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ハンドプレス機の質問に多いのが「抜き型に使えますか?」と「刻印(ロゴサイズ)に使えますか?」です。基本的には普通のハンドプレス機では抜き型も大きめの刻印もできません。単純に圧力が足りないというか、無理させようにもフレームが歪んで力が逃げてしまいます。ハンドプレス機という括りで販売されている物で抜き型もできるのは多分10万円くらいするアレだけだとおもいます。それだけ力を増幅させてると言うことはハンドルの動きに対する刃先の動きが小さくなるので、菱目打ちなどの作業にはやや使いにくくなってしま
『くるみボタン製作ハンドプレス機』はくるみボタンを大量に作りたい時や、厚い生地をくるみボタンにする際に活躍するアイテムです。金襴やコーデュロイ、こぎん刺しや畳のへりなどので作られたくるみボタンを目にしたことがあるのではないでしょうか。厚い素材でくるみボタンを作る際の必須アイテムであると言えるでしょう。そんなハンドプレス機ですが、実はUSAではもっぱらタフティングボタンを作る為に重宝されているのをご存知でしょうか?タフティングボタンとはソファーやクッションなどにアクセントをつける為
クラフトノラのハンドプレス機「クオイオ」にはトグルクランプを使用しているのですが、このトグルクランプは、遥か昔に特許切れしているので様々なメーカーからほぼ同じ形の物がでています。見た目は同じように見えますが、それぞれ微妙に差があります。クラフトノラでは、おそらく現行で販売されている圧力200キロのストロークが30ミリのタイプは、全て取り寄せて選定しました。一部の物は処分してしまったので現物は残っていないのですが、なぜその中から現在使用しているものをなぜ採用しているのかを書いておきます。こ
クラフトノラでは、オスモカラーという自然素材の塗料を使用しています。オスモカラーは木の吸放湿をある程度妨げないので長期間使用しているうちにその土地の湿度に合わせて自然に乾燥が進みより状態が良くなっていきます。ハゲてきてもニスのように境がくっきり出ないため汚く見えず経年劣化が良い風合いになり、また再塗装しやすく再塗装も境目がボヤけるため汚くならないメリットもあります。触り心地が木の質感そのまま残る感じなのも良いです。しかし塗装時には自然発火に気をつけなければいけなかったり、湿度が高かったり