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ピックアップの配列がsshとなっているギターを持っています。わりとこのタイプが好きなんです。なぜこれを使いたがるかというと、シングルコイルの繊細な音とハムバッカーのパワフルな音の両方が欲しいからです。そうです。ただ、それだけの理由です。私が欲張りなだけなんです。まあ、特に不満もないのですがたまに思うのが、ピックアップの音量差をなんとかできないかなーってことです。歪ませるとそこまで感じないのですが、クリーントーンだと差を感じたりします。これをなんとかしようと思ったらまずピックアップ
皆さんはハムバッカーが好きですか?私は好きではありません。ハムバッカー搭載ギターに良い思い出がないのです。例えばシングルコイルのような鋭い音を作りにくかったり、レスポールであれば重すぎて弾く気にならなかったり、S-S-H配置のハイパーストラトであればピックアップの切替で音質が変わり過ぎたりetc。好みの音質でない事に加え、ギターの仕様によっても苦手なイメージがついてしまっています。ということで、今回は嫌いなハムバッカーを好きになるために理解する企画です。ハムバッカー嫌いは集まれ~
(前回までのあらすじ)・うんこギター・ギターダー、うんこギターを買う。・FernandesSFR-50ジャンク再生1・FernandesSFR-50ジャンク再生2ピックアップを外しました。まず位相をチェックします。不具合の原因と言えるほどの素人修理が施されてはいたものの、回路的にはオリジナルのままだと思われるので大丈夫だとは思いますが、特にダブル・シングルコイルというのは初めてなので一応チェックしてみたところ、4つとも全て「逆位相」でした。「逆位相でした。」と言うと「
皆さんはピックアップのポールピースと弦の距離は何を基準に決めているでしょうか?私はマグネットが弦振動に影響しないトーンと思えるギリギリまで弦に近づけています。以前、当ブログでもピックアップを下げ目の設定は音像がヌルくなるので好みではないとも話しておりましたね。しかし最近、弦とピックアップの距離は少し下げ目の方が良いなと考えるようになりました。今回はその経緯をお話したいと思います。1.ポールピースと弦の距離による音質の違いまず、一般的なピックアップの高さ(ポールピースと
ストラトキャスターのリアポジションが扱いにくく苦手意識を持っている方は多いと思います。理由としては、リアのシングルコイル(以下、リアシングル)は高音域しか出ないカリカリした音であるため、現代音楽にマッチしにくい、減衰が早くて弾きにくい等があります。今回は、そんなリアシングルが扱いづらい音になってしまう原因と対策について考察します。1.リアポジションが高音域しか出ない理由そもそものお話しですが、なぜリアポジションの音が高音域にフォーカスされているのかというと、音の性質として「振幅
以前、ストラトキャスターの改造の回の中で、スタックタイプのハムバッカー(DiMarzioHS-4旧YJM)に交換したことがありました。詳細はそちらを見て頂くとして、結果的に申しますとハリが弱く、分離感の悪いシングルコイルらしからぬトーンになったため、元のピックアップに戻しています。こうしたことから、スタックタイプハムバッカーにシングルコイルの音を期待してはいけないという教訓が生まれましたが、その後イングヴェイはトーン回路を結線しないという情報を得まして、あのハリの弱さ、分離感の悪さ
私、メインのストラトのポットを500KΩ、コンデンサの静電容量を0.022μFにしています。これは高音域のレンジを広げて、音像のハッキリした音にすることを狙っています。この改造を施してから、ギター単体で聴けばコードの分離感や艶を感じられ、聴感上はバランスのいい音に聞こえます。しかし、これがアンサンブルに入るとフロントのリードプレイにおいては今一つ中音域が抜けてきません。これはギター単体で出音帯域のバランスを整えたために、バンドアンサンブル上でパートが持つ役割(帯域)がボヤケてしまってい
