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意外にもヒントになったのは、お堀でしたね。はい、正解は近江八幡市でした。近江八幡といえば、建築家ウィリアム・ヴォーリズが宣教師として来日して、残りの生涯をすごした町。だから、ヴォーリズ建築があちこちに。こちらは、住人のかたが英語塾をされていました。アオシバのピアノ教室もヴォーリズ建築でしたよ。今でこそ全国区ですが、長らくその価値が、見過ごされていたので、修復が難しいくらいいたんでしまったものも。この元郵便局もかなり悪い状況から、今もまだ修復中とか。ヴォーリズ先生の奥さん
きのう、ドナルド・キーン氏ゆかりの京都を訪ねたことについて、本欄に記しました。今回の京都旅行には、じつはもう一つ、目的がありました。それは数年前に知り合った京都産業大学日本文化研究所の二村盛寧さんに、京都建築を案内していただくことでした。画家深沢省三と血縁関係にある二村さんは、京都検定マイスターの資格もお持ちです。見学コースは、二村さんにお任せしていたのですが、思わぬ大雪のため、大幅に変更となったようです。そして、空海ゆかりの東寺(とうじ)からスタートしたマンツーマンの京都建築見学会は
建築家ウイリアム・メリル・ヴォーリズさんも、日本近代建築では有名人。近江兄弟社のメンソレータム(メンターム)を普及させた人でもあります。彼が設計する住宅も好きで、いろいろ拝見しています。先日、たまたま仕事で近江八幡に行ったので、ヴォーリズ建築を見て回ろうかと思ったのですが、「あまりいいのが残ってないよ」というお詳しい方の仰せに従って、安土城跡でも見に行こうかと安土に移動。安土駅を下りたら「ヴォーリズ設計旧伊庭家住宅はあちら」みたい
こんにちは滋賀県近江八幡市いけばなと着つけ『十一色の花小路』川村節子です。昨夜から今朝にかけての雨の近江八幡ですが昨日は秋晴れの気持ちいい日でした。午後、こちらに居ました。この建物はツッカーハウス。旧ヴォーリズ記念病院の敷地内にある登録有形文化財です。老朽化していたものを約10年かけて再生され予約見学ができるようになっています。染まりだしている樹々と静かなエリア。ヴォーリズ建築特有のさまざまな工夫を感じるのですが入口ポー
今日から旧朝吹山荘「睡鳩荘」が新年度公開を始めました。今年11月まで公開いたします(見学には軽井沢タリアセン入園料大人800円が必要です。またイベント開催時は見学できない場合がございます)。ここで、睡鳩荘に関して、補足説明させていただきます。2008(平成20)年に軽井沢タリアセンに移築されたこの建物は、もともと実業家・朝吹常吉(三越社長等歴任)が1931(昭和6)年に旧軽井沢・愛宕山に建てた朝吹家別荘です。英国留学経験のある朝吹が依頼した設計者はアメリカ出身の建築家ウィリアム・メレ