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「桃色行脚」の中で不定期気まぐれに取り組んでいる、「通い慣れた球場の座った事ない席種を試そう」活動。その中で、「いつか天気が悪い時に試そう…」と密かに目論んでいたとある席種に念願叶って初潜入を果たしてきた、申し分のない悪天候であった昨日の休場日の話をさせて頂く。小雨の中向かった先は、東京湾岸のこの球場。今季初の、つまり改名後初となるマリーンズ本拠地、「ZOZOマリンスタジアム」である。この日の千葉市の天気予報は曇り時々雨であったが、実際の空模様は「時々雨」なんて
トヨタ自動車の7年ぶり二度目の優勝で幕を閉じた、今夏の第95回都市対抗野球大会。出場各企業が用意してくれるチーム券のおかげで、涼しい東京ドームでの社会人野球の熱戦を無料で楽しめる素晴らしいコンテンツだが、お金を出して買うチケットだと普段のプロ野球開催時にはなかなか座れないような席に座れたりするのも、密かな魅力だったりする(個人的見解)。そんな機会を席種マニアの桃色野郎が逃すはずもなく、今大会でも東京ドームの未踏の新席種を試してきたので、簡単に紹介させていただく。訪れたのは当
とうの昔に東京を通り過ぎて行った桜前線を追いかけるかのごとく、東日本を北上してきた先日の休場日の日帰り遠征の話をさせて頂く。やって来たのはこの球場。不気味な巨大ボブルヘッドがお出迎えしてくれる今季初のご贔屓イーグルス本拠地、Koboパーク宮城である。「ZOZO」や「メットライフ」ほどのインパクトがないせいかあまり語られないが、地味に13シーズン目で4つ目の名前に改名したこの球場。なかなか「コボパー」と口をついて出ないが、そのうち慣れるだろうか?昨季は天然芝や
テレビ通販にコンビニが参入!!、みたいな話題ではもちろんない。この前の日曜日、QVCマリンフィールドで今季より新設された席種に座った話をさせて頂く。「マリンフェスタ」というイベントが開催されたこの日。対戦カードはVSイーグルス。簡単な試合レポはこちら。小雨が降ったりやんだりの中、無事に試合は行われたのであるが、事前の週間天気予報ではこの日の予報はずっとよろしくなく、最初から屋根のある席で観戦つもりだったこの日。ただ内野自由の2階席の上の方で見るのも芸がないな、と調
すっかり東京の初夏の恒例行事のひとつとなった、年に一度の祭典に足を運んだ昨日の当スタジアムのスライド休場日の話をさせて頂く。やって来たのはもちろんここ。年に一度の東京ドームでのホークスの主催試合、名物イベントの「鷹の祭典」である。今年で5年目を迎える東京ドームでの「鷹の祭典」には、当スタジアムのコレクション拡充活動「ユニフォームくれくれツアー」の一環として、創設初年度の2013年から毎年参加しているが、今季も無事にチケットが取れ、この日の参戦と相成った。スラ
先週14日に敢行した、今季最初で最後の仙台遠征。長年にわたってひとかたならぬ愛着と愛情を抱き続けている楽天生命パーク宮城。それはもちろん我がご贔屓イーグルスの本拠地だからだが、もうひとつ理由がある。各地の球場の「ちょっと変わった席種」に潜入することを野球的ライフワークにしている者にとって、毎年リニューアルを繰り返し、今季時点で60を超えるバラエティに富んだ席種を誇るこの球場は、席種欲(?)を刺激してやまない、最高の環境なのである。ここ数年、『内野指定A』などのスタンダードな席に座っ
7月の海の日に今季初めて足を運んだ、千葉幕張のZOZOマリンスタジアム。ここ数年で席種の選択肢がかなり増えたこの球場だが、その中で今季誕生したばかりのぴっかぴかの新席種のチケットが取れて潜入を果たしたので、簡単にレポートさせていただく。その新席種があるのはフロア4(2階席)。今回初潜入を果たしたのは、『OGAWAキャンプBOX』と名付けられたボックス席種。遠景でその位置を説明すると……フロア4の三塁側ダグアウト直上あたりに2ブロック設置されている。写真左隣は
