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あらすじ空は青く、誰もが笑顔で、子どもたちの楽しげな声が聞こえてくる。そして、窓から見える壁の向こうでは大きな建物から煙があがっている。時は1945年、アウシュビッツ収容所の隣で幸せに暮らす家族がいた。感想『アンダー・ザ・スキン種の捕食』のジョナサン・グレイザー監督監督最新作。第76回カンヌ国際映画祭でグランプリ受賞作。1945年、大量のユダヤ人を収容、虐殺を行ったの隣の敷地に暮らす家族の生活を描く作品。通常撮影以外に小型カメラを30台設置し、自然光のみで撮影さ
公開2日目です。どの映画館も満席に近いのを知り、家を出る前にweb予約してから、15時台のを鑑賞してきました。最前列まで売れていました、ほんとに残りわずか。こっ…こんな…意味深な真っ赤なお花のデザインのパンフ表紙。やたらとお庭で栽培している赤い花が、本編でもたくさん映されていました。この映画、HPであらすじをチェックするだけでなく、いち早く見た人のレビューを読んだり、作品名でググってwikipediaを読んで行ったほうが確実に理解が深いです。予備知識無しで行くと、暗視カメラの映像(りん
映画「関心領域」2024(令和6)年5月24日公開★★★★☆原作本「関心領域」マーティン・エイミス早川書房(ドイツ語:字幕翻訳松浦美奈)子沢山のドイツ人の家族が川のほとりでピクニックし、水遊びを楽しんでいます。自宅に戻ると、そこは手入れされた広い庭園のある豪邸。花壇にはバラやダリア、ヒマワリなどが咲き誇り、菜園にはキャベツやカボチャなどの野菜も実り、蜂蜜もとれ、芝生の中央にはすべり台つきのプールもあり庭師やメイドや運転手・・使用人も大勢いるセレブな一家のようで