株式会社ダートロニクスの研究所の最上階のベランダからスマホで撮影した火星です。赤いですねー。望遠鏡ではなく、スマホで撮りました。火星が赤いのは、火星人が戦争をしていて大量の血で大地が赤く染まっているからだと、昔の人は考えていたそうです。自由な発想でいいですよね笑え?昔の人は馬鹿だったのかって?いやいやいやいや、現代の人類も相当な馬鹿ですよ。いかに巨大隕石や異常気象に対して対策をして人類を存続させるかを考えなければならないっていう時に、人類同士で戦争だか侵略だかして揉めてるわけで
先日リサイクルショップで見かけてからとても気になっていたギターを買ってきました。フェルナンデス製。ヘッド形状はFRシリーズをやや大きくしたような感じです。ボディーです。やはりFRシリーズのようにストラトを一回り小さくしたシェイプですが、丸みがあります。あぁー、バーバリーを丸めて下敷きに。。。今度クリーニングに出そう。さて、このギターをネットで調べたところ、おそらくLE-1ZのSSHではないでしょうか。ネットだとピックアップが3S、つまりシングルコイルが3機のものしか出てきませんが
今年話題のフェンダーアメリカンプロフェッショナルⅡストラトキャスターを弾きました。このシリーズのジャズマスターも弾きたかったんですが品切れでした。残念!見た目は普通のストラトですが、色々改良されているそうです。アメリカンデラックス→エリートクラスではなく、アメリカンスタンダードからの流れだそうで、だからロックペグ無し、ノイズレスピックアップではないんですね。ヴィンテージスタイルが基本かな。リアのトーンコントロールがタップになっていて、押す(高くなる)とフロントの音が足されて太
ブラッド・ギルスが導入したことを皮切りに広まったピックアップのSSH配置。現在ではスタジオミュージシャンが使っているイメージが強いと思います。昔から「万能」と言われているこのレイアウト。確かにハムバッカーもシングルコイルもついて牛丼とかつ丼の相盛りのような欲張りな仕様です。ズ、ズルいぞSSH!ということで、今回はピックアップのSSH配置について考察です。1.私のSSH配置に対する印象私のSSH配置に対する印象。それはYAMAHAPACIFICA612V。このギターはリアピッ
ずっと悩んでいたストラトのリアピックアップ交換。思いきって載せ替えてみました。交換するギターは2012年製のFenderAmericanStanderdStratocasterです。このギターはユニバーサルミュージック本社で行われたイベントで、吉川友さんに弾いて貰った事のあるギターですよメチャメチャ悩んだ末、選んだピックアップがこれです。SeymourDuncanSL59-1bシングルコイルサイズのハムバッカーピックアップです。
いや、ギターのPOTは何kΩを使いますか?っていう話ですよ。事の発端はSquierbyFenderのAffinityStratocasterの配線です。昔からシングルコイルには250kΩハムバッカーには500kΩと相場が決まっていますが、シングルコイルなのに3つとも500kΩが使われていまして、何故だろう?と。ちなみに一番下のPOTだけ16mmPOTで小さいのは、24mmPOTだと本体のキャビティのザグリにギリギリで干渉して、POTの取り付け方によってはピックガードが本
リプレイスメント系のピックアップでよく見るポールピースの面取りですが、なんでも海の向こうではあれに飾り加工以外の意味があるとか、ないとか、言われてるとか、言われてないとか(どっちやねん)。調べたらちょっと面白かったので紹介しますね。「beveledpolepiece」(面取りされたポールピース)で検索するとFenderやDuncanのフォーラムサイト(英字)に辿り着きます。そこで、面取りの理由とされているもの、面取りによる音への影響についての問答内容を以下にまとめました。※フ
ここらでちゃんとギターの話もしておかないと…とか思いつつ。私はほぼ全てのギターにノイズ対策のキャビティー内シールド処理をしています。そのことについてはいろいろな意見があると思います。映像等でストラトキャスターを演奏した後、すかさずボリュームノブをゼロにする光景は多くの方が見ていると思います。シングルコイルピックアップはハムノイズが発生するので、高価なビンテージギター等は特にですが、演奏後にボリュームを切ってノイズが出ないようにする必要があるのです。シールド処理をすることによりシングルコイル
