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精神科病院に入院となった20代の統合失調症患者も糖質制限でこんなに良くなった症例:20代、男性H24大卒後IT関連の会社に就職H25.7、広島で一人暮らしを始めたその頃から、不安感、悪口を言われている、SNSで悪口を書かれている、考えを操られている、と言うようになったH26.12、Aクリニックを受診、自律神経失調症との診断でワイパックス、デパスなどを処方H27.5、会社から両親に連絡が入り、疎通不良で、一点を凝視し、声かけに無反応、落ち着きなく歩き回る、家を飛び出して自分がどこに居
近年は眠剤2剤制限のルールがあるので、不眠に対し多剤治療ができなくなっている。今日は一般の眠剤の補助になるような向精神薬、サプリメントを取り上げる。ここで言う一般の眠剤とは、ベルソムラ、マイスリー(ゾルピデム)、レンドルミン(ブロチゾラム)、ロヒプノール(フルニトラゼパム)などをいう。(全ての眠剤は挙げていない)また、眠剤のカテゴリーではないが、ベンゾジアゼピン系抗不安薬は催眠作用もあるが、ここでは取り上げない(デパス、ソラナックス、ワイパックス、セルシン、レキソタンなど)。これらは脳の同
食べ物には「食べ合わせ」というものがあり、例えばうなぎと梅干や、スイカとてんぷらは相性が良くないと言われる。上記は2006年のパンフレットでやや古いが、参考になると思ったのでアップしてみた。リスパダール液はそのまま服用するか、水かジュースに入れて飲んでも良いと使用法に書かれているが、混ぜない方が良い飲料水もある。上の一覧表を見ると、特に紅茶とウーロン茶はかなり効果が落ちるので相性が良くないといえる。日本茶も良くないが、紅茶、ウーロン茶ほどではない。表を見ると、紅茶は入れた直後から
リスパダール液(リスペリドン液)は精神科以外の一般科、施設などでも良く知られている。精神科系の水薬と言えば「強烈に鎮静的な薬」と言うイメージが広がっているようである。なお、液剤にはエビリファイ液(アリピプラゾール液)もあるが、他科や施設職員にはそこまで知られてない。アリピプラゾールは鎮静的な薬ではないからだと思われる。僕の患者さんでは、この2剤を処方している人は、リスパダール液0.5㎎1名だけである。現在、アリピプラゾール液は使っていない。最近、バルプロ酸Naシロップを処方して
今回はパニック障害におすすめの頓服薬のリスパダール液について。リスパダール(ジェネリックはリスペリドン)は錠剤と液体があり、錠剤と液体では効果効能が全く違うのでわけて考えてください。リスパダールは、第二世代の抗精神病薬(非定型抗精神病薬)になります。1996年認可で脳がドーパミンなどの神経伝達物質興奮を過剰に出すのをブロックし、興奮と衝動性をおさえて気持ちを落ち着かせる鎮静効果が高いことから統合失調症の妄想や幻覚幻聴、双極性障害の躁状態を落ち着かせるためや認知症の方で暴れたりしてしまう場合な