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今日は琴子と琴美が退院する日。今日までお見舞いの絶えない日が続いた。里美、じんこなどのF組女子や、大学の友人や、大学の教授までが。流石有名な2人だ。「琴子、準備出来たか?」「うん。行こっか。」病院の玄関には琴子が医学科の実習でお世話になった先生達が花束を持って、待っていた。「琴子ちゃん、おめでとう。学校はどうするの?」「西垣先生。ありがとうございます。学校なんですけど、私、看護学科に転科することになりました。」「え!?琴子ちゃん、医者じゃなくて、看護師になるの!
こんにちは許婚がまだ書けてないので今週は奇跡の塊です直樹はベットの横にあるモニターを見た途端その場に崩れた。「よかった……生きてた……」「な、直樹くん、急に崩れ込むなんて心配させるなよ。」「すみません。」「まもなく主治医がこちらに来ますので。」看護師はそういうと頭を下げて出ていった。「直樹くん…これって…」「事故にでも会ったんだと思います…身体中なので殺人未遂とかそういうのではないかと…」「よかったというべきなのか……」「こんな状態でも生きてたのは奇跡ですね。」トント
「琴子さんは重度の心房中隔欠損症です。普通なら99%の確率の手術なのですが、琴子さんは場所が悪く、完治する可能性は20%以下になります。」「あの、琴子ちゃんの心臓病はカテーテルでは治らないんでしょうか?テレビで見たもので。」重樹が聞いた。その言葉に重雄は顔を上げた。「琴子はさっきも言ったように場所が悪くカテーテルではとても無理だ。」「そんな…手術しなかったらどうなるの?」「徐々に体力が落ち若年脳卒中で死に至る可能性が高い。そうでなくてもいずれは…だから手術しなきゃ助からない。」直
帰ってる最中、直樹と琴子は親へ話すか迷っていた。「直樹、産んでいいの?」「出来れば産んで欲しい。」「いいの?まだ学生だよ。」「でも、俺にも責任あるなら。」「いいの?産んで。」「ああ。産んでくれ。俺と琴子の、愛の結晶をさ。」直樹は琴子のお腹に手を当てた。家に着き、家族全員をリビングに集めた。「直樹、話って?」「親父、お袋、おじさん。俺と琴子、結婚したいんだ。」「まぁ〜!素敵!この日をずっと待ってたのよ♪」「ママ、落ち着いて。ね?直樹、琴子ちゃん、大学を卒業してからでい
ごめんなさい!金曜日には投稿できていたのに、投稿ボタン押し忘れてました💦◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆あれから5年の年月が過ぎた。琴子は昏睡状態のまま。直樹は昏睡状態を完治させるため脳外科に入った。「入江先生、今日、これから一緒にお食事どうですか?」「いえ。家に帰るので。先失礼します。」直樹は医者になっても、いままでどうり女性からの人気が高い。そして噂が密かに回ってた。ssssssssssssssss「ねえ知ってる?入江先生って婚約者いるんだって!」「知ってる!ショック
すみません。今回も短いです。◇🔶◇🔶琴子は目を覚ました。「琴子!」「琴子ちゃん!目を覚ましたのね!」「あれ、私…」「琴子、まだ寝とけ、ちょっと待ってろ。」起き上がろうとする琴子を直樹は止め、PHSを取り出して未知子に連絡した。「琴子、もう分かってると思うけど「心臓に…異常があるの?」「やっぱり琴子ちゃんには分かるのね…」「琴子、大門先生が主治医だから…もうすぐ来るから…」コンコン「失礼します。」「大門先生、私の心臓、どこが悪いんですか?」「あなたの心臓には穴が
はい!奇跡の塊です!久しぶりだから忘れちゃってるひと多いかな…とは思いますが。最近金ちゃんの誕生日をして、許婚だして、奇跡の塊忘れてました💦あ〜今更だけど悦子さんの命日と元旦と成人式!わすれてました。その日は囲碁大会が……言い訳…すみません。成人式、雨と雪で大変でしたね。皆さんはどうでしたか?やはり雨男雨女、晴れ男晴れ女が集まるのでどちらが強いかの駆け引きですね…◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆琴子は相変わらず昏睡状態。直樹は仕事しながら何かの勉強をして疲労で倒れそうな勢
