ブログ記事1,104件
ベッドのマットレスに木綿わたを使った敷ふとんを乗せて使う!ベッドに敷ふとんだって!?それは変だ!邪道だ!おかしい!全然、そんな事はありません。むしろ睡眠環境の事を考えると非常に理に適っているんです。●ベッドに綿わた敷ふとんを乗せた場合の良い事(利点)①寝床内環境(温度と湿度)が良くなる金属やウレタンで出来ているベッドマットレスはまず汗吸いが悪く、金属コイルの場合は保温性も悪いです。綿わた敷ふとんを乗せる事で、汗吸いも保温性もどちらも補ってくれます。②耐圧分散性(フィット性)が良く
色々とバタバタしてまして紹介が遅れてしまいましたが、昨年10月に地元の進学校三島北高校で「睡眠講座」を行ってきました。今年度、三島北高校の保健委員会さんが睡眠の研究を行っているので、保健委員会の生徒さんに「睡眠の話をして欲しい」との事でした。せっかくの機会と言う事で保健委員会の生徒さんだけじゃなく一般生徒さんから希望者も募って、30名ほど集まってくれました。毎年行っている韮山高校や数年前に行った富士宮東高校では1学年全員が対象でしたが、今回は1クラス分位の人数という事でやりやすかったです。
羽毛ふとんを長年使っていると、特定のマス目だけスカスカになるケースがあります。多くは襟元や足元、中央部分ってケースもありますね。側生地はまだ何とかなりそうだし、スカスカのマス目に新しい羽毛を部分的に足せば大丈夫って思いたい所ですが、それは少し待ってくださいね。この部分補充を「クリックリフォーム」と呼んだりして、「羽毛布団の丸洗いとセットで格安でやりますよ!」みたいなキャンペーンを行うふとん屋さんもあります。このキャンペーンについても少し注意が必要ですが、まずはクイックリフォームの注意点から
今月の中頃ですが、お母さんと息子さんが二人で「羽毛布団の作り直し(リフォーム)」のご注文にいらっしゃいました。下の写真の羽毛布団です。ひとまず、お持ち頂いた羽毛布団をチェックしますと…見た目はキレイだし、ボリュームもちゃんとあるし、目立った偏りもないし、生地が破けているわけでもない…ボリュームがあり過ぎて保温力が高く使い辛いのかな?それともサイズを変えたいのかな?色々と想像しましたが、とにかく尋ねてみます。「こちらの羽毛布団を使っていて何か支障がありますか?」すると、お母さんではなく
快適な睡眠をえるには色々と注意するポイントがあります。朝起きたら朝陽を浴びよう、朝ごはんを食べよう、カフェインを摂る時間に気を付けよう、寝る何分前に入浴しよう、等々。ポイントが沢山あり過ぎて大変と感じる人もいるでしょう。そこで今回は睡眠相談の経験と現代人のライフスタイルから個人的に最優先すべき改善ポイントを提案します。それはずばり「夜を過ごす部屋の照明」です。この照明を『オレンジ色(電球色)』に変更して欲しい。まず最初はこれです。快適な睡眠のためには体内時計を自然のリズム(社会のリズム)
イタリア製高反発寝具メーカー「マニフレックス」から発売されている枕の中に『ピローグランデ』というタイプがあります。このマニフレックスを扱う正規販売店として、この枕を購入する時に「注意して欲しい事」を実例を交えて今日は紹介します。昨年ですが若い男性のお客様が枕の相談にいらっしゃいました。最初に「マニフレックスの枕の『フラットピッコロ』もしくは『ピローサンパウロ』を試し寝したいんですけど」っておっしゃられました。平均的な体型の男性だったので、私からは「ありますので、持って来ますけど、恐らくお
先月ですが、2006年に当店でマニフレックスの三つ折マットレスタイプ「メッシュ・ウィング」をご購入頂いた私と遠縁のお客様が10年後のメッシュ・ウィングを持ち込んでくれました。見た目、形は変わってませんね。耐久性の無い商品だと10年も使えばお尻の部分が凹んでしまいますが、流石はマニフレックス、こちらは大丈夫です。マニフレックスのメッシュ・ウィングなら購入後10年以内に芯材の著しい形状変化があれば保証の対象となり、新品と交換が可能です。こちらの状態では保証の対象にはなりません。ただし、畳んで
