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いつも通りの週末。昼間は子ども達も交えて一緒にゲームをしたりして遊んで。陽が沈み暗くなってから、彼女と灰原が作った夕食をみんなでぺちゃくちゃ喋りながら食べて。夜九時を過ぎると子ども達は決まって寝室へと向かう。それからが本当の意味での俺達の時間。俺はこいつと彼女の三人で博士の家のリビングのソファーに座っていろいろな話をする。それで、そのうち決まって彼女は先にこいつの膝で眠ってしまう。そんな彼女の頭を膝にのせて毛布を掛けてやりながら、愛し気に目を細めるこいつの顔からはかつての白い影はま
昼休憩の後、少しだけ教室を抜け出して戻ってくると、いつも隣の席にいるはずの青子の姿が見当たらずに、オレはぐるりと室内を見渡した。やっぱりいない。(どこに行ったんだよ?)もちろん青子には青子の用事があるし24時間ずっと青子のそばにいる事は出来ない。それでも少しでも姿が見当たらないと不安に感じてしまう自分は相当重症だと思う。きっと青子に話したら笑われるに違いない。(そんな情けない事言えるかって・・・。)そこまで考えてまわりに気づかれない様にひとりで微かに苦笑していると、不安気な表情で廊
『アイのシナリオ』シリーズ「WITH」≪歩き出す未来へ≫の冒頭、名探偵奪還シーンの続きのつもりで書きました。「WITH《歩き出す未来へ》」/「向日葵(ひまわり)」の小説[pixiv]http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7608958・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「服部君!!コナン君が大怪我したって本当!?」そう問いかける蘭に平次が頷く。「ああ。ホンマや。今緊急手術中や。腹をナイフで刺されとって、他に
『キス《快青バージョン》』http://ameblo.jp/infinity20021008/entry-12234711063.htmlで青子視点で公開した作品を快斗視点で書いてみました。よろしければお楽しみください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「なんか腹減ったな。」「そうだね。今日はお父さんも泊まりだし。夕飯何にしようかな?」そう答える青子を見ながらオレは思わず苦笑をもらす。「そうだな・・・。」(ホント・・・高校生男女の会話じゃねぇよな。)『