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今日２０１０年８月１２日は、前にチャマと一緒に富士山へ行った日。（書き込みは１２日）今日は仕事を休めなかった。有給をお願いしていたが、無理だった。通勤途中、東名高速道路に掛かる橋から、富士山の方向を見た。でも、天候は曇りで、更に雨がシトシト降っていた。見えなかった。でも、行き交う車は多く、誰かは富士山の近くまで行くのかも知れないな・・・と思った。２００７年９月５日チャマが退院して僕らはずっと一緒にいた。もちろん平日は仕事をしていた。入院する前と同じ様に、ベランダのそばのデスク
急に和室がガサゴソと音がする。僕は立上がり急いで和室に行った。暗いそこには、懸命に起き上がろうとしているチャマがいた。「オシッコ？」「吐きそう」僕は無言でチャマを立たせ、トイレへは無理だと思い、キチンの流しに連れてった。「オエェー、オエェーっ」何も出来ない。背中を擦るのさえ、していいのか迷う。僕自身、吐いている時に、背中を擦られるのは、逆に気持ち悪くなってしまうから。ただ、ティッシュを何枚も用意する事しか、出来ないでいる。はぁ、はぁと苦しそうにしてい
チャマが目を覚ましたのは、１０時を過ぎてからだった。朝食は、すぐに出来るから、チャマが起きた時、一緒に布団を出ようと思っていた。もう眠気はないから、チャマの顔を見ながら、思い出に耽っていた。チャマは、静かに、目を開けた。「おはみ」そう言って、僕は、チャマの手をギュっとした。「ミコたん、起きてたの？」「うん」チャマは、天井を見つめていた。次の言葉を待っていたが、しばらくそうしていて心配になった。「チャマ、まだ寝てていいんだよ」「・・・今日も、調子悪いみたい・・・・・」「どん
２００７年８月２８日ＡＭ９：１１おはよう！あれから１回も熱出てないよ。もうすでに１５時間経過してるのに･･･このまま落ち着いてくれればいいけど。ＷＢＣ（白血球）白血球は、体に侵入してきた細菌やウイルスなどの外敵と戦い、感染などをくい止める働きを持った細胞。骨髄の中で作られ血液中に流れ出る。体内を循環しながら組織の中に入り、細菌など外界から侵入してくる異物を殺菌したり処理する働きがある。感染症などから身体を守るのにとても重要。基準値は、血液一マイクロリットルあたり4000～8000。
部屋中の扉と和室の襖を開けて、静まり返った中、僕は仕事をしていた。そろそろ昼を過ぎる頃。重湯。新しいの作っておこうかな。そう思ってキチンで、夜中と同じように作り始めた。チャマと僕は、やっぱり心が繋がっているのか。それとも、本当はもう、だいぶ前から目が覚めてて、僕が何か、し始めた音がしたり、そばに来たりしない限り、僕に話し掛けないのか、そんな時にチャマは、僕を呼ぶ。コンコンと、タンスを叩く音がした。「チャマ」「へへへ、試しに叩いてみたの」「ちゃんと聞こえたよ」
昨日（５月10日）から4クール目が開始しました。（全16回中、13回目）ゴールデンＷで3週間の治療ブランクがあったので、体調はその間とても快調でした。（副作用が無いのはやっぱりいいですね！）昨日も毎回のように、不眠に悩まされ1時間程度の睡眠で、今ごろになって睡魔が襲って来ています。（仕事中です）今の抗がん剤治療（ベルケイド注射・エンドキサン錠剤）は、あと3回気合入れて頑張るぞそれから昨日は、今年1月の入院時に友達になっ
平成２４年の８月毎年受けいている人間ドックへ行きました。４０才を過ぎてから、検診結果と共に毎年同封されている再検査！まぁー。いつもの事なので心配もせずに再検査へ今年は、肺に影があるとの事だけど・・・タバコも吸わないし、至って健康体！しいて言えばわき腹が痛む事ぐらいで、それは別の病院では「打撲」と診断されていたので問題なし。でも、かすかな不安はあった。咳をすると、わき腹が痛む！もう半年も続いていて、心配しながら待合所で名前