ユニクロさんのおかげで「メリノウール」って言葉を見聞きする機会が増えていると思います。柔らかいし、暖かいし、化繊とは違ってムレ感がほとんどなくて気持ちイイですよね。衣類のみならず、このメリノウールを使った暖か寝具も当然ありますよ!下記の通り、先日発行しましたウメナ寝具通信の「2024冬号」でも紹介しました。メリノウールは毛質が柔らかいのでウール製品はチクチクして嫌って方でも大丈夫だと思います。騙されたと思ってとりあえず触ってみて欲しいです。★冬の注目暖か寝具その①-A【メリノウール
またまた今日ジャパネットさんが西川さんの羽毛布団をチラシで大々的に紹介しています。一昨年、昨年の文化の日もそうだったので今年で3年連続になります。これは文化の日の恒例行事ですね。当店は昨年のチラシを残してあるので、今年の品と比較しましたけど流石に今年は5,000円高くなっています。これは当然です。皆さんご承知の通り物価は高騰していますから。毎年思いますけど、当店は色々な理由で西川さんの羽毛布団は仕入れなくなったから良いのですが、今も西川さんの寝具をメインに扱っている店は大変ですよね。こんなチ
マニフレックス等の高反発マットレスを使った人の中には起きたら体が痛くなる人がいます。痛くなるとは肩こりとか腰痛の様な状態というより、筋肉痛の様な状態に近いです。この様な状態になる方の特徴としてA、痩せている人(筋肉量の少ない人)B、お年寄りC、布団を使ってきた人が挙げられます。恐らくですけど、この様な状態になる原因は「高反発素材の特徴である体を押し上げる力に対応する為の筋肉が足りないから」です。痩せている人は筋肉が少なく、お年寄りは筋肉がつくのに時間が掛かり、布団を使ってきた人は
数ある寝具の中で最も優先順位の高い寝具が『敷寝具』です。枕でも羽毛ふとんでもありません。敷寝具とは具体的に言うと敷布団やベッドマットレス等がそうです。睡眠中に体の下にあり、体全体を限りなく直接的に支える目的を持った寝具の事ですね。今持っている敷寝具の上に乗せて支えたり包んだりする力を補う目的のオーバーレイマットレスやマットレスパッド等も敷寝具と言えるでしょう。この敷寝具は睡眠の質に対して非常に大きな影響力を持つのです。枕が合わないと悩む人の多くがそもそも敷寝具が体に合っていない事が根本的な
最近、ジワジワと人気の出てきたマニフレックスを始めとする「高反発素材」の敷寝具ですが、もちろん中には体に合わない人もいます。それでは、どの様な人が合わないのか。これまでの接客やレンタルサービスの実例から検討してみると、以下の3つのポイントを挙げることが出来ます。①ふとんを使ってきた人ふとんとはワタ入りの敷ふとんのことです。ベッドマットレスを使ってない人とも言えますね。ただ、敷ふとんと言っても、ヘタってペタペタに硬くなった敷ふとんじゃないです。むしろ硬い敷ふとんに寝てきた人は高反発素材を
ウメナ寝具では仕上がりA4サイズで二つ折りの「ウメナ寝具通信」という簡単な季刊誌を発行しています。季節のオススメ商品や睡眠に関する情報を冊子という形でも発信しています。以下は今月発行2024年冬号の内容です。ちなみに表紙の水彩画は社長の杉本政博が描いています。過去に書いた水彩画でポストカードも作りましたよ!●関連ページ当BLOG⇒快眠アドバイス(2023年12月31日)『寝具(布団)を買うのではなく睡眠(眠り)を買おう』当BLOG⇒新商品(2021年8月2日)「MASAのポス
大人は足が冷えると眠れません!なぜなら眠る時には深部体温を下げる必要があり、この深部体温の低下のキッカケとして手足からの熱放散を行うので。もし季節や体質が理由で足が冷えて寝つけない場合は「湯たんぽ」もアリですが、『自然素材を使った靴下(ソックス)』もオススメですよ。【「自然素材」を使ったおやすみ暖かソックス】当店は自然素材の綿(コットン)、絹(シルク)、毛(アンゴラ)を使った「おやすみソックス」を扱っています。特に暖かいのは「毛(アンゴラ)」を使ったタイプですね。カシミヤやウールと同じ
「デジタルデトックス」って言葉を聞いた事がありますか?DIGITALDETOXJAPAN(日本デジタルデトックス協会)によると、デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。と、あります。協会のWebサイトはこちら⇒https://digitaldetox.jp/正直、このアドバイスを書こうと改めてデジタルデトックスについて調べた
