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夏の繁忙期も昼前となると、モン・サン=ミシェルに向かう狭い歩道は、観光客で大混雑。しかし夕方ともなると、同じ道とは思えないほど、人影が少なくなるというジレンマに修道院は直面。1979年、ユネスコ世界遺産に登録されたモン・サン=ミシェル修道院は、パリを除いてフランスで最も多くの人が訪れる観光地。夏の一定時間に観光客が溢れ返り、夕方以降、また閑散期に人の気配がなくなるというジレンマに直面する観光地は、フランスのみならず、ヨーロッパにも点在し、地元の経済に弊害を与えるところ。今年
アダルト注意です。そういうの好きじゃない方はスルーでお願いします最近のフランスのニュースでびっくりしたやつがあります。女性用大人のおもちゃですごいのがあって、職場にも持って行く人がいるらしい!トイレに行って使用するんだって。すげーな。持ち物検査されたら恥ずかしすぎるわ。その凄いおもちゃがウーマナイザーというらしい。ブリトニー・スピアーズの歌かと思ったわ(笑)。BritneySpears-Womanizer
フランスは、地方色の豊かな国。それぞれの文化と歴史に育まれた、独特の言語も料理もバラエティー豊か。そして、そこに住む人々の気質もしかり。それではフランス人自身は、お互いをどう見ているのか?北フランスは西部から見ていくことに:-1、ブルターニュ「愛国心豊か」勇敢で頑固な(bravesgens,maisentêtés)、ケルト文化に誇りを持つ人々。文化イベントやスポーツ行事にブルターニュが参加すると、ブルトン旗が翻るのを目にすることもしばしば。独自の言語の復活にも、
パリ16区と接するシュレンヌの町で日曜日、「シュレンヌ・バゲット・ショー(SuresnesBaguetteShow)」が開催され、パン職人たちが「世界一長いバゲット」の制作に挑戦し、見事に世界記録を更新したという話。パリジャン紙によると、12人のパン職人たちが、11時間かけて焼いたというバゲットは140.53mに達し、2019年以来、コモ湖近くのイタリア人チームが保持していた、132.62mという記録を8mほど超越。焼いている映像はこちら:-Recordbreaking
フランス語源の単語が多いという英単語だけれど、実際には、その半数以上がフランス語源という話。これは、ノルマンディー公ギヨーム2世が1066年にイングランド王国を征服した、「ノルマン征服(Conquêtenormandedel'Angleterre)」に起源を発するところ。ここから百年戦争(1337-1453)が始まるまで、イングランド王国ではフランス語が公用語となり、学校教育でフランス語が教えられていた次第。そんなフランス語源の英単語には、4つのタイプが存在するところ
パリの9区、10区、12区における特定の道沿いのスーパーおよび商店で、夜間の騒音や騒乱を減らすべく、午後5時から午前7時まで、酒類(ワイン、ビール、シードル、蒸留酒)の販売を禁止するという規則(県令:arrêtépréfectoral)が施行。これは、2022年8月に承認された規則の延長事項。既存の規則は、同地区の公共スペースにおいて、午後4時以降の酒類の消費、および午後9時以降の酒類の販売を禁止する、というもの。規制が及ぶ場所として、合計30か所の道路、および広場が指定されて
多くの私立学校の年間費用が、わずか数百ユーロ(10万円前後)というフランスでは、およそ5人に1人の児童が私立学校に通っているという次第。それではこの2つに、どのような違いがあるのか?小中高等学校を通し、12,500校の私立学校が存在するフランス。200万人以上の児童が私立学校に通っており、全国における登録児童の17%強を占めるところ。中には高額なエリート学校も存在するものの、多くの私立学校が驚くほどお手頃な価格で、保護者に学校選択の余地を与えるというもの。まず私立学校には、
