ブログ記事514件
最近、脇腹や肋骨のあたりが張って苦しかったり痛みや違和感を感じることはありませんか?身体の特定の場所に不具合が起こる場合、経絡の視点で考えてみると原因がわかりやすくなったりします。経絡というのは気血の通り道。いわゆるツボ(経穴)は経絡上の刺激点です。脇腹や肋骨のあたりには肝につながる経絡、肝経が通っています。春は肝が高ぶりやすい時期。そしてのびやかな状態が好きな肝は、ストレスの影響によってもバランスを崩しやすくなります。なので、春は肝経が通っている脇腹あたりが張って苦しくなることが
かもも日本では古くから好んで食されてきた食材。古代の貝塚からは多くのまがもの骨が出土されています。現在鴨肉として出回っているものの多くは、かもを家畜化した鳥・あひるの肉。あいがもというのはあひるとかるがもの交配種です。薬膳的には身体の潤いを養う陰液を補うことが得意な食材。陰液が不足した時の症状として、よく寝汗や不眠、微熱などが生じますが、そのような症状を改善することができるとされます。ただし、脂身が多くもたれやすいので一食の分量は少なめにしたほうがよいようです。体質タイプでは「ほて
さやごと食べる「さやえんどう」とさやから外した実を食べる「実えんどう」に分かれます。「さやえんどう」には「絹さや」「スナップえんどう」、「実えんどう」には「うすいえんどう」「グリンピース」などがあります。「さやえんどう」はハウス栽培もあるので年中求めることができますが、フレッシュな「実えんどう」を食べることができるのはちょうど今の時期だけ。3月から5月ごろにかけてが旬です。薬膳的に見ると、えんどう豆は体内の気の巡りをよくすることが得意な食材。特にお腹の動きをよくするので、食欲不振や嘔吐