ブログ記事703件
(ジナイーダ・ユスポヴァ1861〜1939胸元には大粒の美しい真珠が見えますがこれは「ラ・ペレグリーナ」という名の大変由緒ある品だそうです。)ロシア屈指の名家出身で、絶世の美女、ロシア皇帝一族であるロマノフ家より裕福だったユスポフ家の唯一の女相続人で脚光を浴びた美女、ジナイーダ・ユスポヴァですジナイーダの実家、ユスポフ家はモンゴル帝国のジョチ・ウルス重臣マンギト部に出自する14世紀タタールの雄エディゲ後裔ユスプを家祖にするロシア屈指の名門で、ジナイーダはユスポフ家の最後の男系子孫として
プーチン大統領の選挙戦での勝利が確定した。彼はレーニンを嫌いスターリンを評価しているという。レーニンと言えば社会主義国ソビエト連邦を形作った初代の指導者。そのレーニンは、強権的な指導者というより、コンセンサスを重んじることによってその地位を確立した人物とも言える。一方、スターリンは、強権的な独裁者としてその名をとどめている。両者から判断するとロシアは強権的な指導者でなければ務まらないという意味でもあるようだ。そんなロシア革命前夜の革命派が拠点としていたのは、パリ。おもに、まだ開け
短篇「死後の恋」では、ロシア革命直後のウラジオストクの町で、ワーシカ・コルニコフが日本の軍人に他の誰も信じてくれないという「死後の恋」について語る。もし信じてくれたなら、「死後の恋」の遺品を譲り、自殺するというのだ。彼の話によると、ワーシカは革命直後に入隊し、そこでリヤトニコフという青年に出会う。徐々に親しくなるうちに、リヤトニコフがワーシカと同じく高貴な血筋であることが感じられ始める。そして、あるとき、リヤトニコフはワーシカにたくさんの宝石を見せ、それが一家の再興のためのものであることを打ち