日本の通販で4月6日、「アンパンマンふりかけ」を購入して、SAL便による直送をお願いしました。そして今日5月3日、ラ・ポストから関税を支払うよう連絡が↓↓↓「課税対象価格(Valeurendouane)」が19.08ユーロという報告。日本円で3,140円分のお買い物をしたので、1ユーロ165円で計算すると、だいたい合っています。そして関税額はこちら↓関税(TVAàl’importation)が7ユーロで、ラ・ポストの手数料(Fraisdegestio
フランスの民間企業で働く労働者が受け取る平均月収は、額面金額で3,466ユーロ(571,000円)、手取金額で2,630ユーロ(433,000円)であることが、フランス国立統計経済研究所(INSEE)の最新報告で明らかに。これを年収に換算すると、手取金額で31,560ユーロ(5,202,000円)ということに。とはいえ、これは職種によって異なり、管理職員の平均月収は手取金額で4,490ユーロ(740,000円)であるのに対し、現場作業職員のそれは1,940ユーロ(320,000円
フランス国鉄SNCFが、電車に持ち込むことができる荷物の数とサイズに関して、新たな規約を発表。規約は、高速列車(TGV)のInOuiと、中距離輸送の在来線特急列車であるアンテルシテ(Intercité)の利用客において、車内に持ち込める荷物を2個に制限。サイズは、70cmx90cmx50cm(最大)のスーツケース(/キャリアバッグ)が1個、40cmx30cmx15cm(最大)の旅行バッグ(リュックサック/PCバッグ)が1個の合計2個。これにプラスして
イギリスのEU離脱を機に、ヨーロッパへの動物性食品の持ち込みが規制されるところ。ランチのハムサンドは税関職員によって没収ドイツの税関で、イギリスから到着したばかりのドライバーが持っていたハムサンドイッチが没収され、ツイッターで話題に。規制のポイントは、肉と乳製品が含まれているかというところ。したがって、ハム、ソーセージ、チーズはNG。また材料に含まれているだけでも規制対象となるので、ミルクチョコレート、ファッジ、カスタードクリームもNG。肉に関連した以下の製品もNG:-
不動産の売却件数が激減したことにより、2023年度には887軒の不動産会社(個人店、およびチェーン店)が閉店したという調査報告を、信用リスクコンサルティング会社のAltarèsが発表。金利、および生活費の上昇で、不動産の売却数は大幅に減少し、不動産市場は困難に直面。フランス大手不動産組合(Fnaim:FédérationNationaledel'Immobilier)によると、2023年における新築以外の住宅の売却件数は875,000軒と、2022年の1,115,000軒よ
パンデミックの後で、フランスのカフェ・テラス席にも、活気が戻ってきたところ。カフェのテラス席で、コーヒー、ワイン、ビールを片手に、友達とおしゃべり、読書、人間ウォッチングは、フランスでの大いなる楽しみ。テラス席のマナーをおさらいして、最大限にフランスのカフェを満喫:-1、席を争わないテラス席が満席の場合、ウェイターを見つけて、自分たちのグループの大きさ(何人)かを伝えるのが一番。席が空いている場合は、好きなところに着席。2、ナイフとフォークが置いてある席ナイフとフ
フィガロ紙が、イギリスへ旅行するフランス人に対し、やってはいけない行動を7つ列挙。1、列の割り込みはダメイギリスで行列は「神」なるもの。電車に乗るときも、バスに乗るときも、「前にいる人が、先にサービスを受ける」というのが一番の礼儀。2、スキンシップはダメイギリス人は、ハグを好むアメリカ人ほど感情を露わにせず。近づきすぎる相手に、不快感を示すことしばしば。感謝の意を伝えたい時は、ハグではなくシンプルに'Thankyou'だけで済ませるよう。3、天候に悪態をつくのはダ
年末年始のお祝いに欠かせないのは食後酒(digestif)。消化を助けるために飲む、食後のお酒。とはいえ、科学的に証明されたものではなく。むしろ食後にお酒を飲むと、消化を助けるどころか、消化を遅れさせるというのが現実。そんなことを言われても、なんのその。食後酒は、フランスの伝統的な習慣。食後酒の種類は、大きく分けて3つ:-1、ブランデー2、ハーブ(薬草)の入った飲物3、甘いフルーツのリキュールそして、その代表的なものはこちら:-1、コニャック(Cognac)
