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(前回からの続き)ミックもキースもウイルターン公演の時は59歳。偶発的にしても素晴らしい奇跡的なコンサートになった。この時の「リックス・ワールド・ツアー」における会場を大中小に分けて演じられるトリロジーのアイデアは3年前の1999年「NOSECURITYTOUR」の時に原案が論じられていた。僕はこの時期ストーンズの宿泊ホテルのバーやロビー、またバックステージのオフィスで度々面白い経験をした。それはツアーの親玉マイケル・コールのスタッフに紹介され、面白いミーティングに参加したこ
もう、びっくりしてたまげた。ストーンズのチケット価格である。ツアーが発表されてネット上に売り出し画面が登場して、その値段を見たファンからガンガンとメールが来るようになった。なんと座席付きのセクション2最前列が、674,775円、約70万円である。($4,498.50×150円)びっくりして言葉が出ない。今まで経験してきたコンサートで一番高額だったのは南米のコンサートだった。確か22万円であった。その3倍である。円安を考慮に入れても無謀な価格である。これではコンサートに誰も行
ローリング・ストーンズの2002年のライヴがもうすぐ発売になる。(3月8日が発売予定になっている。)これまで沢山のライヴ映像が制作発売されてきたが、このウイルターン劇場のライヴはかなり上位の特別の内容である。まず何と言ってもミック・ジャガーが尋常では無いのが了解される。まるで何かが憑依したような感じだ。そしてキースとロニーのギターの絡み方が素晴らしい。チャーリーのドラムも緩急自在で絶好調だ。そして全員がゴキゲンなのがいい。実はこのショーは訳があって楽屋口から入り、身障者
ひとつ前の当ブログで、チャック・ベリーさんはロックンロールの創始者のひとりであり、のちの音楽を目指す若者たちに多大な影響を与えました。ロック、ポップスと名のつく音楽でベリーさんの影響を受けていないものなんかないといっても過言ではないと思います。特に、ベリーさんのギター・リフなどはかなりのミュージシャンに遺伝子が引き継がれています。ビートルズも「ロール・オーヴァー・ベートーベン」「ロックンロール・ミュージック」といった曲をカヴァー、レコーディングしています。『ビートルズBBCライヴ』にも、「ジョ