ブログ記事224件
お知らせがあります。私事ですが、明日からテスト週間が始まります。ですので、2週間ほどお休みさせて頂きます。その間の埋め合わせとして、七話連続更新致します。一気に読まれても構いませんし、少しずつ読むでも構いません。『許婚』を4話と『イタキス×ドクターx』を3話です。このお話はR18です。◇🔶◇🔶直樹と琴子は家に帰った。直樹は大学生になるのが待ち遠しかった。何故なら琴子との約束、責任を取れる時期が来たからだ。それでも、大学になり、すぐに出来るわけが無かった。春が過ぎ、夏が過ぎ、琴
「でも、琴子はお義母さんみたいな人を助けるために医者になるんじゃ無かったのか?」「うん。医療の道に進みたいって気持ちは変わらないよ。私、医学科を辞めて、看護学科に転科しようと思うの。」「残念だな。」直樹はため息をついた。「え?」「俺は理工学部から医学部医学科に転部しようと思ってたから、琴子と一緒に居られると思ったのにな。」「じゃあやっぱり…「いいよ。看護学科に行っても、琴子には会えるし。でも、なんで転科するんだ?」「赤ちゃんのこともあるから、後4年半も大学通うなんて出来ないよ。」
また遅くなりました…いつも謝ってますね💦◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「入江くん…ぐすっ……どこ…ぐすっ…怖いよ入江くん……うっ…」病室のドアが勢いよく開いた。「琴子!」直樹は走って来たようで息を切らしている。中には担当の看護師や直樹の代わりに診察した医師もいた。琴子はまだ起き上がる力がないのか横になっていた。「入江くん?……ぐすっ…」琴子は手を声のする方へ持っていった。「琴子。なぜ泣いてる?」直樹は琴子を抱きしめた。「入江くんだ……どこいたの?ここどこ?うっ…ひっく…」
お久しぶりです相変わらず更新遅くてすいません◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇直樹たちの所へ琴子が戻ると、当然驚かれ、事情を説明すると『ママらしいや!』『本当にお前は…』などと笑われた。琴子はビンゴ大会の司会をすることになった。「皆さんお待ちかね、ビンゴ大会を始めまーす。」子供たちの歓声が上がる。「みんなはビンゴカードを取りに来てください。また、まだビンゴゲームを出来ない子はお母さんやお父さんとしてくださいね。」「「「はーい!」」」元気のいい返事が帰ってくる。景品は豪華な物ばかり。パンダ
お話の更新、ものすごく遅くなってすみませんでした💦お話を書いてる時、『奇跡の塊12完』なんて最初に書いてしまったもので、なぜか終わらせなきゃという思いで書いてたものの、話が終われなくて……あ、今回もお話は続きますよ。ま、そんなこんなで1週間格闘してましたが、(1週間格闘したわりには、お話短いです。)やっと、あ、終わらなくてもいいんだ。などと思い……(気づくの遅っ!)ま、これが更新遅れた言い訳です。話は変わります。私事ですが、先日、7.8月~1.2月までお休みするかもしれないという話
話しながら教室を出ていく楽しそうな声を背中越しに聞く。駅前のカフェかぁ。テラス席とかもあってオシャレなところかなぁ。イチゴのパンケーキかぁ。おいしそうだなぁ。学校帰りに寄り道するのって楽しいんだよね。いけないいけない。ぼんやりしてる場合じゃなかった。えーっと、これはあれだ。講義中に後から調べようと思ってメモしたところを見直す。ほとんど殴り書きだから、家に帰ってからじゃダメ。意味が分からなかったり、自分で書いたはずなのに読めなかったりする。みんなのノートのおかげで大事なところ
今日は幹事の集まりの日。今度、20年振りに学年全体で同窓会をすることになった。琴子と里美とじんこは幹事になった。「会場どうする?」世間話を終え、馬野が切り出した。「会場はお義父さんとお義母さんと裕樹君に頼んでパンダイの経営している所、貸してもらおうか?」「いいのか?」「その日が空いてれば使わしてくれるよ。」「今度の集まりまでに聞いといて。」「分かったわ。」さて、会場が決まったら「料理はどんなのにする?」そう、料理だ。「どうしようか…」「和食か洋食か中華のどれかに統一す
今日は琴子と琴美が退院する日。今日までお見舞いの絶えない日が続いた。里美、じんこなどのF組女子や、大学の友人や、大学の教授までが。流石有名な2人だ。「琴子、準備出来たか?」「うん。行こっか。」病院の玄関には琴子が医学科の実習でお世話になった先生達が花束を持って、待っていた。「琴子ちゃん、おめでとう。学校はどうするの?」「西垣先生。ありがとうございます。学校なんですけど、私、看護学科に転科することになりました。」「え!?琴子ちゃん、医者じゃなくて、看護師になるの!
