ブログ記事689件
前回の記事で、日本とフランスの学生がどのように博士号を取得するか、について書きました。『フランスの研究者雇用制度について』今回はフランスの生物系研究者が、アカデミアの業界をどう生き残っていくかについてちょっと詳しく書いていきたいと思います『研究文化の違い』「海外の研究室」で一…ameblo.jpでは、彼らは博士課程取得後アカデミアに残る場合、どのようなポジションで、どのような給与で働くのでしょうか?まず日本の場合(知っていたら飛ばしてください)ここに書く進路は人によってかなり違
帰国当初は時差ぼけが全然直らず夜7時くらいに限界が来て朝5時前に目が覚めて(笑)脱却すべくいろいろ試行錯誤しました。結局10日経ってようやく落ち着いた…というところです。カナダに行った時もほぼ同じような状態だったので仕方ないですかね…カナダにいるときは8時とかに夜ご飯を食べていたのでかなり健康的な生活でした。しかしながら我が家の活動時間は仕事の都合上朝10:00-夜3:00という良く分からな
夫の発表当日。「発表を聞いて感想を言ってくれ!」という強い希望により、私も会場に出向くことになりました。学会と言えば「スーツ着用が常識!」という分野も少なくないらしいですが、夫の専門分野は服装自由!Tシャツ+ジーンズでも大丈夫です。楽。さすがに大学の先生なんかは、ちゃんとしてますが。夫が選んだ勝負服は、黒シャツにジーンズでした。ちなみに普段もこんな感じす。↑猫マスクの顔が不安げなのは、彼が大変に緊張しているからです。大小・国内外問わず何度も学会発表してい
サンタンデール学会編最終回。学会期間中のディナー1回は、バンケット(英・banquet)と呼ばれる宴会になります。立食パーティーだったり、フルコース料理だったり、その時によりけりですが豪華です。アルコールも入ります。今回のバンケット会場は、なんとカジノ!とは言っても、学会御一行が通されたのはカジノ上階のレストランスペースでした。素敵なステンドグラス。木製階段も良い!ひとつ前の記事で、夫の分野は「発表時にラフな服装でOK」とお話しま
単身赴任中の夫は、仕事終わりや週末などに買い出しに行きます。↑私が一緒に住んでいるときは、バスで大型スーパーマーケットにまで足を伸ばしたもんですが…今は近所や通り道にある小中規模のスーパーで済ませることが多いそうです。そんな彼ですが、フィレンツェ中心部(チェントレ)に出るときは、日本食を調達しに行きます。VIVIマーケット住所:viadel,ViadelGiglio,8,50123Firenzeフィレンツェに住み始めたとき
はじめまして。夫に帯同し渡米した、元勤務医です。我が家は夫婦+子ども3人家族です。このブログでは渡米の準備子供の英語アメリカでの子育てアメリカ生活など書いていこうと思います。研究留学なので駐在員さんのようなキラキラ感はありませんがこれから研究留学を考えている方そのご家族のお役に立てたら幸いです。『子供の英語力と帯同した理由』子供の英語力と帯同した理由夫の留学でアメリカの田舎に来ました。10年以上続けていた勤務医の仕事を辞めて帯同
バイオのラボを選ぶ上で、ラボ訪問は欠かせません。、、、でもね、まず大前提として、バイオ系(理学部生物学科、農学農学科等のピペド養成系)に進学するのは止めた方が良いです。時間とお金の無駄です。理系の素養は身に付きません。周囲はあなたことを、「モル計算ができる文系」と見るでしょう。もし可能であれば、バイオのラボに入ってしまう前に、軌道修正して他の専攻に行くようにしましょう。まあそれでも修士までなら、そこまでヤバいことにはならないでしょう。修士卒は24歳。まだまだやり直しができま
先日までお送りしていました、スペイン・サンタンデール旅行記。☆旅行記はこちらへ旅行記の冒頭でも言っておりますが、サンタンデールを訪問した理由は、純粋な旅行ではなく"研究者夫の学会参加"でした。私はおまけみたいなもんです。ということで、今週は研究者夫をもつ妻の立場から、サンタンデール学会の思い出を綴ります。あくまで夫の周りの話なので、研究の分野によって違いがあるかと思います。その辺はご了承ください。あと、私自身も学会に付いて行ったのは2回目です(1回目は台湾・日月潭)。
今回は、ヨーロッパでの研究者としての収入のお話。日本での研究者と違い、外国人ならではの税金免除もあるため、参考にと思い私の経験を元にまとめました。下記の情報は、私のフィールドである、物理・工学・生命医学を含む、学際的・Interdiciplinaryな分野を例として。私は北欧のある国とイタリアでの研究経験があるので、その経験から書いています。ただ個人的な感覚では、旧西側諸国では国によっての差異は±10%程度かと思われます。1.ポジション別の一ヶ月の給料の目安(北欧は国立大学、イタリアは国
バイオで博士号を取った後、多くの人はポスドクになると思います。私もそれを周囲から勧められました。しかし、私はそれを選択しませんでした。理由は1.ポスドクは独立した研究者になるためのトレーニング期間と位置づけられていることで、低賃金、長時間労働、数年の任期が一般的。2.しかし、ポスドクを卒業して無期雇用のポジションを得るのは難関(倍率100倍とかザラ)。3.ポジションを求めて、世界中どこにでも行くのが普通。4.そのため、引っ越し貧乏、結婚できない、結婚できても別居婚、結婚できてもどち