「直樹、医学部に転部すること、お義父さんいつ言うの?」「そうだよな。親父絶対に怒るよな。ギリギリまで内緒にしとくかな。」「ギリギリってどのくらい?」「…バレるまで?」「内緒で転部するの!?」直樹は苦笑い。「流石に不味いよな……」「流石にね……」琴美が足をばたつかせ、2人をみて笑っている。「私もまだお父さん達に言ってないしな…」「転部テストが冬のクリスマス直前だよな。」「うん。私、今夜お父さん帰ってきたら言おうかな…」「じゃあ、俺も今夜あたり言ってみるか…」夕方、琴子
「よく耐えたな。」「なお、き…あり…がと…う…」琴子の息切れに疲れきっているのは分かったが、これで終わらせることにはできなかった。「琴子、あともう少し耐えてくれ。」そう言い、体を重ね2人は声を上げ、息を荒くしながらも愛し合った。小柄な体格の琴子が長身の直樹の体重を我慢しながら必死に答えた。初めてのことに戸惑いながらも2人は夢中だった。又、恥ずかしそうに直樹の胸に顔を隠す琴子が直樹は愛おしかった。その後も、記念日ごとに行為を続けた。2年生になり、解剖実習を見学していた琴子は、いき
直樹は目を覚ました。目の前には青白い顔をした琴子が魘されている。「琴子、おい!」「……直樹…おはよう。」「どうしたんだ?魘されてたぞ。」「ママの夢を見たの。」「お義母さんの?」「直樹、私も…ママみたいに、子供残して死んじゃうのかな…」そう言うと直樹が琴子の手をギュッと握った。「絶対逝かせないから。俺が離さないから、お前はそんなこと考えるな。」「うん。」「琴子ちゃん、お兄ちゃん、おはよう。」「おば様おはようございます。」「あら、お義母さんって読んでくれないかしら。」
琴子と直樹はデートが終わり、途中まで一緒に帰って別れた。琴子は帰宅路を歩いていると、昨日会ったばかりの中本さんとそのグループがいた。「相原さん、デート帰り!?」「な、中本さん、ま、まぁね……」「相原さん、ほんとに彼氏だったんだ!カッコイイ彼氏だね!」「あ、ありがとう。」「さつから聞いた時はびっくりしたよ。」「う、うん。ごめん、急いでるから、もう行くね。」琴子は何とかこの状況から抜け出したかった。「そうは行かないわよ。聞きたいこといっっっぱいあるんだから!」「お願い、お父さんの
直樹と琴子は婚約者に昇格した。紀子は勿論、家族全員が喜んだ。だが、進学に差し支えるからと、学校や友達には内緒。その後、特に何もなく、日々は過ぎた。唯一言うならば、同棲が始まったことや、琴子がテストで直樹と並んで1位になった事だ。後は……F組の殆どが2年でD組になって安心して、勉強をサボって3年はみんながF組に戻るということがあったくらいだ。高校3年生では、みんなから東大受けるように2人は言われ、2人とも受け、受かったが、結局直樹は斗南大学の理工学部。琴子は斗南大学の医学部に進学した。大
直樹は琴子の傷の手当をすると、琴子の部屋に上がった。琴子がコーヒーを運んできた。「直樹、お待ちどうさま。話って?」「琴子、今まで、猫被ってたのか?」「猫被ってた……のかな……?」「俺って信用されてなかったんだな……」大袈裟にため息をつく直樹。「ご、ごめん。直樹のこと、信用出来なかった訳じゃないんだ。でも……」「ま、いいや。これからは明るい琴子で居てくれるか?」「いいの?大人しい私が好きなんじゃないの?」「大人しい琴子も好きだけど、明るい琴子も好きだよ。」「……?よく分かんない
まだテストは終わっていませんが、気晴らしに更新します。次の更新は日曜日あたりだと思います。えー、アメンバー申請をされている方がいます。前にも言いましたがアメンバー限定記事は書くつもりありません。詳しくは4月6日の『アメンバー申請について』をご覧ください。◇🔶◇🔶「琴子、婚姻届、いつ出す?」「いつでもいいよ。それより、結婚式どうする?」「結婚式はしない。」「え?なんで?」「お前が妊婦だから。」「そうだよね……」「お前はしたいか?」「まぁ…憧れてたけど…妊娠してるから
お知らせがあります。私事ですが、明日からテスト週間が始まります。ですので、2週間ほどお休みさせて頂きます。その間の埋め合わせとして、七話連続更新致します。一気に読まれても構いませんし、少しずつ読むでも構いません。『許婚』を4話と『イタキス×ドクターx』を3話です。このお話はR18です。◇🔶◇🔶直樹と琴子は家に帰った。直樹は大学生になるのが待ち遠しかった。何故なら琴子との約束、責任を取れる時期が来たからだ。それでも、大学になり、すぐに出来るわけが無かった。春が過ぎ、夏が過ぎ、琴