ブログ記事181件
(11月14日・サントリーホール)吉村妃鞠(ひまり)の弾くチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」を聴くのは今年8月フェスタサマーミューザで渡邊一正指揮、神奈川フィルとの共演で聴いて以来二度目。演奏そのものの印象はほぼ同じで、完璧な技術と、細部まで練り上げられた非のうちどころのないアーティキュレーション、滑らかな美音で、巨匠のように完成された驚異的な名演を披露した。ただ二回目となると初回の驚きはなく、別の面に関心が行く。不思議な点は吉村個人の人格がほとんど感じられないこと。10歳の少女に大
(12月15日・東京文化会館)南紫音のチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」は、確かな技術に裏付けされた端正な演奏。品格があり、キリッとした音が美しく印象的だ。ヨーロッパ(ドイツ、ハノーファー在住)を拠点に活躍していることを感じさせる正統的な演奏だった。オーケストラの強奏でも音が前に突き抜けてくるのは、経験を積み重ねていることを思わせる。アクセルロッドの南を引き立てるバランスの良い指揮も助けになっていただろう。ハッタリで聴かせるタイプではないため、華やかさはやや控えめ。この先さらに磨き抜
昨日は、セミヨン・ビシュコフ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートでシンフォニーホールに行ってきました。ソリストは、ご存知、ベルリンフィル第1コンマスの樫本大進さん。ラグビーワールドカップが今週末で閉幕するので寂しくなるところでしたが、その寂しさを埋めるように、いよいよ、秋の海外オケ&アーティストの来日ラッシュが、昨日から、上手い具合にオーバーラップして始まりました。昨日もワールドカップはありましたが、コンサートが終わって速攻で大津に戻り、無事、キックオフから見ることもで
こんばんは。きょうの愛知県は、くもり。夕陽がちょっと見えたので、あすは晴れるでしょうか。今週の競馬は「春の天皇賞」です。京都コースで、距離は3キロを超えます。馬にしてみると、「まだ走るの~」という感じかも知れませんね☆彡ということで、今週はバイオリン協奏曲を聴いてみたいと思います。第3楽章(フィナーレ)の、メロディーが好きな曲をえらんでみました。曲目4月22日1.ブルッフバイオリン協奏曲第1番第3楽章2.パガニーニバイオリン協奏曲