オオクワガタとは
オオクワガタは、コウチュウ目クワガタムシ科に属する日本最大のクワガタムシです。乱獲により大きな被害を受けており、新聞やテレビでも取り上げられたほど被害は深刻です。さらに、森林伐採などにより、野生種の生息が危なくなり、2007年に準絶滅危惧種から絶滅危惧II種に引き上げられました。オスは大きな内歯1対と先端部分に小歯を1対備えた大顎が特徴です。生息地帯は日本全域ですが、ブナの原生林やクヌギ林などに集中しています。生態として、5~6月頃から活動し始め、夜行性のため昼は姿を見せず、夜になると樹液を吸うため大木などに集まってきます。9~10月には越冬の準備に入り、翌年の5月頃まで活動を休止します。オオクワガタの飼育日記や特徴、生態についてのブログがあります。