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過去にジョージ・ルーカスがマーベルコミックスのキャラクターを実写映画化したことがある。そう、ご存知の『ハワード・ザ・ダック暗黒魔王の陰謀』(1986)である。ルーカス製作総指揮のSFアドベンチャーということで映画ファンが注目していた1本だったが、いざ公開されたら「着ぐるみがドタバタしてるだけのおぞましい映画」「ハワードがリアルに気持ち悪い」「ギャグが全部スベっている」「SFXが酷い」とこっぴどく叩かれ、その年のラジー賞では7部門にノミネート、作品賞、脚本賞、新人賞(アヒルの着ぐるみに入って
こうのすシネマ午前十時の映画祭より製作:アメリカ監督:スティーヴン・スピルバーグ脚本:ウィラード・ハイクグロリア・カッツ原案:ジョージ・ルーカス撮影:ダグラス・スローカム美術:エリオット・スコット音楽:ジョン・ウィリアムスベン・バート出演:ハリソン・フォードケイト・キャプショーキー・ホイ・クァン1984年7月7日公開1935年、考古学者のインディ(ハリソン・フォード)は、上海ギャングとの取引でトラブルが発生し、その場に居合わせた歌手ウィリー(ケイト・キャプ
「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」(1980年)から3年。当時思春期ボウズの僕は「ジェダイの帰還」を待ちに待っていたわけです。「カーボンフリーズされちゃったハン・ソロはどうなるのかな?」とずっとヤキモキしてたのです。そしていよいよ「ジェダイの帰還」公開決定。ポスターデザイン、カッコいい!部屋にも貼ってたよ!で、その前、ジョージ・ルーカスが「物語の鍵を握る新しいキャラが登場するよ」という主旨のコメントをしていたんです。そのキャラはエイリアンの種族らしい。で、戦士
「スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望」(1977年)はSF映画の金字塔です。映画でカルチャーショックを受けることがありますが、この作品を初めて観た時は一番驚き感激しましたね。"StarWarsDanPerri1977"PhotobyWCM1111source:StarWarsDanPerri1977flic.krというわけで、今さらながらに本作のご紹介をします。ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)という何者でもない若
我々の年代には「ジェダイの復讐」の方がしっくり来るんだけれど。おそらくは10年ほど前のDVD発売のタイミングでこのサブタイトルに変わった気がする。違和感は否めないけれど、むしろコレが本当のサブタイトルなんだから仕方ない。とりあえず、4,5,6のエピソードを続けて見たけれど、とにかくルーカスの頭のなかはスゴイね。このストーリー、いわゆるサーガをすでにいちばん最初の時点から構想していたとしたら、もうすさまじいの一言。2016年2月https://www
「ビバリーヒルズ・コップ3」(1994)7年ぶりに撮られた第三弾をWOWOWオンデマンドで観ました。監督はジョン・ランディス。予告編はコチラ。前作から7年経過したデトロイト。やっぱり相も変わらず、無茶な捜査をしているアクセル(エディ・マーフィ)。盗難自動車の摘発でアジトに突入すると、別の闇取引をしていたゴツイ男たちに返り討ちに遭います。撃ち合いをしてると、1作目からのアクセルの上司トッドも現場にやって来て参戦。主犯格の男がトッドを射殺して逃走してしまいます。車で後を追ってい
『MISHIMA:alifeinfourchapters』昨年の11月25日は三島由紀夫の没後50年だった。三島に関連する本や番組もたくさん作られた。三島に関連する映画も多い。昨年公開された『三島由紀夫vs東大全共闘50年目の真実』は、とてもエキサイティングなドキュメンタリーだった。この他にも三島由紀夫を題材にした作品では『11・25自決の日三島由紀夫と若者たち』も見応えがある。三島作品の映画化も多い。何度も映画化されている『潮騒』を始め、『金閣寺』『午後の