そうめんを茹でている時、チャマは、テレビを点けた。ＮＨＫのドラマの主題歌を聞く為。土曜日、お昼は、いつものメレンゲの気持ちを見ている。チャマは、石ちゃんの大ファンだ。「通りの達人」。理由はなく、笑える。でも、実際の石ちゃんは、いたって普通の人。なぜ知っているかと言うと、たまに、家族で、僕のバイト先に買い物に来る。最初は、「あ、石ちゃんだぁ～」と期待を膨らませたけど、親しげに出来ないオーラを放つ、普通の男性なので、声は掛けれなかった。来ていた服は、テレビでおなじみの牛柄のオーバー
知り合いのペースメーカー装着者の方と、メールでやりとりしていたら、ペースメーカーモードがタイトルのものと聞き、どこかで聞いたような気もしましたが、よく知らないので、確認してみました。(因みに私は今は、DDDRで但し、最後のＲレートレスポンスはテストモードで、代わりにレストモード設定がしてあり、通常は60-140安静時のみ50が下限の設定です。)バイオトロニックのページに紹介がありました。http://www.biotronik.jp/prod_03.html「CLS機能」→ペースメー
day30個室に移動。昨日、生着したのに今日の白血球は６００しかも…ちゃおの細胞がまだ残ってるらしい。なんでこんなにちゃおの細胞は強いんやろ。day311ヶ月振りに宝芽を抱っこしたちゃお幸せそう～何なん⁉︎めっちゃ重なってるやんあかん！筋肉が震えだしたぁ～熱・嘔吐はまだある。day33よっしゃ白血球900白血球がＵＰして嬉しい反面、毎日の頭痛やあばら骨の痛みが心配。今日は髄注検査と頭部MRI検査をしたけど、結果は異常なし。一体、何が原因なんやろ
昨日は、飲み会があったが、早めに切り上げた。昨日のメンバーは、病気の事を知っているので、自分に気を使いいつもなら、御前様が普通なのに、今日は珍しく９時には帰宅。それでも、やはり今日の診察で先生には、バレタ様子で・・・・「お酒は、週に1合程度にしてくださいね」と言われ！はぁ？？？「1合なら飲まない方がいい」と言いたかったがさすがに、そんな事は言えず「はぁーい」と言ってやりました。せっかく９時に切り上げたのに・・・！でも診察
腎臓についてあまり書かなくなったのは数値が悪すぎて書けなかったのです。実は主治医はクレアチニンは気にしてもeGFR（糸球体濾過量）の数値は一度も言及したことが有りません。次回は聞こうと思っています。1月の検査ではすでに１１台になっており、５期です。クレアチニンも３を超えています。医療関係者向けサイトの早見表でも完全に腎不全で尿毒症があれば透析開始です。専門医の治療が必要と言ってもこれといって打つ手がありません。何時透析開始してもおかしくない状態ですが、一般的にクレア
主人の脳腫瘍の手術が１０/２５に終わりました。前日から準備のため、頭に通称ウツボを付けＭＲＩを撮ります。このＭＲＩを３Ｄ画像化し、手術をする際のナビゲーションシステムに使うようです。当日は朝８時過ぎに看護師さんと主治医の先生が病室に迎えに来てくれ、一緒に歩いて５階の手術室に向かいました。そして手術室の中へ。扉の前で旦那を見送り、家族控え室で実家の母と主人の母と３人で主人の戻ってくるのを待っていました。１３時に手術当日に入るＩＣＵの説
昨日は、先週延期になった第二クールの2回目（全16回のうち6回目）の投与でした。（1ｸｰﾙ4回×4＝全16回）特別な副作用もなく毎回の如く、初日だけ不眠に悩まされましたが・・・今日はグッスリ眠れるでしょう。ところで昨日の診察で医者に言われたのが、先々週にエコーとレントゲンを撮りましたが、「やっぱり・・・・？○○さんの非分泌性タイプは血液検査や尿検査では効果が分からない事は前にも話しましたが、エコーやレントゲンで