掛ふとんには原則として「掛ふとんカバー」を掛けます。本体の掛ふとんの汚れを防止する事が基本的な目的ですが、羽毛ふとんなら本体の生地に傷が付くのを守る事も含まれます。この掛ふとんカバーですけど、寒い季節は柔らかくて、ふんわりして、掛けた瞬間にヒヤってしないモノが欲しくなりませんか?そんな時にオススメするのが『毛布が要らない掛ふとんカバー』です!布団を掛けた時のヒヤってする肌触りが嫌で毛布を使う人は多いと思います。その毛布が要らなくなるんで、そんな呼び方をしています。寝具業界では昔からタオル
押し入れに使わなくなった手づくり綿ふとんや座布団が眠っていませんか?手づくり綿ふとんや座布団は昭和の時代まで、結婚の時に掛ふとん、敷ふとん、座布団をセットにして嫁入り道具として揃える習慣がありました。その時に揃えた綿ふとんや座布団が令和の今、押し入れで眠っているご家庭は少なくありません。※1974年の当店のチラシです。結婚の時の品だったり、両親からの贈り物だったり、綿ふとんや座布団は"ただのモノじゃない"事が多いので、使わなくなっても捨てるに捨てられないんですよね。でも安心して下さい。日
睡眠は人の免疫力に大きな影響力を持ちます。これはつまり、質の悪い睡眠は免疫力を低下させ、様々な感染症にかかりやすくなると言えるのです。簡単に言えば「ちゃんと寝ないと風邪をひく」のです。そして、ちゃんと寝る為に大切なのが「ちゃんとした寝具を使う」という事です。特にこの冬の時期はインフルエンザなどの感染症が流行りますのでより注意しないといけませんよね。冬のちゃんとした寝具選びでも気を付けたいのが「吸湿性」です。人は眠ろうとすると汗をかきます。これは寒い冬でも同じです。かいた汗を寝具が吸収
今年のゴールデンウィークはおかげ様で貸し布団が盛況でした。人が移動している、帰省しているって実感しました。天気も良かったのでほぼ毎日貸し布団の布団を干して、また貸し布団をセットしてという前半でしたね。後半は綿ふとんや座布団の「リメイク」の相談が多かったですね。家の片付けをされた人も多かったんでしょうね。特に打ち直しを行って『「夏用の薄い肌掛ふとん」にリメイクしたい!』ってお客様が多かったです。ちょうど1年前に『「肌掛ふとん」を作りませんか?』ってお知らせを出したんですが、本当に多くの
ここ数年、通販で羽毛布団を買って失敗した方が、やっぱり現物を見て買いたい、相談したいとご来店されるケースが増えています。今日はそんな方の失敗事例を挙げたいと思います。【失敗①】臭い羽毛は水鳥の体毛が原料です。ちゃんと洗浄をしないと動物臭が残ります。価格を抑えるために洗浄が不十分な状態の羽毛を使うと、その臭いが強烈に残って、干しても干しても無くなりません。しかも、「羽毛は動物の毛なので臭いがあって当然、それから臭いの感じ方は個人差がありますので不良品ではありません。」こんな風に販売サイドか
最近は自分に合った枕を欲しがる方が増えている為、枕の中材の量を調整して高さを自由に変更できるタイプの枕が主流です。流行りのオーダーメイド枕も当然その様な構造の枕です。ただ、magniflexやBodydoctor等のスポンジみたいな材質を使った枕は形が一定のものが多く、製品として高さ調整が出来ません。たとえ試し寝をして買っても家では合わないというケースがあります。お店で試し寝する敷寝具を家と完全に同じには出来ませんし、家でパジャマで眠るとまた少し違ってくるものなので。それに体型の変化など
この前、昨年末に「婚礼座布団をリメイクして欲しい」とご相談を受けて【わたがえり】で『長座布団』にリメイクした品をお渡し致しました。こちらがお持ち込み頂いた婚礼座布団(5枚)です。そして【わたがえり】した『長座布団』がこちらになります。この長座布団ですがワンちゃんと旦那さん用です。こちらの小さい方がワンちゃん用、そして大きい(長い)方が旦那さん用になります。ちなみに、こちらのお客様ですがご自身のInstagramにもこの【わたがえり】を載せてくれました。是非ご覧になって下さい。htt
生地と生地の間に薄く"わた"を詰めて細かくキルティングを施し、敷寝具に乗せて使う「敷パッド(パッドシーツ)」と言う寝具があります。一部の品には付きませんが、4隅にゴムバンドが付くタイプがほとんどです。ベッドマットレスやマットレスタイプの敷ふとん等を使う場合、それ自体が汗を吸う力が弱く、"わた"を入れないシーツを敷くだけでは寝具が蒸れてしまいます。睡眠において「蒸れ」は「気持ち悪さ」と同義です。当然、睡眠の質が悪くなります。この様な汗吸いの悪い寝具のサポートとして使うのが、"わた"を入れる「
