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前回に引き続き、アンブシュアの不調について今の時点での私の考察を書かせていただきます。アンブシュアの不調には様々なケースがあります。・唇が震えて安定しない。・音が安定して出せない。・音が全く出せない。・緊張した時、本番の時に不調が起こる。・音量によって不調が現れる。(大きな音の時、小さな音の時、さまざま)・音の高さによって不調が現れる。(高音の時、低音の時、さまざま)・タンギングとの連動で動きに問題が起こる。・ブレスとの連動で動きに問題が起こる。ケースは違えども、動きの中に
京都橘高校の吹奏楽部の魅力について、不定期に連載しています。「見た目、大事。」笑顔が可愛いとか、オレンジのユニフォームが可愛いとかいうことも大きな魅力のひとつですが、今回はその話題じゃありません。京都橘の最大の目標は、観客の笑顔と歓声です。彼らは、そのために様々な工夫をしています。伝統的に積み上げられてきた貴重な経験の上に、毎年新たなプログラムや振り付けを積み上げていきます。その基本として大きなウェイトを占めているのが、「楽器の傾きを揃える」ということです。ドリル・ステージに
私のレッスンでは、フルートだけでなく金管楽器、リード楽器などあらゆる管楽器の方とお会いします。楽器によりアンブシュアを作る要素は違いますし、また共通している要素もあります。たくさんの方々からアンブシュアについての相談を受けているうちに、次のようなことを明確にする必要があることに気づきました。①アンブシュアは自分の唇で作っている。(当たり前ではありますが…)ではどこの筋肉を使ってどう動かしているのか。②楽器(マウスピース)と自分の唇はどの時点でどのように影響しあっているのか。
「ゴールウェイフルートを語る」P110、111より上の図の様に、アンブシュアの状態が良いとタバコの煙をふーっとした時に、真っ直ぐに1本の棒の様な形になります(今はもうタバコは吸いません)ヘッドジョイントを下アゴにあてる。「アイーン」みたいに(笑)下唇から圧力を感じて、上唇を経由した圧力が、みたいな事なのですが。これが文面だけでは、どうにも伝わらないフルートの指南書の限界です。最近は「下唇で上唇の内側をなでる。」「上下の粘膜の部分同士を合わせる。」みたいな「自分へのヒント」で毎日の練習
(素人の試行錯誤を折りに触れて書き加えてきたものです。もし何かお気付きの点、アドバイスなどありましたらお願いします<2024/04/13最終更新>)◯アンブシュアどうすれば?自己流で始めたフルートなのですが、いまでも自己流で吹き方、特にアンブシュアがほとんどわかっていません。もしもフルートのアンブシュアは「これです!」という決定版があるのなら是非知りたいと思うのは私一人ではないと思います。教則本や解説書にはある程度のことは書いてありますが、その通りに吹いたつもりでも実際の音はガッ
「演奏の不調」に関する記事の続きです。今回は「舌の奥の動き」について。ここまで、私がこれまで自分自身の探究と生徒さんとのレッスンで培った中から、演奏の不調の方に見られる共通点を幾つか書かせていただいています。ひとつめは「顎を落とす(口の中や喉を広げようとする動き)こと」ふたつめは「軟口蓋周辺(喉の奥、鼻の奥のあたり)を固くしすぎること」でした。みっつめは「舌の奥の方が引き込まれていること」です。ひとつめの「顎を落とす」という動きを観察し続けていた時に、なぜ顎が落ちてしまうのかを考え
演奏する人の手指、口唇の原因不明の不調はまさに深刻です。演奏が思い通りにできなくなるわけですから。「以前は特に問題なくできていたことができなくなってしまった」「どう工夫しても練習しても調子が悪くなる一方」「もともとどうやっていたかさえわからなくなってしまった」私がこれまでレッスンをさせていただいている演奏活動をされている方の中に、このような深刻な不調に悩んでいる方が一定数いらっしゃいます。その不調には様々ありますが、手や指が思い通りに動かなかったり、痛みがある、管楽器の方では、
どーも!まみヤンです普段YouTubeにてレッスン動画をちょこちょこ配信していますがより理解を深めていただく為ブログで文字起こししたものをアップしていこうと思います!動画と上手く活用しながら練習に役立ててください第1弾はこちら!もうアンブシュアに悩まない!音の出し方を徹底解説今回はトランペットを演奏するのに欠かせないアンブシュア・唇のセッティングについて徹底的に解説していこうと思います。日頃レッスンをしていてやっぱりアンブシュアに悩んでいる方多いんで
音楽家に多いフォーカルジストニアという病気をご存知でしょうか。口唇や手指などに演奏しようとするときだけ起こる不随意の動きに悩まされる、非常に深刻な不調のひとつです。運動選手に起こる「イップス」と呼ばれる症状と同じだそうです。管楽器奏者の指のジストニア症状に関して、私は以前からある考えを持っています。ブログに書こうか書くまいか、ずっと迷っていましたが、やはり書いてお伝えしようと思います。なかなかうまく書くのが難しい内容でもあり、自分の独りよがりな間違った考えなのではないか、と不安でもあ