フランスは、地方色の豊かな国。それぞれの文化と歴史に育まれた、独特の言語も料理もバラエティー豊か。そして、そこに住む人々の気質もしかり。それではフランス人自身は、お互いをどう見ているのか?南フランスも西部から見ていくことに:-1、ボルドー「高慢*なブルジョワ」デッキシューズに、ダブルに仕上げたチノパン、そしてニットの上着を肩掛けした・・・という、お高く留まったブルジョワのイメージ。また、冷たくて堅苦しいとも言われるのは、1154年から1453年までイギリスに支配されていた
パリ空港の首脳陣は繁忙期の混雑(長い列)を解消する対策の1つとして、EU圏外からの旅行者にも出入国審査に、自動ゲート(Parafe)を使ってもらうことを公表。Parafe出入国審査自動ゲートシャルル・ド・ゴール空港とオルリー空港を運営するパリ空港(AéroportsdeParis)は、夏休みと来年2024年のパリ・オリンピックといった、繁忙期の混雑を懸念して対策を講じるところ。現在フランスの空港において、出入国審査の自動ゲートは、EU国籍保有者(EUcitizens)の
しばしば赤ちゃんの命名を巡って議論を醸し出すフランス。これまでにもブルトン語のDerc'henやFañch、そして女児に男性名であるリアム(Liam)と命名した申請がそれぞれ拒否されている次第。今回は英語のアンバー(Amber)に相当する、フランス語のアンブル(Ambre)が話題。授かった男児に「アンブル」と命名した、モルビアン県のレズビアンのカップルは、この拒否判決に首をかしげるばかり。アンブルという名前がフランスに初めて登場したのは、1950年代のこと。男性名のアンブロワーズ
フランスの新しい移民法(Loiimmigration)が土曜日、正式に法律として可決。過激化した外国人の追放など、入国管理と安全保障を重視した新法だけれど、滞在許可証を申請する外国人に、フランス語を学ぶことを要件としているのも特徴。法案を提出したダルマナン内務大臣(写真上)は2022年、「今日フランスに滞在する外国人の4分の1が、フランス語を理解しておらず話すことができない」と説明。具体的に要求される言語レベルは以下の通り:-1、cartedeséjour(フ
イギリス人ライターが、フランス流おやつの食べ方を検証!フランスにおいて間食をしたくなるのは、食事の時間にしっかり食べていない証拠ということに。食事ごとにパン(炭水化物)、乳製品、野菜とフルーツを摂取してもお腹がすくというのであれば、ストレスや倦怠という不調原因が疑われるところ。でもフランス人だって、ケーキやポテトチップスを食べているはず。それでは、いつ食べているのか?フランスで午後4時はル・グテ(legoûter)と呼ばれる、子供のおやつの時間。晩ご飯までの空腹をしのぐべく、
フランス、そしてヨーロッパ中で今、一番の話題である生活費。ではフランスで、生活費の安い都市はどこか?パリジャン紙が、ランキング。都市を比較する、「生活費」の基準項目は:-1、平均給与2、スーパーマーケットの平均価格3、交通費(ガソリン代および運賃)4、不動産価格(購入および賃貸)5、固定資産税6、映画館のチケット代その結果、小さい都市ほど生活費が安いことが判明。96都市を比較した結果、南西仏は二オール(人口およそ60,000人:ドゥー・セーヴル県の県庁所在地)が1位。
不平不満を述べるのが趣味のようなフランス人。そんな中に仲間入りするには、このフレーズを覚えるのが一番!J'enaimarre.発音は「ジョネマーㇽ」で、意味は「もう、うんざり!」。原型は、「enavoirmarre(tobefedup)」。打ち解けた仲間の間で使われるけれど、無礼な表現ではなく。ただし相手に向かって、「あんたにうんざり」という意味で言えば、もちろん無礼になるので要注意。もともとは19~20世紀にかけて使われた、古仏語の動詞「se