エレキギターを購入しました。SquierbyFenderCYCLONEです。今回はこのギターのインプレッションを行います。時に、本当に自分が欲しいと思ったものなのか?という疑念は常に持つべきだと思います。特にSNS上で交わされる機材情報をみていると世間的に価値があるとされているものほど良く見えたりして、いつの間にか自分に必要なモノかのように錯覚してしまいます。そうした場合、手に入れた途端に魔法が切れたかのように興味がなくなってしまうなんて、ありがちなお話だと思います。
ギターの改造においてポピュラーなピックアップ交換。しかし、ピックアップを交換することで理想のギタートーンが補償されることもなく、パーツ自体が安くはないことから博打に近い行為でもあります。今回はピックアップ交換を検討している方向けの「失敗リスクを抑えた購入の流れ」および、「ピックアップ交換の優先度」の考察記事になります。1.ピックアップの役割についておさらいピックアップは弦振動により生じる音を拾うマイクです。新しいピックアップを購入する前に、以下のピックアップマイクの原則を押
前に下記の記事を書いた時にピックアップをフロント:ダンカンSSL-1ミドル:VanzandtROCKリア:ダンカンSSL-3にしました。『SSL-1vsSSL-3vsVanZandtROCK』ストラトのピックアップを載せ替えたので、元のってたピックアップとの比較レビューをしました!比較音源も載せましたので、ピックアップ選択のご参考になればと思います…ameblo.jpリアにSSL3がかなり良い結果だったので、フロント→リアに向かって音の太めのピックアップが良いのでは?と
トレモロスプリングの性質と調整の考え方について確信が得られましたので書き起こします。1.トレモロスプリングの性質まず、トレモロスプリングの性質として前回までのおさらいと追加分を以下に示します。追加分は内容が重複していますが、セッティングを行う上で忘れがちな要素なので強調させてもらいます。・スプリングの伸びが少ないと、響きが多くなりローミッドの倍音構成が複雑になる。半面、弦のテンションが弱くなり音圧が下がる。・スプリングの伸びが多いと、響きが少なくなりタイトな音になる。半面、弦の
ストラトにはSSHレイアウトというものがある。これは安易に手を出すべきではない。確かな技術と目的をもってして初めて成立するギターである。しかし、楽器屋やギター講師系Youtuber(詐欺師)が「どんなジャンルにも対応できる」などと吹聴しているのを散見する。あんなのに洗脳されている人たちを不憫に思う。SSHはその名の通り、シングルコイルとハムバッカーが共存しているレイアウトだ。ナローレンジなハムバッカーと、ワイドレンジなシングルコイルで用途を使い分けることで成立する。いや、しっかり使い分
買ったよ。ピックアップ。またオンライン楽器屋さんでアイバニーズのハムバッキングピックアップ、infinityシリーズのinf1とinf2。inf3とinf4は良く見かけるんですけど、1と2はあんまり見ない。とりあえずネットで調べてみたらアイバニーズがディマジオと協力してピックアップを開発したのちにその技術を活かして作った物だとか…その後inf3と4にモデルチェンジしたけど個性が無くなったらしいinf3と4も気になってたけど…カーオーディオのアルパインが以前ラックスマンと協力体制に
最近めっきり寒くなって、気候の変化に伴いギターの状態も様々に変化してきています。寒くなるとネックの反り加減はもちろんですが、木の収縮によってフレットの浮き、乾燥による木部割れなども起こりうるので、手持ちのギターは全てメンテナンスを行います。でもギターを何本も持っているような機材大好き人間(自分)にとっては、全てのギターのメンテナンスを行うのはなかなかの重労働でして…そこで考えたのが「ギターラインナップの最適量について」僕のような機材大好き人間が手持ちのギターを1本に絞るなんて