火その景色の中で若衆と舞妓の初々しい恋があって(互いに手も繋げないくらいのうぶさ)亭主や太鼓持そして仲居があれやこれ恋の取り持ちをしてくれるほのぼの景色となっていました。橋之助も歌之助も体の動きは悪くないし、それぞれそれはきらいじゃないのですが、役者としての顔(私達と共有する顔)がまだ出来ていない硬さがあるように感じています。橋之助は恋
前の二幕にばかり気を取られて、これが何なのかすっかり忘れていた。皆で踊るんだっけ?春紙雛昼同様に愛之助と菊之助コンビ。音羽屋のメイク。この方がやる顔のなかで、自分の好みのものだった。可愛い。これは、お雛さまなのかな?解説すら読んでいない。夏魂まつり”成駒屋と過ごす夏”女中?の梅花さんが可愛らしい。流石ベテラン、色んな顔を見せてくださる。今月は昼夜ともに、長老方が充実している。秋砧チャイナ貴人?天女?突然泣き出したので、
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます初日歌舞伎座猿若祭二月大歌舞伎昼の部新版歌祭文野崎村十八代目中村勘三郎に『三番目の息子』と言われた鶴松がお光をつとめます。部屋子である彼が歌舞伎座での十八代目の追善で大抜擢そして異例なことなのではないでしょうか。私の人生ではじめての歌舞伎座で十八代目の筆屋幸兵衛に娘役だった彼の印象が何年経っても強くて。お光を演じる姿眩しかったです。そして嬉しかったです🌸今回一番印象的だったのは児太郎演じるお染との役の対比の鮮やかさで
待ってました!五月團菊祭の演目、主だった配役が発表されました。團菊揃った團菊祭!さすがに豪華!團菊祭五月大歌舞伎|歌舞伎座|歌舞伎美人松竹が運営する歌舞伎公式サイト。歌舞伎の公演情報、ニュース、俳優インタビューなどをお届けします。こちらは團菊祭五月大歌舞伎|歌舞伎座に関するページです。www.kabuki-bito.jp取り急ぎ、演目についての資料です。(追記もすると思います。)⭐️松也、右近、萬太郎の常磐津、長唄で。鴛鴦襖聞睦おしどりのふすまきいたむつごと金井三笑175