家に入ると、裕樹が電話機の前でうずくまってた。「祐樹君!?大丈夫!?何処か痛いところある?」「お腹…お腹が痛い…」額に汗をかき、かなり痛そうだ。「頭は?」「少し…」琴子は裕樹の額に触れた。酷い熱だ。汗も酷い。「裕樹君、ここ痛い?」琴子は慎重に裕樹のお腹を触っていく。痛いところに当たり、裕樹は戻してしまった。「裕樹君、救急車呼ぶから待っててね。」そう言うと、裕樹の体制を変えた。「琴子くん、私が救急車を呼ぶよ。」「お願いします。」
はい!奇跡の塊です!久しぶりだから忘れちゃってるひと多いかな…とは思いますが。最近金ちゃんの誕生日をして、許婚だして、奇跡の塊忘れてました💦あ〜今更だけど悦子さんの命日と元旦と成人式!わすれてました。その日は囲碁大会が……言い訳…すみません。成人式、雨と雪で大変でしたね。皆さんはどうでしたか?やはり雨男雨女、晴れ男晴れ女が集まるのでどちらが強いかの駆け引きですね…◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆琴子は相変わらず昏睡状態。直樹は仕事しながら何かの勉強をして疲労で倒れそうな勢
重樹が家に帰り、琴子と直樹と2人だけの病室。琴子が再び目を覚ました。「入江君。」「なんだ?」「一つ聞いてもいい?」「ん?」「私の手術中に、私、心肺停止になった?」直樹は驚いた。「なんで知ってるんだ!?誰に聞いたんだ?」琴子はニコッと笑うと言った。「誰にも聞いてないよ。お母さんと空から見てたの。私の手術の様子。」「お袋と?」「違うよ。私の死んじゃったお母さんだよ。」直樹は半信半疑。「あのね、気づいたら雲の上にいて、お母さんが居たの。」「お義母さんが?」「そう。
帰ってる最中、直樹と琴子は親へ話すか迷っていた。「直樹、産んでいいの?」「出来れば産んで欲しい。」「いいの?まだ学生だよ。」「でも、俺にも責任あるなら。」「いいの?産んで。」「ああ。産んでくれ。俺と琴子の、愛の結晶をさ。」直樹は琴子のお腹に手を当てた。家に着き、家族全員をリビングに集めた。「直樹、話って?」「親父、お袋、おじさん。俺と琴子、結婚したいんだ。」「まぁ〜!素敵!この日をずっと待ってたのよ♪」「ママ、落ち着いて。ね?直樹、琴子ちゃん、大学を卒業してからでい
午後からの講義もとっくに始まって、空きコマで遅めにやってくる学生たちの注文も落ち着いた。そろそろ片付けに本腰を入れようと、カウンターから食堂を見渡した時、目の前に食券がスッと差し出された。「おう、どないしたんや。珍しいな。」「久しぶり。」ほんまに久しぶりやな。職員用の食堂は別にあるし、春先に琴子と挨拶回りに来たっきりや。「琴子と待ち合せなわけはないよな。」琴子はとうに食べに来て、今頃は眠気に耐えながら頑張っとるはずや。「少し時間があったから何となく。」時間があったから言う
「入江さん、おめでとうございます!元気な女の子ですよ!」「生まれた。。。」琴子は泣きながら産まれたばかりの我が子を抱きしめた。「よく頑張ったな。お疲れ。」直樹もその姿を微笑ましく見守り、琴子の頭を撫でた。一段落して琴子も眠りについた頃、紀子ママが病室へやって来た。「琴子ちゃん!どっちが生まれたの!??」「お袋静かにしてくれ。琴子眠ったばっかなんだよ。はぁ。絶対に騒ぐなよ。女の子だ。」「女の子………。お兄ちゃん!?本当なの!?」「だから騒ぐな!一回出るぞ。」直樹は紀子ママを連れ
(何コレ、真っ暗で白い光が点々と見える。私は今どこ?何してたんだっけ?あ、そうだ、退院して、みんなでパーティーしてたんだった!それで理美達に入江くんと目が合ってるって言われてじっとまっすぐ見てたら真っ暗の中に黒くて綺麗な丸が見えた気がするけど…あれ、入江くんの目な気がするのは気のせいかな?)琴子は、やはり思うように動かない体の暖かいところを動かした。力いっぱい動かし、頭が苦しいくらいドクドクと脈をうっている。琴子は苦しさに顔が歪んでいた。それに気づき必死で呼びかける直樹。ひたすら琴子の
