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幕府陸軍は大きく分けて文久、元治、慶応と3度軍装が変化しました。歩兵組は文久2年の創設当初、禄高に応じて旗本から供出させた兵賦は韮山笠に筒袖、段袋、草鞋を履いて歩兵刀を差したいで立ちに始まり、元治年間の頭巾、筒袖、洋式襦袢、段袋、草鞋を履いた出で立ちそして洋式軍服が制定された慶応2年の出で立ち西の丸下、大手前、小石川、三番町それぞれの屯所を示す屯所記号の入った兜頭巾、背嚢、胴乱、ラインの入った7つボタンのマンテル、ズボンを履いていて、さらしを巻いて歩兵刀を差しています。兜頭巾と呼ば
幕府陸軍の軍装は大きく分けて文久、元治、慶応と3度変化しました。士官は御目見以上の者、諸藩から業前として招聘された有識者が任命されており、文久2年創設当初、正面に金輪の入った陣笠、韮山笠を被り、筒袖段袋、三斎羽織を着用していました。慶応2年に入り識別章が入った陣笠が制定され、筒袖とズボンの着用が定められることになります。背中に入った家紋と羽織の形状、ラインの入ったズボンを着用していることが確認できます。羽織は三斎羽織り、マンテル羽織、レキション羽織があり任意のものを着用してい
馬場けんじブログへの訪問をありがとうございます。佐藤彦五郎新選組資料館に出かけてきました。特別展示されている和泉守兼定の刀身、また、土方歳三の松平容保公からの拝領刀・葵御紋「越前康継」の刀身など貴重な展示を観させて頂きました。GW中は、5月7日(日)まで開館されていると伺いました。5月13日(土)に開催予定のスタンプラリーin日野宿では、スタンプ設置ポイントにもなっています。佐藤彦五郎新選組資料館https://sato-hikogorou.jimdofree.com/佐藤彦五郎新