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また遅くなりました…いつも謝ってますね💦◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「入江くん…ぐすっ……どこ…ぐすっ…怖いよ入江くん……うっ…」病室のドアが勢いよく開いた。「琴子!」直樹は走って来たようで息を切らしている。中には担当の看護師や直樹の代わりに診察した医師もいた。琴子はまだ起き上がる力がないのか横になっていた。「入江くん?……ぐすっ…」琴子は手を声のする方へ持っていった。「琴子。なぜ泣いてる?」直樹は琴子を抱きしめた。「入江くんだ……どこいたの?ここどこ?うっ…ひっく…」
裕樹が入院して1週間が過ぎた。何事もなければあと1週間で退院出来る。今日、裕樹は車椅子に乗って、重樹の病室へ向かった。「パパ!」裕樹は傷が痛いのも忘れ、重樹を見るなり嬉しそうだ。「裕樹、具合はどうだ?」重樹は相変わらずの温かい笑で裕樹に尋ねる。「僕は大丈夫!それよりパパは?大丈夫なの?」「ああ。私も平気だよ。」暫くすると、琴子達も来た。「裕樹君、もう来たんだね。病室にいないからびっくりしたよ。」琴子が苦笑いする。「琴子お姉ちゃん、
お久しぶりです!いやー、全然更新できてなくて申し訳ないです。あと3日で帰る予定なのでまた更新していきます。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「で、プロポーズは?」みんなから視線が集まる。「入江君、もう言ったら?」「絶対嫌だ!」直樹は頑として言おうとしない。「パパ、そんなに恥ずかしいプロポーズしたの?」「直子は黙っててくれ。お前の秘密もバラすぞ。」直樹は大人気なく直子を脅す。「はーい。」「直子、秘密って?」「兎に角!プロポーズの言葉なんて言いません。」「入江、どんなプロポ
えーっと、2日お休みしてスミマセン、明日からちょっと里帰りしてきます。勿論更新はするつもりです。ただ、自宅でないので、インターネットの接続が出来ないと、更新出来ないかもしれせん。その場合、2週間ほどお休みすることになります。なんか色々言い訳つけて話を更新してないみたいですね…取り敢えず、色々試してみます、◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆端にいた直樹達は舞台へ上がった。周りがざわめく。「そっくりだな…はじめまして。」池永は愛想よく、子供達と話している。「初めまして、今日
重樹が家に帰り、琴子と直樹と2人だけの病室。琴子が再び目を覚ました。「入江君。」「なんだ?」「一つ聞いてもいい?」「ん?」「私の手術中に、私、心肺停止になった?」直樹は驚いた。「なんで知ってるんだ!?誰に聞いたんだ?」琴子はニコッと笑うと言った。「誰にも聞いてないよ。お母さんと空から見てたの。私の手術の様子。」「お袋と?」「違うよ。私の死んじゃったお母さんだよ。」直樹は半信半疑。「あのね、気づいたら雲の上にいて、お母さんが居たの。」「お義母さんが?」「そう。
(何コレ、真っ暗で白い光が点々と見える。私は今どこ?何してたんだっけ?あ、そうだ、退院して、みんなでパーティーしてたんだった!それで理美達に入江くんと目が合ってるって言われてじっとまっすぐ見てたら真っ暗の中に黒くて綺麗な丸が見えた気がするけど…あれ、入江くんの目な気がするのは気のせいかな?)琴子は、やはり思うように動かない体の暖かいところを動かした。力いっぱい動かし、頭が苦しいくらいドクドクと脈をうっている。琴子は苦しさに顔が歪んでいた。それに気づき必死で呼びかける直樹。ひたすら琴子の
家に入ると、裕樹が電話機の前でうずくまってた。「祐樹君!?大丈夫!?何処か痛いところある?」「お腹…お腹が痛い…」額に汗をかき、かなり痛そうだ。「頭は?」「少し…」琴子は裕樹の額に触れた。酷い熱だ。汗も酷い。「裕樹君、ここ痛い?」琴子は慎重に裕樹のお腹を触っていく。痛いところに当たり、裕樹は戻してしまった。「裕樹君、救急車呼ぶから待っててね。」そう言うと、裕樹の体制を変えた。「琴子くん、私が救急車を呼ぶよ。」「お願いします。」
