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この先に「戦後」が残る今回は、千葉県船橋市の南本町(みなみほんちょう)という、いかにも「お役所的な」合理主義を感じさせる地名の場所に来ていますよ♪ちょうど、千葉街道(国道14号)のNTT船橋(千葉西支店)と、関東地方を中心に135店舗を運営する自転車販売店「セオサイクル」の本店がある交差点から、南へ入った場所。正面に突き当たる京成電鉄系のタクシー会社を右へ迂回するように、道なりに進んで行くと、令和の今でも未だに「戦後(終戦直後)」を想起させる風景が僅かに残っているとの事。
****このブログでは、ブリキやトタンの集合体である、いわゆる「バラック建築」を度々紹介しているが、今回リポートするのは、その極北と言ってよい物件であるかつて川崎市幸区戸手に、戸手スラムと呼ばれる在日コリアンが河川敷を不法占拠するスラム街があったこのスラム街の一掃には、自治体も苦慮したようで、不法占拠なのにも関わらず、結局、世帯あたり2700万円という巨額の立ち退き料を支給した上に、引越し先の住宅まで用意するという措置がとられ、一部か
****土手でみつけた階段から、ドキドキしながらスラム跡に足を踏み入れてみたが、そこにはほとんど生活感がなかったので、いささか拍子抜けした気分であるどうやら最後まで残ったバラック建築も、ごく最近立ち退きが終わったような感じで……まだ真新しい洗濯ハンガーなども残っていたが、そこには洗濯物も干されておらず、ひとの気配は、まったくなかったなかにはバラック小屋ではなく、
****前回は、足立区にある綾瀬駅から川の手通りに出て歩いているうちに、いつの間にか堀切に入ったところまで書いた堀切といえば、おそらく首都圏近郊に住む者ならば、当然のように堀切菖蒲園を連想すると思うが、菖蒲の季節ではないので、もちろんスルーである足立区から葛飾区に入ったとたんに、ブリキの看板建築などが並ぶ魅力的な一角に出た。看板建築の元畳店の飲み屋と、その隣にある縞々の看板建築のあいだには……「吉野湯コイン