5月17日（金）、１４回目の抗がん剤投与注射を終了。（あと2回）これまで、自分と同じ病名（多発性骨髄腫）の患者さんと直接会ったことがなかったのですが、今日はじめて、同じ病気の人と会いました。その人は、70代の男性で、自分を見るなり「おたくの病気は多発性骨髄腫・・・！？」って、聞いてきました。（なんで分かるの？って感じ）（あまり無い病気なので、この病院内に同じ病気の患者がいるか看護師に聞いたみたい）そして、発症時期や症状など、いろんな
『長男の鼻の打撲２０１６．２．２６』今日は仕事から帰宅して休んでいるとサッカー練習が終わらない時間に長男から電話があった。１月下旬に右腕の骨折のギブスが外れて２月上旬からサッカー練習再開していた。まだ１ヶ月と経っていないのに鼻骨骨折した可能性があるとの連絡。帰宅して見てみると頭が痛くは無い、鼻血は出ていなかったとの事でおそらく打撲で腫れているだけだろうと私なりの診断結果は大丈夫。何かあると困るので明日病院で診察をして貰えばサッカー練習しても良いだ
と常々思う・・・先日、友人と友人のお知り合いとお食事をしていて・・・ニューヨークに拠点を出したいんだけど、どうしたらいいか？と。。。ビザ取得から、そこにお店を出すまでの流れがもの凄く大変だよね？と。ん？インスタとか、ＦＢとかとか、見ると色々方法は出てくる。私の友人も何年も前からニューヨークに拠点を出し、今では、ここに出店したい方の支援まで行っている・・・（今、バンバンストーリーやＦＢに広告も流れている）やりたい、行きたい、・・・と言って、当の本人が何も行動してないだけ。
午後、旦那の通院に付き添うため、仕事を半日休み病院へ急ぎました。診察の予約時間まで時間が無かったため、地下鉄の駅から走りました。駅から病院まで走れる健康に感謝診察室の前で旦那と合流して診察を受けました。今日の診察では提携病院で撮影してきたＭＲＩを元に診断を受けました。診断はやはり脳腫瘍グリオーマでした。グリオーマは悪性腫瘍に分類される腫瘍。やはりというか、先生の口から病名をあっさり告げられるとショックは隠せません。でも、これから治療していくため
先週検査入院をした結果を大学病院で聞いてきました。検査では2種類のＰＥＴ検査をした旦那。まずＦＤＧＰＥＴの結果。→赤く光っている部分はほとんどないので、活動性は低いと思われます。そしてメチオニンＰＥＴの結果。→腫瘍部分が赤く光っていました。やはり脳腫瘍グリオーマとのことです。正式な診断名がでました。乏突起神経膠腫オリゴデンドログリオーマグレードは2だと思うけど、病理検査によっては3のこともあります。手術をして可能な限り腫瘍を取り除き、
新年あけまして、おめでとうございます。年末は、本当にバタバタして、振り返ると一度も記事を書いてなかったようです。今年は、再度気合を入れたいと思います。まずは、積み残しの記事から以前と違う病院に変わってからの8回目。病院到着からの手順、ルーチンは安定。①出力電圧と電池寿命。DDDRリズミツク50-130/140「マグネットレート100」「寿命は、9.5年」※2020年1月からなので、既に4.9年経過。トータル14.4年。
今日、この前の生検の結果を聞きに行ってきやした。結果はがん。左下歯肉癌。６年前のがんは右側。今度は左側。６年前のがんとは別物らしいです。家に帰ってかみさんに報告。かみさん号泣。おいらも号泣。これがおいらの運命、人生か！！担当医にも言ったんだけどもう切除手術はしない。一度知ったあのしんどさにはもう耐える元気はない。今度は歯が全部なくなって普通のご飯を食べるのは一生無理になる。言葉はしゃべれるらしいけど、流動食。リンパ節にも転移して
今日も楽しく仕事終わりましたExcelでグラフ作りの１日でした母を歯医者さんに連れて行って帰りに２人で食事カキ鍋うどん食べました母は80才歯医者さんに勧められ差し歯ではなくインプラントを入れることになりました「値段は高いですが一生ものですから」という言葉に納得したらしい母の年齢で一生ものっていったい何年つかえるのか・・・盛りだくさんの１日の夜はゆっくりミュージックでも聴きながらブログを書くのが乳ガンには効果的今日のメニューはう～とシブい「ルイアームストロング」です彼は1