こんにちは許婚がまだ書けてないので今週は奇跡の塊です直樹はベットの横にあるモニターを見た途端その場に崩れた。「よかった……生きてた……」「な、直樹くん、急に崩れ込むなんて心配させるなよ。」「すみません。」「まもなく主治医がこちらに来ますので。」看護師はそういうと頭を下げて出ていった。「直樹くん…これって…」「事故にでも会ったんだと思います…身体中なので殺人未遂とかそういうのではないかと…」「よかったというべきなのか……」「こんな状態でも生きてたのは奇跡ですね。」トント
やばい!全然更新できてなくてスミマセン◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇直樹達がロビーで待っていると琴子たちが出てきた。「ママ!」「お待たせ。」さりげなく直樹は琴子にKissした。「ママ、パパ、聞きたいことが……」「直子、なんだ?」「俺も…」「琴樹もか…」「「ママ、また妊娠したの?」」「「え?」」「本当?兄弟できるの!私妹がいい!」「うん!妹、欲しい。」「全く、直子と琴樹には敵わないな…」「だって、ママお腹庇ってたんだもん。」「そうそう!」「でも、まだ、おばあちゃん達に
琴子は舞台へ上がった。「皆さんお久しぶりです。今から同窓会を始めます。司会は入江琴子です。よろしくお願いしまーす。」「いぇーい!」歓声が上がる。「まだ入江なの?」という声は置いといて。「この会場は元A組入江君のお父様と弟の裕樹君に頼んで安く貸してもらっています。また、料理は元A組渡辺君のお父様にご協力いただきました。参加費は大人が1人2000円、4歳から10歳までは、500円、11歳から19歳までが、1000円、3歳までは無料です。皆さん楽しんでください。さて、ここで、学年主任だっ
次の日の朝、琴子は頭部検査を行った。その結果、琴子の脳の腫れはいつの間にか消えていた。「こ、琴子ちゃん?」「おば様……?」「琴子ちゃーん!」病室のドアを開けた紀子は琴子に抱きついた。「琴子ちゃん…目が覚めたのね……よかったわ。」「お袋、一旦離せ。琴子はまだ本調子じゃないんだ。」紀子は琴子から離れると直樹を真正面から見た。「なんで黙ってたの!」「おば様!ごめんなさい!昨日は頭がごちゃごちゃしてて……」直樹を責める紀子に、琴子が慌てて弁解する。「いいのよ、琴子ちゃん!」「は
happybirthdayNAOKI今年も直樹くんの誕生日がきましたね!正直なんの話にするか迷いました……今回は、直樹と琴子が婚約者になってからの直樹の誕生日です、ssssssssssssssssssssssssssssss夜、俺がへとへとに疲れて家にたどり着くとリビングには愛しい婚約者の姿。でも机に伏せて寝てしまっている。「おい琴子、起きろよ。」「ん〜?……おかえりなしゃいいりえゆん。」「こんな所で寝てると風邪ひくぞ。ん?それともバカは風邪ひかないってか?」「酷い!……入
「入江先生、この病気について、なぜ研究しようと思ったんですか?」「はい。私の婚約者が交通事故で意識不明になりました。それで治して助けたいと。」もう何度目だろう。毎回同じような質問。毎回同じような回答。直樹もうんざりしてきた。『若手イケメン天才医師』として有名になった直樹。でも直樹は、有名になりたくて研究したわけではない。人には言えないが、日本の医学に貢献しようというわけでもない。琴子を助けたかったから。でも病院院長に頼まれたらテレビの取材に受けないわけにもいかない。まだ琴子
ごめんなさい!金曜日には投稿できていたのに、投稿ボタン押し忘れてました💦◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆あれから5年の年月が過ぎた。琴子は昏睡状態のまま。直樹は昏睡状態を完治させるため脳外科に入った。「入江先生、今日、これから一緒にお食事どうですか?」「いえ。家に帰るので。先失礼します。」直樹は医者になっても、いままでどうり女性からの人気が高い。そして噂が密かに回ってた。ssssssssssssssss「ねえ知ってる?入江先生って婚約者いるんだって!」「知ってる!ショック
手術室の扉が開き、裕樹を乗せたベッドが出てきた。「裕樹君、おかえり。お疲れ様!」まだ麻酔が効いており、眠ってる裕樹に話しかけた。「入江さん、手術は上手くいきました。今からしばらく集中治療室で様子を見ます。今夜には一般病棟に戻れます。他にも話があるのでついてきてください。」「わかりました。裕樹君、また後で来るね。」琴子は看護師と先生と一緒に個室に入り、話をした。一般病棟では、個室が埋まっていて相部屋しかないこと。食事のこと。アレルギーのことなどを。「入江さ
