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本論文は、新しい筋腫の治療についての総説です。FertilSteril2020;114:739(ベルギー)doi:10.1016/j.fertnstert.2020.07.028要約:子宮筋腫は子宮摘出術を実施する際の最多の要因です。その他の治療として、UAEやFUSなどの治療がありますが、薬物療法も重要です。当初はGnRHアゴニスト製剤の薬物療法しかありませんでしたが、低エストロゲン状態によるほてり(ホットフラッシュ)、イライラ、肩こり、頭痛、うつ、骨粗鬆症などの更年期症状が
睡眠障害には、やはりナイアシン症例;30代前半、女性。夫、両親との4人暮らし、子供はいない。H24、仕事の負荷や、結婚による転居などにより不眠となり、パニック発作を生じた。救急搬送されたこともあり、以後2年間精神科クリニックに通院。最近は、パニック障害の症状はない。その後、実家に戻りゆったりとした生活を送っているという。H29.7頃から、不眠となった。なかなか寝付けず、寝付くまで4~5時間かかる。自分のFB記事を見て、H30.3よりプロテイン+C+Eを開始した。H30.3、当
今日はもう深夜なので短い記事。リスパダールで無月経を来す女性は、エビリファイを併用することで無月経が改善する傾向がある。今回はこのメカニズムについての話。リスパダールは高プロラクチン血症を来しやすく、女性では無月経の副作用が出やすい。これは個人差があり、高用量を服薬していても無月経にならない人と、僅かな用量でも無月経になる人がいる。このあたりの話は過去ログのリスパダールの脂溶性に詳しい。このブログは最近は更新頻度が低いので、暇な人で精神科に興味がある人は過去ログを読んでみると良