手術室の扉が開き、裕樹を乗せたベッドが出てきた。「裕樹君、おかえり。お疲れ様!」まだ麻酔が効いており、眠ってる裕樹に話しかけた。「入江さん、手術は上手くいきました。今からしばらく集中治療室で様子を見ます。今夜には一般病棟に戻れます。他にも話があるのでついてきてください。」「わかりました。裕樹君、また後で来るね。」琴子は看護師と先生と一緒に個室に入り、話をした。一般病棟では、個室が埋まっていて相部屋しかないこと。食事のこと。アレルギーのことなどを。「入江さ
「うっ!」重樹は発作が始まり、倒れてしまった。「お義父さん!」琴子はゆっくりと発作の時に楽と言われている体制に重樹を動かした。「直樹、お義父さん達の寝室にある薬と紙袋持ってきて!」「あ、ああ!」琴子は直樹から受け取ると、急いで重樹に吸入させ、救急車を呼んだ。紀子は震え、立ち尽くしている。救急車が到着し、重樹をのせると、紀子と琴子が乗った。「これが薬です。家での処置はこの薬を吸入しただけです。発作が起きてからは12分で、脈拍は……」琴子は的確に説明していく。後ろの車に
あれ?また投稿できてない……最近パソコン調子悪いからな…あ!今気づいたんですが、ブログのパスワードを忘れてしまった今、パソコンが壊れたら…(᷇࿀᷆ს)やばい!何としてでも突き止めなければ!◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇琴子と直樹は、マスコミから少し取材を受けたあと、立食パーティー系のを楽しんでいた。「何があるの?」「基本お前が好きなものはあるぞ。」「じゃあハンバーグ!」直樹が琴子のお皿にハンバーグをのせ、自分のお皿にものせた。ついでにポテトも。「口開けろ。」「あーん。」
「失礼するよ。」大泉会長が入ってきた。「大泉会長、お待ちしておりました。」「直樹君、すまんね、忙しいのに。君、直樹君と2人で話をするから出ていってくれないか?」大泉会長は琴子を追い出そうとした。「大泉会長、彼女も含めて3人で話すこともあるんです。今日はその為に呼びました。」出ていこうとする琴子の肩を抑えた。「ほう。何かね?」大泉会長は平然としてるが、直樹の手が琴子の肩に置かれているのが気になってしょうがない様子だ。「会長、この間、お見合いの話をなさいましたよね?
裕樹は後2日で退院することになった。友達になったノンちゃんはお祝いしてくれた。「裕樹くん、おめでとう!」「ノンちゃん……」裕樹はノンちゃんに気を使ってあんまり喜べないようだ。「裕樹くん、大丈夫だよ。僕もすぐ、退院するから!そしたら裕樹君のお家に、遊びに行くね!」「ノンちゃん、待ってるからね!」裕樹とノンちゃんが別れを惜しんでると、琴子と直樹が入ってきた。「ノンちゃん、今日も勉強見てあげようか?」「琴子さん、お願いします。」琴子がノンちゃんに勉強を教えるのもあと数日。裕樹と同
裕樹が入院して1週間が過ぎた。何事もなければあと1週間で退院出来る。今日、裕樹は車椅子に乗って、重樹の病室へ向かった。「パパ!」裕樹は傷が痛いのも忘れ、重樹を見るなり嬉しそうだ。「裕樹、具合はどうだ?」重樹は相変わらずの温かい笑で裕樹に尋ねる。「僕は大丈夫!それよりパパは?大丈夫なの?」「ああ。私も平気だよ。」暫くすると、琴子達も来た。「裕樹君、もう来たんだね。病室にいないからびっくりしたよ。」琴子が苦笑いする。「琴子お姉ちゃん、
コンコン「はい。」「相原さん、ご飯持ってきましたよ。」「ありがとうございます。」机の上にご飯が置かれた。「相原さん、あなたは今、目が見えない状態です。なので私たちが食事の介助をします。ですが……」看護師は直樹の方を見た。「なんですか?」「入江先生、後はお願いします。」「は?なんで俺ですか?」「あら、婚約者さんなんでしょ?だったらお願いしますね!」看護師そういうと出ていった。「たくっ、看護師長は何考えてるんだか。」「あの人、看護師長なんだ。」「ああ、既婚者だから普通に接
直樹は目を覚ました。目の前には青白い顔をした琴子が魘されている。「琴子、おい!」「……直樹…おはよう。」「どうしたんだ?魘されてたぞ。」「ママの夢を見たの。」「お義母さんの?」「直樹、私も…ママみたいに、子供残して死んじゃうのかな…」そう言うと直樹が琴子の手をギュッと握った。「絶対逝かせないから。俺が離さないから、お前はそんなこと考えるな。」「うん。」「琴子ちゃん、お兄ちゃん、おはよう。」「おば様おはようございます。」「あら、お義母さんって読んでくれないかしら。」