直樹は医局に戻って大蛇森にさっきのお礼を言った。机に向かってカルテの整理を使用としても進まない。琴子のことが気になってしょうがないようだ。「入江先生、もう上がってもいいですよ。」いつもの速さは何処へやら。痺れを切らした脳外科部長が直樹に声をかけた。「え…でもまだ時間じゃ……」「入江先生、今やっても全然進まないんじゃないんですか?それなら明日の朝早めに来てやってください。」「じゃあ持ち帰ってもいいですか?」「…わかりました、いいですよ。」「ありがとうございます。お先に失礼しま
新しいお話出来ました!奇跡の塊は直樹と琴子の婚約後のはなしです。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「お兄ちゃんお帰りなさい。」「ただいま。」仕事から帰ってきた直樹を裕樹が迎えた。琴子はいない。「ママがさっきやることあるからって言ってご飯作っておいてくれたから食べてね。」「ああ。サンキュ。琴子は?」「さあ?まだ帰ってないけど?」「そうか。」直樹も裕樹もご飯を食べて寝る時になっても琴子は帰ってこない。「お兄ちゃん琴子遅いね。」「子供じゃないんだし、大丈夫だろ。」
何度も言ってる気がしますけど更新なかなか出来なくて申し訳ないです。ここ2日合宿があったんですけど、更新できるだろうとおもっていました。それが予想以上にハードで……後ですね、話が思いつかなくて…何とか松本さんの話で伸ばしてますけど。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇なのに…入江君はいつまで経っても私を見てくれない。一緒の大学で一緒の講義受けて、グループも一緒、部活も一緒なのに…そんな時、入江君が、東大のときの女といるのをみた。声をかけてみると、医学部の相原琴子ということがわかった。
結果直樹達の2点勝ちになった。テニス部の須藤達は琴子と試合をし、気力が失せたようだ。と言っても本番、琴子は緊張し、全然ボールが打てなかった。簡単なボール以外は直樹が打ったのだ。テニス部のみんなは少しオーバーに考えすぎのようだ。「俺たちの練習…なんだったんだ?」「入江の奥さん凄い……」「俺たちの苦労って……」結局、直樹は二日に一回のペースで琴子とテニスを一戦やる感じで学園祭の日が来た。「「琴子!」」「里美ちゃんにじんこちゃん!久しぶり!」「久しぶり!」「おお!相原!久しぶり
琴子は琴美を連れて斗南大学に来ていた。すれ違う人は大学に赤ちゃんがいることが珍しく、つい振り向く生徒が多かった。「失礼しまーす。」琴子がそーっとドアを開けると、啓太がいた。「け、啓太くん、他の人は?」「なんだ、琴子か。まだ来てない。そいつがお前の子供か?」「う、うん。琴美って言うの。」「ふうん。」琴子は抱っこ紐から琴美をおろした。「なあ、お前の夫って誰?」「え?…この子のお父さん。」「当たり前だ。そうじゃなきゃお前は夫を裏切っていることになる。そうじゃなくて名前だ。」
家に帰った琴子は重樹と紀子と裕樹に話をした。「今度、斗南高校の27回生全員で同窓会があるんですけど、会場、パンダイの会社の取引先とかで、安く貸してもらえる場所ありますか?」「琴子ちゃん、そういうことならいいわよ!裕樹、ロイヤルホテルの空きを確認したら?」「そんなに高いところじゃなくてもいいんです。500人規模のをお願いしたいんですけど…」「500人も居た?」「子供同伴OKなんです。私も子供達連れていきます。」「まぁ!素敵ね!じゃあハーバーホテルはどう?」「いいですか?3月26日なん
「琴子、あんたのダーリンってどんな人なの?」「な、何!?」看護学科の1日目が終わり、みんなで話をしていると、幹が琴子に聞いてきた。「ねぇ、入江直樹って知ってる?」「う、うん。」「私ね、その入江直樹のファンクラブ会長なのよ!だから、他の男に心奪われた女を友達にするのはちょっと考えどころなのよ。」「な…入江君は結婚してるよ?なのにファンクラブがあるなんていいの?」(正直私は自分の旦那さんのファンクラブなんて嫌だな…)「確かにそうね…モトちゃん、入江さんの奥様に了解貰いましょ!そしたら
お久しぶりです!家に帰ってきました!また更新していきます!今までどうり週5のペースで。(きちんとできるか不安……)これからもよろしくお願いします。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇私、松本裕子。大学3年の理工学部。因みに斗南大学にいる。自分でいうのもなんだが、頭がよく、運動もでき、美人だ。そんなできた私が斗南なんかに来た理由はただ一つ、入江直樹という男を捕まえるため。高校生になり、テニス部に入って暫くした頃、大会に出ることが決まった。勿論女子の部で優勝。男子の部は入
