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関西ではお馴染みのローカルCM、ケンミンの焼きビーフン。1980年代から数年前まで長年にわたり様々な種類のCMが制作され続け、どの作品もインパクトが強く一度見たら頭にこびりついて離れない素晴らしいものばかりですが、一番の有名どころは以下のCMでしょう。藤森玲子さん原画の独特な紙芝居風アニメーションや暗い背景、登場キャラクターの口調により視聴者に強いインパクトを与え、名高い『トラウマCM』として後世まで語り継がれている作品です。僕もご多分に漏れず、幼少期にこの
「タカスギ〜タカスギ〜」という民謡調の歌が流れるなか映される、靄の立ち込める山中。作業服を見に纏い、足袋を履いた男性が山小屋にて藁を編み荒縄を作り、『ぶり縄』と呼ばれる、縄を樹幹に巻き付けてそこへ棒を縛り付け足場を作り、それを順々と繰り返すという伝統的な方法で、杉の木を登っていきます。そして、あたかもターザンのように縄を使い木から木へ渡っていく山の男たち。バックで流れる「タカスギ〜タカスギ〜」があたかもターザンの「ア〜ア・ア〜」という雄叫びのように響きます。最後は3
土曜日の夜なのでお色気CMについて書こうと思います。兵庫の独立放送局、サンテレビで毎週土曜日の夜に放送されていたお色気番組内では必ずラブホテルのCMが放映されていました。親の目を盗んでお色気番組を見るような青少年にとって、ラブホテルとは大人しか行けない場所、いわば『逆』ネバーランド。誰もが想像と期待を破裂せんほど膨らませる、憧れの夢の地でした。そんな夢の地を紹介してくれていたCMを振り返ります。時代を感じさせる肩パットがしっかり入ったスーツを着た3名の女性が、バーでガールズトー
プロ野球中継といえば、各地域の独立放送局でよく放映されます。例えば兵庫の独立放送局サンテレビでは阪神タイガース戦を放映するように、その地域に籍を置いたり縁のあるチームの中継をよく放映してくれるので、野球ファンにとっては有難い存在です。そして、独立放送局に付き物なのがローカルCM。野球中継を見ていると自然に、何度も流れるローカルCMへの愛着も湧くものです。このCMは、件のサンテレビの阪神タイガース中継、『サンテレビボックス席』にて199
関西ではお馴染みの京橋グランシャトー。あのグランシャトーがかつて超大作CMを作り上げました。グランシャトーのCMと言えば代々あの有名CMソングでコテコテの関西臭を放つものばかりでしたが、この作品はひと味違います。“主演梨田昌孝”というオシャレなクレジットと共に開幕早々登場したのは、元・近鉄バファローズの名捕手であり最後の監督、また日ハムや楽天でも監督を務めた梨田昌孝さん。スーツをビシッと着こなしパソコンに向かう姿はビジネス
絵本作家の伊藤正道さん。『マフィーくんとジオじいさん』等、数多くの絵本作品を世に生み出し、イラストレーターとしても広告やパッケージデザインを多く手がけてこられました。その温もりのある絵は忘れかけていた子供の頃を思い出すような郷愁感を与えてくれる魅力があり、見る者の心を癒します。そうした伊藤正道さんのイラストが起用された大阪ガスの企業広告CMです。“DaybyDayきっといい明日”CMが始まると、矢野顕子さんの優しい歌声と伊藤正道さんによって描かれたキャラクターが画面
今日6月18日はおにぎりの日。今から33年前、1987年に石川県鹿島郡鹿西町(現・中能登町)にて日本最古のおにぎりの化石が発見されたことに因んで、鹿西町(ろくせいちょう)の『ろく』と「十」という漢字の上下に「八」を重ねると『米』という漢字になることを合わせて、6月18日がおにぎりの日となったそうです。手軽に持ち運び、食べられるおにぎりは太古の時代から現代に至るまで人々に広く親しまれています。そんなおにぎりが最も美味しそうに、魅力的に映し出しされた