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●三戦(サンチン)で、体を締めるとは?こんにちは。川村義之です。空手形の三戦(サンチン)では、体を締めることが、要求されます。三戦で、体を締めるとは、どういうことを指すのでしょうか。体を締めるとは、力むことではなく、姿勢を正確につくることなんですね。表層の筋肉が力むと、動きにくくなり、居着いてしまいます。武術として考えると、自分から居着くのは、よくないですよね。三戦には、姿勢の要点がたくさんあり、それを守るのが、三戦の極意です。姿勢の要点を守り、体を、構造的に強い状態にするとい
「サンチン講習会」のお知らせ講習内容肚をつくる沖縄古典空手肚道伝心会のサンチン(三戦)型の順番、型の構造的強さ、型の応力、圧搾呼吸、呼吸力、検証のための対錬サンチンの型で体が作り変わると、流派門派に問わず他の型にも活きてきます。筋力に頼らない型の力を身につけます。意識的な力を使い、肩甲骨を下げたり、背骨を伸ばしたり、仙骨を入れるなどの身体操作は厳禁です。意識的な身体操作はエネルギーが通らない#武術空手#統一体意識的な身
6月に沖縄稽古会を開催内容基本、サンチン、ナイファンチン分解座波心道流空手藤中稽古会お問い合わせform1ssl.fc2.com
手が臍の下、足が鳩尾と繋がる感覚があってはじめて肚感覚が芽生えてきます。そしてこの感覚として捉えた肚を頭部の中心で圧搾することで「力」が出現します。頭部の中心で圧搾するとは、不思議な表現のように思われるかもしれませんが、呼吸のことです。しかし、それは一般的な呼吸とは異なります。胸式でも腹式でもありません。肚を圧搾するという表現から、息を激しく吸ったり、激しく吐いたり、あるいは腹にぐっと力を込める呼吸と思われるかもしれませんが、そのような呼吸ではなく、頭の中心である鼻
古伝空手の突きは、現代空手の突きとはまったく異なるものです。それは、力強い突きにはみえないが、大きなエネルギーを内包した突きです。相手に軽く触れるだけで相手の体内に浸透し、相手を崩します。古伝空手の突きは背骨の連動や手首の返しによって力を相手に伝えるものではなく、わずかな拳の接触でも相手の身体内に浸透し、相手を倒すような突きなのです。この古伝空手の突きを行う際に重要なのが拳の握り方です。拳をギュッと握り締めるのではなく、柔らかく握ります。柔らかく握ってもそれは決して弱い握りではありません。
サンチンの型稽古における重要な注意点として、「作った動きをしない」ということが挙げられます。これは、単に形状を作るだけでなく、その形態を維持するために働く力の流れを感知し、それに沿って動くことを意味します。初心者の段階では、力の流れを感知することは難しいかもしれません。そのため、最初は自分の意図に従って動くことになります。しかし、正しい形状を作ることで力の流れが生じ、練習を重ねることでその流れを感知できるようになります。型稽古が進むにつれて、力の流れを感じるようになると、自分の身体に内在して
毎週木曜日は山形稽古会内容姿勢、サンチン、ナイファンチン分解滝山コミュニティセンター|山形市公式ホームページ山形市公式ホームページwww.city.yamagata-yamagata.lg.jp座波心道流空手藤中稽古会お問い合わせform1ssl.fc2.com
サンチン講習会を終えてサンチン講習会は無事終えることができました。参加してくださいました皆様へ、改めて心より感謝申し上げます。ご自身の武術や日常に活かしていただければ幸いです。懇親会もすごく楽しかったです。今回も公開できない㊙内容の話で盛り上がりました。次回は5月26日(日)を予定しています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。4月20日のサンチン講習会を終えて#空手教室2024年4月20日実施のサンチン講習会について。とても充実した講習会
武術的な力を生み出す腰回りの状態である「命門の開き」は、太極拳や古流武術、剣術、馬術、ヨガなどでそのやり方は様々ありますが、その一つにサンチンの運足があります。サンチンがなぜあのような踏ん張れない立ち方をするのか・・・・その理由はその立ち方で歩けば、その結果、命門が開くからです。命門の開きは武術の稽古目的の一つではありますが、それ以上に養生の観点からもおすすめできます。武術が年齢に関係なく、何歳になってもできるのは、この「命門の開き」によってエネルギー(活力)