ブログ記事44件
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください又冷たくなってしまったチャンミン。以前の様に一緒に仕事こそすれど、どこか遠くに感じる。話し掛けても無言だったり喋っても仕事の事を最低限話すだけだ。時には怒られるし。時には睨まれる。でも、やっぱりチャンミンとの仕事は息が合い、誰とよりやりやすかった。俺はショックを受けいていた。チャンミンがよそよそしいのが。又俺に冷たいのが。あぁそうだ。寂しいんだ。「どうしたユノ。」声をかけ
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください気のせいだった。チャンミンが好きだなんて。付き合ってもいいなんて思ったのは間違いだった。チャンミンとだけは有り得ない。男だし。年下だし。そうだあんな可愛くない後輩元々嫌いだったんだ。好きだから虐めるとかガキだし。いっつも怒ってばっかで。ちょっと優しくされたから。ちょっと褒められたから。ちょっと……。居心地が
こんばんは。みちです。2023年4月19日深夜に開設した当ブログ「降ってきた話」も、ありがたいことに昨日で1年が過ぎました。アメンバーの皆さま、お読み頂きました皆さまにお礼申し上げます。ミンホのお二人の話を降り続くがままに書き留め、12ヶ月が経ちました。おっかなびっくりで「14時。ばら屋敷」を始めた4月。「僕とあなた」を朝な夕なに配信し続けた5月。少し挑戦だった「私にはこの顔を撫でてくれる手がない」を公開した6月。6月の反動か、ライトな「Hot
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいすっかり日が沈んで暗くなったオフィスで自分の一角だけの電気を付けて俺は1人で残業をしていた。出張では、変な夢は見たけど、チャンミンとの仕事は意外に上手くいったし、チャンミンと少し打ち解けられたんじゃないかも思えた。兎に角迷惑をかけない様に俺はいつになく頑張ろうって思って残業もしてた。「まだ居たんですか?」突然声をかけられて俺は顔を上げる。
「HotHotHot秋深き」をお読み頂き、ありがとうございました。個人的には、「脱出」でささくれ立っていた気持ちの整理にしたのですが、コメントを拝見するに、皆様にも楽しんで頂けたようで何よりですご存知のように、当ブログは話によりシビア度が乱高下します。ホンワカお花畑からの荒涼とした大地・・・のような。読者の方も自衛策をすでにお分かりで、「脱出」途中の「みどりの窓口」、「無自覚天然モノ」などなど、適宜逃避行頂いているようで、とても助かります。書き起こし手として、ぜひ
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください俺は電車に揺られなから、でもずっとチャンミンから来たLINEを見ては閉じ。又見ては閉じを繰り返してしていた。見たくないのに。意味がわからなくて、信じられなくて。見てしまう。そんな感じ。俺はIDカードを機械に通して足早にエントランスを抜けた。エレベーターに乗ってる間、移動する階数を知らせる電光の数字を睨みながら考えるのはチャンミンの事ばかりだった。当て付け?男が恋愛対象だって言っ
ソウル中心街にそびえる巨大通信会社「BigEast」の本社ビルは、24時間、人の出入りがあることで有名だった。全面ガラス張りの高層ビルは、真夜中でも多くのフロアに電気が煌々とついている。有名建築家が作ったビルは、夜になると一際美しい光を放つことで有名で、通称「光の巣箱」と言われた。その「巣箱」の中では無数の働き蜂が寝る間もなく働いていたわけだが、その現実に目を向けるものはほとんどいなかった。春の異動でこれまでの研究所勤務から本社勤務へ異動となったシム・チャンミンも、その巣
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいYうちの営業課はその月、過過去最高の営業成績を残した。朝の通勤ラッシュを避けるために、俺は2本早い電車に乗る。なぜなら、営業マンの俺はビシッとスーツを着て家を出る。それなのに朝からラッシュに巻き込まれ、スーツにシワができるのは避けたかったし、まだ誰もいない朝のオフィスは静かで気持ちが良かった。一番に踏
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいC社長について外回りをして帰ると会社の自販機の前でヒョンが相変わらず難しい顔をして缶のブラックコーヒーを飲んでいた美味しくないなら飲まなきゃいいのに、奥さんに言われて甘いものは控えていると言っていたヒョン奥さんの言う事を守るのは奥さんが好きだからなんだろうなぁと思う僕は男が好きだから結婚は一生できない結婚ってどんなんだろうってただ思うだけだだからまずヒョンに聞いたのは結婚の事だ