『新型コロナウイルス』感染拡大防止に最大限配慮、という諸条件がうまいこと整ったタイミングで敢行した、月曜の仙台遠征。その条件のひとつであった、「ソーシャルディスタンスを目一杯取れる席種を取る」を、うまいこと今季誕生したてほやほやの新席種で叶えることができたので、そのレポートをさせて頂く。※球場徘徊編はこちら※試合編はこちら通常時であれば3万少々入る楽天生命パーク宮城。有観客解禁後は3~4000名程度しか観客を入れていないので、普通の席でもそんなに「密」にならないことは承知
当スタジアムの年末(野球暦基準)の風物詩、桃色的シーズン回顧録。今回は当スタジアムが野球的ライフワークと位置づけ、謎の情熱を持って長年取り組み続けている「各地の球場のちょっと変わった席種」潜入調査まとめ。2023シーズンにトライした全部で9席種を、前後編に分けて振り返ってゆく。①『クラフトカウンター指定席』東京ドーム(23.03.13)2023シーズンの「席種始め」は、東京ドームの『WBC2023』非日本戦。全席自由で内野のみ開放だったこの日のスタンド内で、座ってい
7月4日(月)の休場日に、今季初めて足を運んだ日本ハム二軍本拠地鎌ヶ谷スタジアムで、以前からちょっと気になっていた未踏の席種を試してきた話をさせていただく。今回初潜入を果たした席種とはこちら。内野スタンドのバックネット裏最上段に横一列で展開されている、『屋根付きシート』である。遠景でその位置を説明すると……このあたりである。総席数は53席とのこと。なんのひねりもない名称が物語っているとおり、この席種の特徴はもちろん屋根。……のはずだが、正直言って屋根と呼
12球団合同トライアウトを観戦するために敢行した、先週の仙台遠征。今季のトライアウトの舞台となった我がご贔屓イーグルスの本拠地楽天生命パークは、60種を超えるラインナップを誇る『席種の宝庫』。ちょっと変わった席種を愛してやまない者として、近年はこの球場に足を運ぶたびに異なる席種へのトライを続けているが、公式戦ではないこの日も貪欲に未踏の新席種開拓に精を出してきたので、簡単に紹介させていただく。有観客で行われた今季のトライアウト。楽天生命パーク宮城で観覧席として販売されたのは
先週の金曜日に今季初めて足を運んだ、読売二軍・三軍本拠地読売ジャイアンツ球場。オフの間に様々なリニューアルが施されたこの球場だが、一番の(個人的)目玉といえば、新席種の誕生であろう。各地の球場のちょっと変わった席種に目がない桃色野郎。さっそく鼻息も荒くトライしてきた、そのできたてほやほやの新席種の話をさせていただく。『新型コロナ』禍以前は全席自由だったジャイアンツ球場だが、昨季の有観客開始と同時に全席前売指定制に。今季はそこからさらに一歩踏み込み、スタンド内を全部で5種
当スタジアムが10シーズンにわたって潜入調査してきた、全国各地の球場の「出来立てほやほやの新席種、ちょっと変わった珍席種」全14球場71種類(一部もうなかったり、ただの遊具なども含む)を黙々と紹介している、『桃色席種カタログ』2023開幕直前増補改訂版。関東近郊7球場を紹介した前編に続き、後編は関東以外の球場の「新席種・珍席種」を一気に紹介してゆく。原則として球場名は現名称、席種の名称は訪れた当時のものとなっている。リンク先の情報もすべて当時のものなので、最新情報は球団HPなどをご
今季初めて、我がご贔屓楽天イーグルスの本拠地仙台へと遠征してきた、先日の日曜日。46種ものバラエティに富んだ席種を擁する楽天生命パーク宮城で、今回も未踏の新席種を試してきたので、その話をさせて頂く。※試合の話はこちらその席種とは、レフト外野の最前列の丸で囲ってあるあたり。楽天生命パーク宮城の両翼にある「ラッキーゾーン」エリア、『Eウィング』。そのレフト側に今季新設された、というかリニューアルされたこの席種。『レフトEウィングピクニックボックス(芝)』である。
球界的暦もいよいよ大晦日。長いようで過ぎてしまえばあっという間だったシーズンオフの最後にだらだらとつづっている桃色的シーズン回顧録。2023シーズンに潜入調査を行った各地の球場の「ちょっと変わった席種」まとめ、その後編をお送りする。⑥『MASUCABANA』東京ドーム(23.07.24)チケット価格が安い都市対抗野球のタイミングで潜入に成功した、2023シーズン座った中で最も定価が高い席種(ジャイアンツ戦価格1試合12万/4名)。お値段にふさわしいラグジュアリーなボッ
