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お茶会シーズンですね。この春にお茶会で点前や運びデヴューの方も多いのではないでしょうか。茶室に入る時は右足からとか左足からとかお茶盌をどっちに何回まわすとか、そういうのはお稽古場でおさらいするとして、心構えとしてまず、「先生のお茶会を手伝う」のではなく、「先生のお茶会でお茶会の裏方の勉強をする」と考えます。裏方(水屋・おもてなし側)の仕事は思いの外にたくさんあって、それが出来なければ自分で茶事茶会を開催することは不可能。茶の湯のお稽古の最終目標は自分で茶事茶会が開けるようになる
茶花がお好きな方が増えたようで、インスタグラムで#茶花を検索すると皆さんがpostしたたくさんの画像を見ることが出来ます。でもただ単に和風の花を和風の花入(茶の湯では花瓶とは言いません)に入れた(茶の湯では花を活けるとも言いません)ものは、それは茶花とは言いたくないんです。茶花は茶の湯の床に荘る花と定義してせっかくですから初歩的な茶花の決まりを覚えて入れてみてはいかがでしょう。「薄板」うすいた(注)敷板ではありません。花と花入と薄板の三つの格を揃えて入れます。畳床では
紅雲庵では夜間最終20時スタートのお稽古も可能です。これまで、仕事があるから昼間はお稽古が出来ないな~って残念だった方、どうぞこちらへご参加ください。茶道経験ゼロでも途中で止めちゃった方も、おもてなしの愉しい茶の湯の世界でご一緒に遊びましょう。紅雲庵あかね塾18時から20時ご希望の時間スタートでおよそ2時間、前半1時間は季節ごとの茶の湯や和の行事、節供(節句)などのお話、後半1時間でお茶のいただき方や拝見の仕方など実際のお客の稽古をします。一般的な茶道教室とは随分
名古屋市北区上飯田の料亭志ら玉、こちらで隔月行われている「食の教室」下半期のスケジュールをいただきました。好評の企画ですからご予約はお早めに。志ら玉のお料理やしつらえ、どんなのかなって、行ってみたいな~って方、お一人でも参加できますよ。お席での薄茶一服もあってお得です。お席で薄茶一服!?お作法がわかんないわって方は茶の湯Style紅雲庵カフェでお稽古してね。はじめてさん限定講座のお知らせ茶の湯を始めませんか?はじめてさん限定の茶の湯Style紅雲庵カフェを開
茶事、茶会に招かれました。お伺いしました。愉しかった。やれやれ~。きものを脱いでごろ~んとしてちゃいけません。はい、後礼しなくちゃね!お礼、お礼、礼に始まり礼に終わる茶の世界です。前礼後礼でセットになっております。文字通り茶事、茶会の前に伺いますよとご挨拶するのが前礼終わった後のありがとうが後礼。もちろんお客さまから亭主へ向けてです。ただし大先輩をお呼びした時などは亭主からすることもあるでしょうね。不特定多数向けの大寄せ茶会では必要ありません。このごろ小寄せ
一年で一番暑いころにする大仕事があります。「炭洗い」と「灰作り」茶の湯とはただ湯を沸かし茶をたててのむばかりなる事と知るべしただ湯を沸かし====湯を沸かすには熱源が必要、茶の湯の熱源は炭です。炭と言ってもどんな炭でも良い訳ではなく、茶の湯の炭は道具炭とも言うように決まりの寸法のきちっとした炭が何種類も必要です。(お流での違いはあります)そして炉と風炉では寸法が違いますから合計十数種類の炭を用意しなくちゃいけない。切り口が菊の花みたいなの