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください朝起きると信じられない程の頭痛で俺は嫌でも昨夜の事を思い出してしまう。チャンミンに進められるまま飲んだのは俺のくだらないプライドのせいだった。余計だったと本当に思う。でもそのお陰で見た夢はなんだか甘くて。前髪に絡めた指とか「好きです」と言ったチャンミンがやけにリアルに俺の脳内に残っていた。「だからなんだって言うんだその夢……。」
チャンミンに教えてもらった住所に俺は向かって歩いていた俺の家からはそう遠くなくて丁度いつもの散歩道を挟んで向こうくらいだった俺はチャンミンに渡された地図とにらめっこしながら歩いてると向こうからチャンミンとランが歩いて来た「ラン!」俺が呼ぶと、ランは走って俺の所まで来てくれた「どうしたの?」「あ、道が分からないかもしれないと思って迎えに来ました」「そうなの?ははっ、わかるよー」「すみません」「謝る事ないけど」チャンミンは律儀だ「
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください俺と課長は不機嫌そうなチャンミンを見上げて一瞬固まった。チャンミンは何か怒ってるのか?テーブルに置いた瓶ビールを掴んだチャンミンは無言で課長にビールを差し出す。課長は驚きながらも俺から離れ、グラスを持つとチャンミンはそのグラスに上手に泡を作りながらビールを注いだ。「おぉ、悪いな。」「僕がお相手します。」チャンミ
チャンミンの驚き方に俺は何か違和感を感じたどうして俺が別れたかもで、そんなに驚く必要がある?「ユノ・・・僕思ったんですけど、」「?」「犬ってね、とても飼い主に忠実で、ランは賢いから得にそう言う所があるんです」「ふーん・・・?」犬が忠実なのは分かる、でも今どうしてその話?「僕・・・どうしてランが喋ってあなたを守ったのか分かる気がするんです」「え?」俺はチャンミンを見た「こんな事言っていいのか分からないけど・・・ランが消えた日、僕はユノがそ
※BL表現がある為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいC結局僕は高校の間見事な反抗期で出した結論は進学じゃなく就職と言う、ユノ先輩に反抗する様な形での選択だった先輩と同じ道を進めないならいっそ別の道で成功してやろうと思った「就職?本気なのか?」「本気ですよ」「俺はてっきりチャンミンは俺を追いかけてきてくれるって思ってた」「本気で行ってるんですか?行ける訳ないじゃないですか、先輩と同じ
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいY誰にだって誰にも言えない秘密のひとつやふたつあるだろうそれは俺にとっていい秘密ではなくて、これまで誰にも言った事がないし、多分生涯誰にも言えない秘密だ絶対知られてはならない秘密として守ってきたこれからもそれは俺の秘密として守られて行くだろう守られる筈だった小学生の
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいチャンミンからの突然の告白はあったけれど、2人で力を合わせるようになって仕事は格段に進んだ。難しい事も2人ならお互い助け合いながら進められるのは強みだ。その相手がチャンミンだからなのかな?痒いとこに手が届く様に俺のフォローをしてくれる。思う所が同じだからか意見が合う。こんなに一緒に仕事をしてストレスを感じない相手は過去にいた事がなかった。「これはよし。後は……。」「ユノ、そっちの
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいY俺はそう立派な人間ではなくてただ真面目に生きてきた特別いい高校を出た訳でもなく、特別いい大学を出た訳でもないただ好きな仕事に就き、小さな工場だったけれど社長が優しくて、他の従業員もとてもいい人ばかりだった結婚を数年前にして子供もいたし、こんな俺を誰もが幸せだなと言った確かに奥さんのソアは綺麗で子供はウタっ
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいCヒョンは何を思っているんだろう沈黙が続く路地の横に付けた車のウインカーのカチカチと言う音がやけに響いて聞こえたヒョンは車で音楽やテレビなどは見ないみたいでとても静かな車内の狭い空間がとても息苦しかった「ヒョン・・・すみません、奥さん待ってますから僕はここでいいです」「・・・いや、それは大丈夫」「でももう・・・帰
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいC金曜の仕事終わりに俺ヒョンの家に行く約束をした僕は、社長と一緒に外回りをしていて遅くなりそうだったので途中でヒョンにLINEを入れた社長に気付かれてどうした?と聞かれて正直に話すと、社長はそうかと言って、先に上がってもいいぞと言ってくれたけど、仕事を放りだす訳にはいかないだろうとおもったから断ったヒョンからの返事は直ぐに来て会社で待ってると言う内容だった僕はヒョンの家を知らないか
