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こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第56回試験・専門知識今回は、北半球の偏西風帯におけるジェット気流について、亜熱帯ジェット気流と寒帯前線ジェット気流の2種類のジェット気流の特徴や前線帯との対応などに関する問題です。早速、(a)から見ていきます。(a)まず初めは、ジェット気流の風速が下流ほど強くなっている領域、すなわち、ジェット気流が加速している領域と、ジェット気流の風速が下流ほど弱くなっている領域、すなわち、ジェット気流の風速が風下ほど減速している領
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。ジェット気流は狭い範囲に集中してほぼ水平に吹く強風のことをいいます。特に、主として対流圏界面において存在するジェット気流に、「亜熱帯ジェット気流」と「寒帯前線ジェット気流」があります。(a)亜熱帯高圧帯では、赤道付近で空気が上昇し、北緯30°付近で下降する、ハドレー循環という、子午面循環が存在します。これだけですと、上昇した空気は北向きの流れになるはずですが、コリオリ力の影響で、北半球の場合、直角右向きに向きを変え、本文の通り、
・ひまわり8号から見える様々な雲。画像は水蒸気画像、赤外線画像、可視画像の3種類。これを分析して気象予報の助けとしている。ちょいと時間がかかりそうだが、ひとつずつ丁寧に見ていこう。幸い、画像は公開されている。・まずジェット巻雲について・・。ジェット気流は、「上空高く、対流圏上部の圏界面に近いところに吹いている非常に強い風」であり、「ジェット気流に沿って巻雲がみられることがある。ジェット雲やジェット巻雲という。ジェット巻雲の代表的な例としてシーラスストリークとトランスバースラインがある。シー