金管楽器は何年生から始めたらいいの?②小学生の場合、歯の矯正も大きな問題です。矯正を終えた歯並びの良い子は、直ぐに良い音が出ます。歯並び、噛み合わせ、歯の角度、顎の形状は、音にとても大きく影響します。歯の表側に矯正装置を付けている子もいますが、楽器を吹くのが辛そうです。また、身体の成長、体格も大きな問題です。小学校3年生と中学校1年生を比べると、全く体格が異なります。小学校3~4年生の場合、楽器を構えるだけでも大
こんばんは今夜は唇の話です。皆さんは下唇はどのようにマウスピースに当ててますか?私は3年前までリムを下唇に乗せるように当てていました。19歳くらいまで上唇が粘膜奏法だったのでそれを直すために上唇を多めにマウスピースに当てた結果、下唇にリムを乗せるような形となりました。上唇が表皮奏法になってから粘膜が血豆になることはなくなり、スタミナもアップしました。しかし、どうしても1時間くらいでアンブシュアを保てなくなり、エンディングノートで最後まで張っていられなかったり、フレーズの途中で落ちること
金管楽器のみなさん、「吹く時に頬がふくらんではいけない」と言われたことはありませんか。頬がふくらむのは良くないことなのでしょうか。頬がふくらむのはなぜなのでしょうか。良くないとしたら、どうしたらいい?こんばんは。トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。頬がふくらむということ吹く時に頬がふくらむという人、どれくらいおられるでしょうか。ぼくは中学ではテューバを吹いていたのですが、けっこうふくらんでいたと思います。(じつはあまり気にしていませんでした)
こんにちは。和歌山のクラリネット・ピアノ・リトミック教室浅井由貴です。最近晴れの日は毎日ウォーキング頑張っている私です🙌家の近くを散策がてら中道を発掘中~✨小学生の頃に意外と通らなかった道を通ったりしてちょっとした冒険気分❤️笑平日歩くと小学生の子が下校途中に《こんにちは~!》と、見ず知らずのマスクと帽子被った怪しい私に挨拶してくれます。学校の先生の教育が素晴らしい‼️といつも関心😵!(低学年に限るw)〜〜〜〜〜〜〜〜〜さて。今日は妊婦さんの楽器演奏について書いてみようかと思
こんにちは(*´∀`)♪今でもアンブシュアやアパチュアの確認をするあむです!アンブシュアとは口の形のことでアパチュアとは唇の穴のことです。アンブシュアやアパチュアが安定しない・・・どうやって安定させていけば良いかわからないですよね⁈アンブシュアやアパチュアが安定することにより音程もあってきて良い音がするようになります!前より音が安定してきた実感が出てくると(あっ!いつもより音が良くなってる気がする!)(なんか、今日は吹いていて楽しいなぁ~)って
●歯並びが悪くても諦めないで!こんにちは、クラリネットの渋谷啓子です。管楽器をやっていると、直面することも多い歯並びの問題。もちろん、歯並びは良いに越したことはありません。とはいっても、上手な人がみんなきれいな歯並びかといえば、そうでもないんですよ。みんな工夫して自分に合った吹き方を見つけたりしています。どんな工夫ができるのか、実際にレッスンであった事例をご紹介します。①上の歯が斜めになっている生徒さんマウスピースパッチの貼り方を工夫しました。
トランペット基礎練習ターンのすすめです。ターンと言っても今回は指でやるやつではなくリップでするターンです。ジャズ、ラテン、ファンク、フュージョン、、、等々で必要不可欠なリップでするターン譜面上では"S"を横にしたみたいな記号(下譜面1,2参照)や"へ"みたいな記号(下譜面3から6参照)で書かれます。(もしかしたら"S"は指でとか"へ"はリップでとかあるんかも知れませんが。知らんけど。ビッグバンドの譜面で出てくる物に感じては一般的に同義と考えて大きな支障は無いかなと。)タ
前回の記事ではバイオリンについて書きましたが今回はフルートについてフルートについては始めてからまだ2ヶ月しか経っていません。が、感じた難しさを書いてみます。・アンブシュアの難しさフルートは他の木管楽器のように口でくわえたり、金管楽器のようにマウスピースを唇につける楽器ではないです。アンブシュア(音出しの口の形)を作り息を穴へと吹き込むのですが、これが難しいです。今回、レンタルした楽器が届いてから子供の初レッスン日まで1週間ほど時間があったので、先に子供に頭部菅だけでの音出しをやら
「日本ブログ村」のランキングに参加してみました♪よろしければクリックお願いします♪フルートはブランネンに24金メッキ、ピッコロはゼントナー。この2本をわきに抱えるならば気分は「武士」でござる(嬉)ちなみにゼントナーは元ロスフィルのマイルス・ゼントナー氏のモデルで今は販売されていません。(中古ならあるみたいです)さて「私はピッコロが得意(または不得意)です!」という方はいらっしゃると思います。私自身は得意!「のつもり」でした。しかし上手なピッコロ奏者(例えばフィラデルフィア管弦