冬の掛寝具の定番である「羽毛ふとん」ですけど、実は羽毛ふとんが苦手な方、不向きな方がいます。その筆頭が子供です。羽毛ふとんは、水鳥の体毛(羽毛・ダウン)を側生地に詰めた寝具になりますが、この側生地は超高密度な仕様になる場合が大半です。羽毛は布団の側生地に本当に小さい隙間(穴)があればそこから吹き出してしまうんです。なので基本的に密度の荒い側生地は使えないですし、他の布団に使う様な一般的な側生地でもダメなんです。その為、羽毛ふとんは側生地を補修する時も縫うのは厳禁ですし、側生地が傷まない様
近年、睡眠に対する価値観が高まってきて、睡眠を大切にしようと考える人が増えてきたと思います。それと付随して睡眠と関わりの深い寝具への価値観も高まり、寝具を重要なモノだと考えてくれる人も増えてきたと感じています。そんな情勢に反応して色々な会社がテレビ、ネット、新聞などの主要メディアを通じて通販を行ったり、大々的に広告を出しています。特に需要の多い枕や敷ふとん(マットレス)の通販や広告は目にする機会が多いですよね。□体を計測して作るオーダーメイド枕(オーダー枕)に2万円~4万円□特殊なカ
今日紹介するのはこの夏から始めた新しいサービスです。羽毛ふとんの「寝袋(ダウンシュラフ)」への【リメイク】上のパンフレットにある通り、羽毛ふとんを「寝袋(ダウンシュラフ)」へ作り変えるサービスをスタートしました。必要は無いのだけれど捨ててしまうのは勿体無いと思っている羽毛ふとんがありましたら「寝袋(ダウンシュラフ)」に作り変えて『もしもの時の備え』にしませんか?ただ、寝袋に詳しい方なら分かると思いますけどキャンプ用として販売されている羽毛の寝袋の方が値段が安いです。そちらは大量生産出来
当店で取り扱っているイタリア製高反発マットレスブランドのマニフレックス(magniflex)ですが、日本限定で「三つ折りマットレス」タイプを作ってくれています。三つ折りマットレスタイプはベッドフレームに乗せて使ってもイイ、畳に敷いて敷布団感覚として使ってもイイ、とても便利なタイプです。日本の生活スタイルにマッチして人気があり「メッシュ・ウィング」という品は日本で最も売れているマニフレックスの商品(マットレス)だと思います。2024年2月の時点で販売が続いている三つ折りマットレスタイプは3種で
ここ最近、こんな相談でお越しになる方が増えています。「木綿ふとんや羽毛ふとんはダニや埃が出るから使わないで、洗える化繊の布団を使って下さい」と、医師から言われ、「洗える化繊の布団ってありませんか?」って相談です。医師がそう言うんだから、ここで化繊の寝具を勧めれば良いのかもしれませんが、寝具と睡眠の専門家としての信念から、一言アドバイスを加えています。まず、ダニについて。木綿ふとんや羽毛ふとんがダニの温床なんて言われますが、これは正確にいうと「"お手入れしない"木綿ふとんや羽毛ふとん
夜の気温が下がり始めるこの時期、夜中に寒さで目が覚めてしまう。しかもなぜか布団が掛かっていない。こんな経験はございませんか?自身の経験としては無くても隣で寝ているパートナーや眠った子供の様子を確認した時、この様な寒いはずなのに布団を掛けていない状態に気がつくかもしれません。この原因は布団の中の「ムレ(蒸れ)」と考えて間違いないでしょう。人は眠りに入ると汗をかきます。これは季節に関係しません。特に徐波睡眠と呼ばれるノンレム睡眠の第3~4段階で汗が大量に出ます。もし使っている寝具の吸湿性が
当店はGreenDownProjectに賛同し、不要な羽毛製品を無料回収しています。羽毛製品とは羽毛ふとんだけじゃなく、羽毛を使った製品全般です。ダウンジャケットやダウンベスト、ダウンを使った寝袋なども対象ですよ。当店へお持ち込みの際はご予約等は不要です。当店の営業日、営業時間内でしたらご自由にお持ち込み下さい。もちろん、お持ち込みの際に当店で何か買い物をしなければいけないなんて事はありませんので、ご安心を!この回収した羽毛製品は三重県の羽毛洗浄工場に送り、「GreenDown」として有名