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※ネタバレあり。【伏線を「あったことにする」】本作を語るにあたり、まず制作背景を整理する。本作は企業間の権利問題で長らく使用できなかった「スペクター」と関連登場人物の権利が戻り、数十年ぶりにジェームズ・ボンドとの戦いが描かれる作品だ。だから、直近のダニエル・クレイグ3作にはスペクター、及び首領エルンスト・スタヴロ・ブロフェルドの伏線は一切ない。「スペクター」のスの字もない。しかし、「スペクター」は世界の犯罪、破壊活動を背後で操る秘密結社。ゆえに本作一作のみで全三作の背後に「スペクター
真夏のシーンをインスパイアできる映画を(仕事で)探してて、そういえば…と、ライアン・ジョンソン監督、ダニエル・グレイグ主演の《GlassOnion:AKnivesOutMystery/グラス・オニオン》、一年ぶりに再視聴です。今回もネタバレナッシングで。前作《KnivesOut/ナイブズ・アウト名探偵と刃の館の秘密》では一貫してスーツ姿だった名探偵ブノワ・ブラン@ダニエル・クレイグでしたが、今回の舞台は地中海に浮かぶプライベートアイランドですからね。パンデミック設定