お久しぶりです相変わらず更新遅くてすいません◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇直樹たちの所へ琴子が戻ると、当然驚かれ、事情を説明すると『ママらしいや!』『本当にお前は…』などと笑われた。琴子はビンゴ大会の司会をすることになった。「皆さんお待ちかね、ビンゴ大会を始めまーす。」子供たちの歓声が上がる。「みんなはビンゴカードを取りに来てください。また、まだビンゴゲームを出来ない子はお母さんやお父さんとしてくださいね。」「「「はーい!」」」元気のいい返事が帰ってくる。景品は豪華な物ばかり。パンダ
ビンゴの用意をしに、里美と控え室に向かった。「琴子、これが1等でこれが2等でこれが3等で4等5頭6等7等8等9等10等よ。これが参加賞。琴子は参加賞持ってくれる?」「うん。」琴子が箱を持つ。「ママ!」「勝君どうしたの?」「なか!なか!」「おなか?あっ…」琴子が持ち方を変えると、みんなが思った。(((また妊娠!?)))「こ、琴子。また…妊娠した…とか…?」「え?あっ、と…そうなの。でもみんなには黙っておいて。」「分かったわよ。でも10人目!?多すぎるわよね〜いくら家がパンダ
また松本裕子の視線に戻ります◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇それから暫くして入江君は復学した。休学の理由を聞いても相原琴子と同じく家の事情だと一点張りだった。それから暫くして入江君は医学部に転部した。もう何が何だか分からなくなってきた。そして暫くして、入江君が相原琴子に合わせてくれると言ってくれた。もう会ってるけど、もっと一対一で話したかった。もっといっぱい話したかった。入江君の家にお邪魔した時、まだ相原琴子は帰ってなかった。入江君に相原琴子がどんな女か聞いてみた。『入江君が唯一
今日は2人の、琴子と直樹の転部テストを受ける日。琴美は裕樹と里美とじんこに預け、2人は斗南大学医学部に向かった。「あの、転科試験の相原琴子と転部試験の入江直樹です。」2人は通過許可書を貰い、試験部屋に向かった。「琴子、なんでまだ相原なんだ?」「私が妊娠したのを知ってる人は多いけど、私が誰と結婚したかはあまり知られてないの。だから…その…とにかく!色々面倒なのよ、手続きとか。」「ふぅん。そういうもんか。」(だって直樹と夫婦ってバレたら大変なことになるよ…色んな意味で。)テストを受け
琴子と直樹は今日、転部・転科テストの合格発表を見に行った。勿論2人とも合格。琴子は医学部からの転科なので特別に3年から。直樹は2年からとなった。2人で事務所に寄ってから帰ると、紀子により、合格祝いのプーティーがあった。重樹も調子が良く、一時退院してきて、久々に家族全員で食卓を囲むことが出来た。「パパ!おかえりなさい!」「裕樹、久しぶりだな。琴子ちゃんも直樹も迷惑かけて済まなかったな。」「お義父さん、迷惑なんて思ってないですよ。お義父さんも身体の具合いが良くなったみたいでよかったで
今日は幹事の集まりの日。今度、20年振りに学年全体で同窓会をすることになった。琴子と里美とじんこは幹事になった。「会場どうする?」世間話を終え、馬野が切り出した。「会場はお義父さんとお義母さんと裕樹君に頼んでパンダイの経営している所、貸してもらおうか?」「いいのか?」「その日が空いてれば使わしてくれるよ。」「今度の集まりまでに聞いといて。」「分かったわ。」さて、会場が決まったら「料理はどんなのにする?」そう、料理だ。「どうしようか…」「和食か洋食か中華のどれかに統一す
「琴子、あんたのお母さんって亡くなってるんじゃないの?」「そうよ。でもね、病室で、私が心停止してから、お母さんとお空から見てたの。」「……?」みんなは何を言ってるの?という顔で琴子を見る。「琴子さん、何がともあれ、無事、元気に退院できてよかったわ。」「琴子、仕事はいつ戻るの?」「入江君から許可がおりたらかな?」「いつでも待ってるからね、琴子。」家に帰るとお馴染みのパーティー。琴子は家に帰ってきた実感が沸いてきた。好美も参加し、盛大なパーティーだった。夜。「琴子、明日の