フランスでは50歳以下で、ガンの診断を受ける人々が増加。イギリスのキャサリン妃(42歳)がガン罹患を公表して以来、腫瘍学者(oncologiste)が国民に、日頃の体調変化に留意すべく注意を促すところ。2023年9月に発表された世界調査によると、1990年から2019年の間に、50歳未満の人々のガン罹患率が79%も増加したことが明らかに。フランスでもしかり。しかしこれは、発見率の増加が寄与していると考えられるところ。「乳ガンの場合、自己診断を心掛ける若者が増えている」
フランスに移住するとき、やることは引っ越しから行政手続きまで、やることは盛だくさん。そんな中で、忘れてはいけない9事項をご紹介。1、行政手続きビザ、健康保健、社会保険、車の登録・・・といろいろな行政手続きがあるものの、書類のやり取りに時間が掛かるのがフランス。一番大事なのは、忍耐力。2、所得税フランスに移住したら、所得税の確定申告は必須。たとえ収入が自国(フランス以外)の年金だけであっても、申告する必要が。3、フランス語の習得フランスに住めば、フランス語は自然と上達す
フランスの映画俳優アラン・ドロンの息子であることを訴えてきた、写真家のアリ(クリスティアン)・ブローニュ(60歳:母親はドイツ人歌手ニコ)の遺体が土曜日、パリの自宅で発見されたことを検察が発表。アラン・ドロンそして、遺体を発見した同居中のガールフレンド(58歳)が、「命の危機にさらされている人を助けなかった」として、警察に拘留。遺体は腐敗が進んでいる状態だったというものの、近所の人は「(拘留された)女性を1週間前に建物内で見かけた」と証言しているところ。死亡前、アリの健康
フランスの航空管制官らが4月25日木曜日、労働条件の変更と新しい操作システムに抗議して、ストライキを予定。フランス航空管制官の60%を代表する労働組合SNCTAは月曜日、木曜日のストライキには記録的な参加者数が見込まれるとし、5月の連休である9、10、11日に新たなストライキを行うことをも示唆。他の航空管制官を代表する組合であるUNSA-UTCACも、木曜日のストライキに参加する意思を示しており、航空便のダイヤに大きな乱れが生じると予測される次第。フランス民間航空総
イル=ド=フランス地域圏のヴァレリー・ぺクレス知事と、クレマン・ボーヌ交通担当大臣は先週火曜日、地域圏交通網の資金調達に、宿泊税(taxedeséjour/touristtax)の200%引き上げを許可することで同意したと発表。宿泊税は、ホテル、ホステル、エアビー(Airbnbs)、そしてキャンプサイトといった宿泊施設が、宿泊者に対し、宿泊料金に上乗せして支払いを求める地方税。宿泊施設が宿泊者から受け取った料金は、市町村、県、そして地域圏に納められる次第。宿泊税を課すか否か
今後5年間で、フランス人がさらされる健康リスクを、健康リスク監視予測委員会(leComitédeveilleetd'anticipationdesrisquessanitaires)が4月10日に発表。最も大きなリスクとされるのは、Covid-19のような動物から人間に感染する病気。委員会が挙げる上位3件は、以下の通り:-1、Covid-19のようなウィルス、または動物インフルエンザ・ウィルスによる感染性呼吸疾患2、特定の蚊の媒介によるデング熱や西ナイル熱
フランスの最高監査裁判所(Courdescomptes)は、昨年ブリジット・マクロン大統領夫人にかかった費用(国費)が、315,808ユーロ(4,942万円)であることを報告。この額は、大統領府であるエリゼ宮の予算の0.28%に値するということ。含まれるのは、公用の旅費と人件費。人件費は、側近2人、側近の助手1人、アドバイザー1人、通信を管理する事務員6人にかかる費用。夫人は昨年、大統領とともに14回の公式訪問(うち半分は海外)と、単独で16回のフランスの国内訪問を行い、11
世界で最もロマンチックな街、というイメージを持つパリ。故に夢を抱いてやって来ては、現実とのギャップに目覚めるという人も少なからず。ロマンチックだと思っていたパリも滞在してみると、ただの近代都市だったと知って幻滅する、「パリ症候群(SyndromedeParis)」は、世界的にも有名。それでは実際のパリには、どんなメリットとデメリットがあるか?まずはデメリット:-1、アパルトマンは、狭くて家賃が高い2、アパルトマンには、エアコンとエレベーターがないのが普通