イングリッド・バーグマン

<第14回>――シバレンさんとも関係してきますので、話題を変えて、私の意外な趣味のお話をしておきます。話はちょっと遡りますが、私が四谷三丁目に引っ越して間もなく、駅前で「漫画教室」が始まったんです。私はウォルト・ディズニーの漫画の下書きを描く人になりたいと思っていましたが、日活の映画の方が売れちゃったので叶わなくなったの。それで17歳の時、東京オリンピックの年、念願の漫画教室に通い始めたんですが、彫刻のデッサンばかり。学校の授業みたいで退屈なんです。ある時、4コマ漫画を作るというのが

Casablanca死亡したと思っていた反ナチ活動家の夫ヴィクター(ポール・ヘンリード)と再会したイルザ(イングリッド・バーグマン)は二人でカサブランカへ来た。ポルトガルへ出国しようとしたが、すでにドイツ軍が支配しておりヴィザを取得できない。しかしドイツ軍の通行証を、昔付き合って今は当地にいるリック(ハンフリー・ボガート)<が持っているとの情報があった。リックはヴィクターが行方不明になった後に付き合った男性である。イルザはリックに拳銃を突き付けるが、引き金を引くことができない。映画関連

8月29日に生誕110周年と没後43周年を迎えるイングリッド・バーグマンの作品をご紹介しています。（1915年8月29日生誕-1982年8月29日没）『聖メリーの鐘』(1945)RainbowPro製作・監督レオ・マッケリー共演ビング・クロスビー、ヘンリー・トラヴァース撮影ジョージ・バーンズ【あらすじ】オマリー神父は危機に瀕した教会に派遣される。債権者の建築業者は教会の付属校を潰してガレージにしようとするが、これに学校の指導者のベネディクト尼は断固反対。進歩的