桃色に誘われた気がして出掛けてきた、先の日曜日の今季二度目の仙台遠征。40種を超える実にバラエティに富んだ席種を擁する楽天生命パーク宮城で、またまた未踏の席種を試してきたので、簡単に紹介させて頂く。※試合の話はこちら今回陣取ったのは、一塁側内野スタンド。最上段に位置する『内野一塁側ペアシート』という、その名の通りの2名席である。球場反対側、三塁側のスタンドから撮った写真で位置を説明すると……『イーグルスネスト』の前の、この赤丸で囲ったあたりにある。正
3月28日(月)に女子ソフトボール『ニトリJDリーグ』の開幕戦で訪れた、今季初のZOZOマリンスタジアム。プロ野球開催時と比べてチケット競争率が低く価格も安いチャンスを生かし、初潜入を果たした特殊席種の話をさせていただく。2018年オフの大規模改修工事でさまざまな席種が誕生したZOZOマリンスタジアム。今回トライしたのもその際に新設された席種。『東洋合成ダグアウトボックス』である。前述の大改修工事の際に、位置がぐわっと前にせり出したダグアウト。その跡地スペースに作ら
新シーズンが幕を開けたのに、いまだ昨シーズンの話をしている『桃色的シーズン回顧録』。2022年に各地の球場で潜入調査をしてきた「ちょっと変わった席種」11種の、後半6席種を振り返ってゆく。⑥『THE3rdPLATINUMBOX』東京ドーム(22.07.28)東京ドームの内野スタンドに新設されたボックス席種に、チケット価格が安い都市対抗の期間に潜入を果たす。定価(シーズン中のプロ野球価格)でいうと2022シーズン中、というか過去をさかのぼってもたぶん最高額となる席
『プレミア12』の『スーパーラウンド』開幕戦、ZOZOマリンスタジアムでのメキシコ代表VSチャイニーズタイペイ代表の一戦を、出勤前にちょっとだけ観戦してきた月曜日。チケット選び放題の平日デイゲームは絶好のチャンスと、以前から狙っていた未踏の新席種にトライしてきた話をさせて頂く。ここ数年、毎年のように新席種が誕生している、珍席種マニアにはたまらない球場、ZOZOマリンスタジアム。これまでも『お座敷』や『バーベキュー』など、色々試してきた。今回初潜入を果たしたのは、昨オフの大改
8月15日に足を運んだ、ベルーナドームでのイースタンリーグ公式戦。世間はお盆時とはいえ、やはり二軍戦。ましてや10時30分プレイボールという特殊事情もあってか、好きな席選び放題だったのをいいことに、1試合で2種類のちょっと変わった席種を試してきたこの試合。前回紹介した『auじぶん銀行フィールドビューフロント』と行ったり来たりしながら観戦した、もうひとつの席種を簡単に紹介させていただく。1試合2席種欲張りチャレンジのふたつめの席種はこちら。3席種が設定されているベルーナド
日本で一番好きな球場は、楽天生命パーク宮城だ。高校までを過ごした地にある、ご贔屓イーグルスの本拠地だからというのはもちろんだが、毎年のようにアップデートを重ね、今季時点でおよそ70種もの席種を擁し、珍席種マニアを魅了し続けてくれる「席種の宝庫」っぷりも、大きな理由である。先日の休場日の今季最初で最後の仙台遠征でも、もちろんぬかりなく未踏の新席種を潜入調査してきたので、ここに簡単に紹介させていただく。今回初潜入を果たしたのはこちら。『AsahiCHAMPIONSB
久々に関東を離れて野球観戦の旅に出た、交流戦期間中最初の日曜日。通い慣れた球場で、座ったことのない席種にトライしてきた昨日の話をさせて頂く。乗り込んだのは東北新幹線。「桃色行脚」が北に向かう時は、目的地は大体ここ。4月以来今季二度目となる我がご贔屓イーグルスの本拠地、みちのく仙台の楽天生命パーク宮城である。青々とした天然芝のフィールドが眼前に広がるこの場所が、今回初トライしてきた未踏の席種。別日に撮った写真で位置を説明すると…2013年に、右中間、左中間フェンス
うまいこと当スタジアムの休場日にイースタンリーグの日程があってくれたおかげで、およそ3か月ぶりの球場観戦が叶った、今週月曜日のメットライフドーム。客数が少ない二軍戦がチャンスと狙ったチケットが運よく取れ、一軍戦ならば先行抽選必至のレア席種の潜入に成功したので、簡単にリポートさせて頂く。2017年オフから、段階的に進められたメットライフドームの改修工事。その中でいくつかの席種が新たに設置されたが、今回トライしたのは、工事が竣工した今春デビューを果たした、出来立てほやほやのこち