お久しぶりです!いやー、全然更新できてなくて申し訳ないです。あと3日で帰る予定なのでまた更新していきます。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇「で、プロポーズは?」みんなから視線が集まる。「入江君、もう言ったら?」「絶対嫌だ!」直樹は頑として言おうとしない。「パパ、そんなに恥ずかしいプロポーズしたの?」「直子は黙っててくれ。お前の秘密もバラすぞ。」直樹は大人気なく直子を脅す。「はーい。」「直子、秘密って?」「兎に角!プロポーズの言葉なんて言いません。」「入江、どんなプロポ
やばい!全然更新できてなくてスミマセン◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇直樹達がロビーで待っていると琴子たちが出てきた。「ママ!」「お待たせ。」さりげなく直樹は琴子にKissした。「ママ、パパ、聞きたいことが……」「直子、なんだ?」「俺も…」「琴樹もか…」「「ママ、また妊娠したの?」」「「え?」」「本当?兄弟できるの!私妹がいい!」「うん!妹、欲しい。」「全く、直子と琴樹には敵わないな…」「だって、ママお腹庇ってたんだもん。」「そうそう!」「でも、まだ、おばあちゃん達に
まだテストは終わっていませんが、気晴らしに更新します。次の更新は日曜日あたりだと思います。えー、アメンバー申請をされている方がいます。前にも言いましたがアメンバー限定記事は書くつもりありません。詳しくは4月6日の『アメンバー申請について』をご覧ください。◇🔶◇🔶「琴子、婚姻届、いつ出す?」「いつでもいいよ。それより、結婚式どうする?」「結婚式はしない。」「え?なんで?」「お前が妊婦だから。」「そうだよね……」「お前はしたいか?」「まぁ…憧れてたけど…妊娠してるから
遅い食事を終え、琴子と連れ立って二階に上がる。部屋に入るとすぐに、琴子の服がベッドの上から落ちそうなほど広げられているのが目に入った。「あー、いけない。忘れてた。ごめんね。すぐ片付ける。」慌ててベッドに駆け寄り、服を搔き集め始めた琴子。「何かあるのか?」どう見てもどこかに出掛ける前の恒例のファッションショーだ。「幹ちゃんから連絡があってね。出掛ける日が決まったの。」そういえば駅前で偶然会って、皆で会う約束をしたとか言ってたな。「明日なのか?随分急だな。」「違う違う。4日
ごめんなさい!金曜日には投稿できていたのに、投稿ボタン押し忘れてました💦◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆あれから5年の年月が過ぎた。琴子は昏睡状態のまま。直樹は昏睡状態を完治させるため脳外科に入った。「入江先生、今日、これから一緒にお食事どうですか?」「いえ。家に帰るので。先失礼します。」直樹は医者になっても、いままでどうり女性からの人気が高い。そして噂が密かに回ってた。ssssssssssssssss「ねえ知ってる?入江先生って婚約者いるんだって!」「知ってる!ショック
次の日の朝、琴子は頭部検査を行った。その結果、琴子の脳の腫れはいつの間にか消えていた。「こ、琴子ちゃん?」「おば様……?」「琴子ちゃーん!」病室のドアを開けた紀子は琴子に抱きついた。「琴子ちゃん…目が覚めたのね……よかったわ。」「お袋、一旦離せ。琴子はまだ本調子じゃないんだ。」紀子は琴子から離れると直樹を真正面から見た。「なんで黙ってたの!」「おば様!ごめんなさい!昨日は頭がごちゃごちゃしてて……」直樹を責める紀子に、琴子が慌てて弁解する。「いいのよ、琴子ちゃん!」「は
「嘘!入江先生が!?」昨日夜勤だった入江くんの顔でも拝んでいこうかななんてたくらんで、少し早めに病院に来た私は、不意に入江くんの噂話を聞いた。別に盗み聞きする予定ではなかったのよ。「それ本当みたいよ!車に女性…と2人で乗ってるの私も見たよ!」「えーー。入江先生ってそういうの興味ないかと思ってた!」「琴子妊娠したからじゃない?やっぱり入江先生も男なのよ!」ー何?なんの話をしているの?入江くんが女性と二人きりで車に?同僚がナースステーションで楽しそうに話している。いつもなら会話に飛び