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今日はドラマーのパトリック・ゴールデンとのセッションにブルックリンまで出かけてきました。まさにこう言ったちょっと荒んだ、危ない感じのストリートの倉庫のような建物の中に数限りないミュージシャンのレンタルスタジオがあって、その中の一室でドラマーとデュオセッションでしたが。いやーさすがブルックリンはミュージシャンのるつぼ、あまり良い意味で無くてひしめいているという感じでした。ドラマーのパトリックは今日初めて会ったんですが、数ヶ月前から是非一緒にやろうと言う話しはしてたんですが、彼はフリージ
久々の熱海への温泉旅行。心身ともにリラックスし癒されたオジは、もちろん、熱海のジャズ喫茶を巡りました。まずは、以前から、フリージャズがかかる変わったジャズ喫茶という噂が気になっていた、「少々」です。場所は、熱海の超老舗ジャズ喫茶「ゆしま」の近くです。さすがに、エントランスからして怪しい。そして、階段には、さらに、階段を降りると、こんな入り口がお出迎えです。やはり、怪しい。期待が高まる!これは、かなりの偏屈マスターがやっているに違い
SongToThePharoahKingsReturnToForever·ChickCoreaWhereHaveIKnownYouBeforeReleasedon:1974-09-01昨夜、テレビのニュース番組で、ジャズ・キーボード奏者として世界的に有名なチック・コリア氏の訃報を知りました。2021年2月9日に、享年79歳での逝去との事です。ちょうど昨年の2月10日にライル・メイズが亡くなったばかりで、個人的にジャズ界の鍵盤奏者としては最も
こんばんは。ここ3日くらい絵を描いていませんが、描きたいものはあります。ダイソーで10色ボールペンが売っていると知ったので買ってきました。自転車で行ける範囲にあちこちダイソーがあったのですが電話で商品を問い合わせて3軒目で取扱いがありました。パラパラ雨が降っていたのですが自転車で買いに行きました。それがこれです。油性1.0mm10色ボールペンです。軸はかなり太いです。上の部分を描きたい色に合わせてレバーを下ろします。芯が出てレバーがバネで戻ります。上の部
PaulBley『Ballads』ポール・ブレイのピアノには飾りがない。わざとらしさがない。どの演奏を聴いても彼らしさ、つまり生き様が滲み出たピアノだと思う。この『Ballads』はピアノトリオのフォーマットで最大に彼の良さを引き出した演奏が展開されている。3曲中3曲がアネット・ピーコックの作曲である。ゲイリー・ピーコックとの「スワッピング」が有名でもあるポールだが、そのゲイリーとも今作では共演してるのだから面白い。時期的にはカーラ・ブレイ(この人も相当ブッ飛んでる)との離婚直後
次の週末はいよいよ大御所とのライブ。楽しみですが、ちょっと緊張高まって来ました。ギタリストの加藤崇之さんはジョージ大塚さんや先日亡くなられたオマスズこと鈴木勲さんなど、伝説的なミュージシャンと数多く共演されて来た名手、リーダー作も多く、フリーやブラジル音楽にも造詣が深い、幅広い音楽性を持ち、活動をされています。私はジャズ合宿での先生として出会いました。今回いよいよライブでの共演が実現します。オリジナル中心のライブになると思います。是非多くの皆様のお越しをお待ちしております。ご予
フリー・ジャズの定義が「ハーモニーやスケールをベースにしない即興演奏」であるのなら、エリック・ドルフィーの音楽はそこに当てはまるが、アルバムを通して彼の音楽を聞くと、「フリー」と呼ぶのがはばかられるほど、細かく構成された音楽であることがわかる。調性外の音や、大きな音程(音の隔たり)が多く使われるので、オーネット・コールマンの音楽との類似性を感じるが、本能と経験でフレーズを生み出していたようにみえるオーネットに対して、ドルフィーは現代音楽などを研究した結果としてそこにたどり着いたようだ。