2013年の3月11日に神田の飲み屋街の片隅に人知れず誕生した当スタジアムは、今年の同日で開場丸11年を迎えることができた。人の時間で言うならば、オギャーと生まれた子がもうこの春小学6年生になった、というくらいのそこそこ長い時間、夜逃げ廃業の憂き目を見ることなく存続できているわけで、そう考えると時の流れの重みを改めて実感させられる。そんな長い時間を支えてくださった多くの野球ファンの皆様へ、当スタジアムからのささやかな感謝を示すべく開催した周年記念イベント『SUPER桃魂FESTA202
お茶を求めて右往左往しているうちに、すっかり鮮度の低下してしまったが、先日の日曜日にとあるダイニングを利用してきた話をさせて頂く。池袋から黄色い電車に乗り込んで向かったのは、今季六度目となるこの球場。埼玉西武ライオンズ本拠地、西武プリンスドームである。9月中旬の狭山の丘は、すっかり秋めいていた。普段この球場では一塁側の内野B指定に座る事がほとんどなのだが、この日は未踏の特殊席に初挑戦。それがここ。内野スタンドバックネット寄りにある飲食店「L'sダイナー」の前に設
『2020年のオリンピック開催地はイスタンブールに決定!!』という夢を見て6時に目を覚ました日曜日。起きだしてTVを付けて夢の誤報を確認。いつにない早起きの理由は五輪開催地決定の報を確認するためではない。列島満遍なく雨予報の中、それに敢然と目を背けて遠征に出るためである。東京駅から9時過ぎの東北新幹線に勇躍乗り込み、みちのく一人旅へ。やってきたのはもちろんこちら。今季二度目の日本製紙クリネックススタジアム宮城である。カードはイーグルス対ファイターズ。
なんだかんだ馴染んできたというか慣れてきたと思ったら、もう終わりが見えてきてしまった、『Withコロナ』の中での野球観戦。去り行く野球の季節を惜しむように、またまた出勤前の時限観戦に出掛けてきた、昨日日中の話をさせて頂く。向かった先は、気持ちの良い秋晴れにうってつけの、緑豊かな荒川の河川敷にあるこの野球場。埼玉県戸田市に位置するヤクルト二軍本拠地、ヤクルト戸田球場である。記録をさかのぼってみると、前回足を運んだのは2018年4月だったので、実に2年半ぶりの訪問となっ
日本全国津々浦々、もれなく猛暑に見舞われている8月初旬であるが、「暑いから避暑地へ…」などという発想は微塵もない桃色行脚。逆に太陽を追いかけるかの如く、針路を大きく南西に取る遠征を敢行した日曜日の話をさせて頂く。およそ880キロを移動してやって来たのは、日本最西端&最南端のプロ野球本拠地球場。この日の最高気温が36.5度を記録した九州・福岡の福岡ヤフオク!ドームである。昨年9月以来約1年ぶりに訪れたら、ヤフオク!ドームの門前町ともいうべき商業施設「ホークスタウンモー
有形無形のさまざまな物事を一瞬で激変させ、今もなおその影響が色濃く残るあの未曾有の大災害から今日で丸13年。犠牲となった多くの方々へのご冥福と、未だ道のり半ばの被災地の1日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。今から11年前の2013年の同日、ひっそり産声を上げた当スタジアムは、本日2024年3月11日に開場11周年の記念日を迎えた。「なんでまたよりによってそんな日付を選んで……?」と問われることがたまにあるが、開業の諸手続きや工事の進捗によって定まった最短のオープン日がたま
列島を縦断した台風の影響で、東京も終日雨模様となった日曜日。そんな外出意欲の湧かない休日は、家でごろごろしながらTVで野球観戦が一番…などという怠惰な誘惑に負けることなく、雨の中出掛けた球場でごろごろしてきた休場日の話をさせて頂く。やって来たのは、列島が雨雲に覆われた中で、中止を免れた3つのドーム球場のうちのひとつ。狭山の丘のメットライフドームである。この日ここにやって来た理由は、まだ見ぬ未踏の新席種を試すためであった。それがこちら。三塁側内野スタンドの最上段に