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいC本当に驚いたユノさんがあのヒョンだなんてはっきり覚えている訳じゃないけど、父さんや母さんがいない時はいつも一緒に居てくれたそう、とても優しくて、大好きだった今の今まで忘れてはいたけど、幼い記憶にしっかり残ってる「うわーー嬉しいです!」「そうか・・・、俺も嬉しいよ」ヒョンは嬉しいと言うくせに目を伏せていたどこか他人行儀で、ぎこちない
俺はチャンミンに話掛けられて、チャンミンを振り返ったでも、ぐいぐいとランが俺を引っ張るから俺は止まれなくて焦る「おい、ラン待って、マテ!」そう言うとランは行きたいけど仕方なくと言った感じで止まってお座りをしたそれでも行きたくてうずうずして待ってるのが溜まらなく可愛い「ごめん、チャンミン何?」「あーー・・・あの、」「うん?」ランはお利口に待ってる「ランを世話してくれたお礼がしたいんですが、今度僕の家に来ませんか?」チャンミンはそん
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいY俺はチャンミンに指導者として拒否されたのがショックで暫く言葉が出てこなかった俺の秘密がチャンミンとの関係に影響してるのは間違いないし、俺の態度のせいだとすれば、俺がショックに思いうのはおかしいけど、俺はチャンミンが嫌な訳ではないくて、ただどう接したらいいかに困ってて・・・やっぱりショックだだけど後ろめたいのは確かでこんな気持ちのままではチャンミンと上手
ユノ先輩はとてもカッコ良くて頭が良くて人気がある学校で1番モテて成績も1番で完璧で皆がキャーキャー言う皆ユノ先輩が大好きだでも僕は知ってるユノ先輩が実はダメダメ星人だって事そもそもダメダメ星人ってなんだよって話なんだけどダメダメ星のダメダメ星人って事つまりユノ先輩はダメな人が住んでる星の住人な訳例えば寝相は最悪寝起きも悪い片付けが出来なくて部屋はぐちゃぐちゃペットボトルの蓋はいつも開けっ放
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮ください嘘だろ?チャンミンが俺を好き?いじわるな事を言うのは好きだからだって?!チャンミンが小学生みたいなことを言うから俺はその意外さにも驚いたし、何より俺を好きって事が驚きだった。「何か?」「い……いや。」「可笑しいですか?」「そうじゃなくて……、じゃあ俺らってそんなに啀み合う必要は無いんじゃないのか?お互いが頑張るより2人で力を合わせた方が絶対いい結果が出るだろ?」「それはそうで
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいY「こっちはチョン・ユンホって言ってここでは営業を中心にやってもらってる。仕事の事は全部彼に聞きなさい」社長が俺の名前をそいつに言った時、俺は絶望したもう駄目だって。そう思ったでもチャンミンは俺に向かってニッコリ微笑んだ俺の事なんて何も知らないみたいに「皆ユノって呼ぶからチャンミンもそう呼べばいいな、?ユノ」「あ・・
※BL表現が強い為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいこんな辺鄙な場所にある焼肉屋なのに、一体どこから人が集まってるんだ?と言うくらい店内は賑わっていた。奥のテーブル席に案内されて、適当に肉と飲み物を頼んだ。烏龍茶を頼んだ俺に飲まないんですか?と聞いてくるチャンミン。「もしかしてお酒弱いんですか?そう言えば昨日も課長に勧められてもあまり飲んでいませんでしたよね?」チャンミンにそう
※BL表現がある為、苦手な方はスルーでお願いしますお読みになってからの苦情や攻撃などはご遠慮くださいY多分、今のチャンミンには何を言っても響かない俺もチャンミンの頃には自分でも理解できない苦しさと戦っていたのを思い出す人に強く当たって人を避けていた誰も信じられなくて、自分さえも理解できなくてそれが反抗期だったんだろうって今になって思うだけで、得体の知れない苦しさに悩んだものだチャンミンも同じ時期なんだろう自分が
散歩に出かける時は十分に注意する隣近所の人に犬を飼ってるのがバレると大家さんに報告される恐れがある俺の住んでるアパートは勿論ペットを飼うのを許されてないからもしバレたらアパートを出て行かなくちゃいけなくなる早めにペット可のアパートに引っ越しを考えないと、と思っていたそっと外の様子を俺は伺って犬を連れて外に出た大きな体を揺らしながら歩く犬と一緒に歩く出来るだけ人通りの少ない道を選んだ俺は歩きながらこいつの名前を考える名前を教えてくれると助かるんだけどなぁ・・
「お前、ちゃんと勉強してるの?」「勉強ですか?なんで?」「だって・・・色ボケしてるからさ、ちゃんと勉強出来てるのかなって心配になる」色ボケしてるのは僕だけみたいな言い方にまず腹が立った「してますし!」それは嘘だったユノ先輩が高校を卒業してからと言うもの全く学校が楽しくないそれイコール勉強なんかもっと楽しくないんだしかもユノ先輩がエリート大学に行ってしまったから、先輩を追いかけると言う目標も失われた僕にはどう頑張ったって無理だと言う諦めモードになっ