２００７年９月２５日再入院。入院予定期間約６０日放射線治療３０日予定この辺りからチャマからのメールが消えている。（太文字は現在の僕）なぜ？僕は削除してしまったのか？憶えているのは、チャマからのメールでメモリが一杯になってしまったから、消してしまったと思う。でも、それ以前のが残っているのも不思議。だから、この頃、僕の頭の回線はおかしくなっていたのだろう。どうしていいか分かんない状態。この日は直接、入院手続き窓口に行き、受付を済ませ、入院棟の１１階へ行った。やっぱり受付時間ギリ
明日から、ゴールデンウィークだ！長いよ。今まで、チャマの会社で働き始めてから、こんなに長いのは、初めてだ。病気になる前だったら、いつものように大阪へ行っていた。借りてある狭いマンションに荷物を運び、そこから街へ繰り出す。前にも言ったけど、大阪に着くのは、毎回、夜だ。それは、土曜の仕事を終えてから飛行機に乗るから。僕は、チャマのあとを歩くだけ。だから、羽田空港まで、どんな交通手段を使ったのかさえも、ウル覚えだ。だって、毎回、違うのだから。きっと、チャマの中で、その手段が、一番早
ペースメーカー装着していた義理の父が亡くなり、今週は色々な手続きを予定してます。その準備として、今日は各関係先に電話連絡と確認をしました。年金関係の電話をして、役場にも明日行くにあたっての準備の連絡。(必要書類等は、死亡届をもっていった葬儀社の方が、必要書類等に○をつけた紙をもらってきてくれてましたが、同居でない親族が行く場合について質問すると委任状がいりそうでした。)自分の時のために、興味があつた、ペースメーカー関係の手続きとして1.病院への連絡2.ﾍﾟｰｽﾒｰｶ
皆さん、こんばんは～さとりん、今日の午前中は、体調が絶不調でした。。。。朝からず～～～っとキモチ悪くて・・・このままの状態なら、早退しなきゃかも。。。と思っていました。暑いから熱中症とか???のぼせたとか???もしくは、今流行ってるウィルスとかかな???キモチ悪いながらも、お腹すいてて気持ち悪いのかな??って思い・・・ムリにでも、お昼ご飯食べたら・・・なぜか復活ﾎﾜｲ???大成功～(笑)無事、残業もこなすことができました～でも、家
いよいよ本格治療開始！１月４日（金）の仕事始めの日午前中は会社で年始の挨拶周りをして午後から入院。生まれて初めての入院生活。不安と寂しさと安堵感。さぁこれから長い病院生活どう過ごそうかと悩む暇も無く土日は、先生が休みの為、「外泊しますか」と聞いてくる「はぁ？みんなに頑張ってくるからと」励まされて出てきたのに・・・病と戦う覚悟で来たのに・・・・「外泊します。」と即答。だったら、月曜日からの入院でよかっただろう！病院の金儲
今日１月２１日に無事退院！長かった様な短かった様な入院生活でした。体調はあまり変化なく、抗がん剤の副作用も「あれ！こんなもの？」っと言った感じで、深刻に悩む事も無く、元気な入院生活で、他の患者が不思議がって「兄さん～元気そうだけど、何の病気ね～」と糖尿で食事制限がある患者さんに聞かれ「癌ですよ」と元気よく答えると次の日から目を合わせないようになった。気の毒に思ってなのか、変な事を聞いてしまったと思っているのか？でも今の医学の進歩は、自分
ピーガード錠１２０ｍｇ（強い鎮痛剤）ガバペン錠２００ｍｇ（発作・痙攣を抑える）ルーラン錠（精神安定剤）ビオフェルミン（腸の薬）ハイペン錠２００ｍｇ（痛み・炎症を抑える）カロナールシロップ（解熱）タケプロンＯＤ錠３０ｍｇ（胃酸の分泌を抑える）セルシン錠２０ｍｇ（精神安定剤）リンデロン錠０．５ｍｇ（アレルギーを抑える）デュロテップＭＴパッチ４．２ｍｇ（強い鎮痛パッチ）オプソ内服液５ｍｇ（強い鎮痛の薬）１５０包セルシン２ｍｇ（必要に応じて服用の分）どこか、変わっただろうか？ほ
あれから、ドラマを観た。また具合い悪くなるのを懸念して、１話だけにしようと思ったが、一日中寝ていたせいで、目が冴えたチャマに合わせて、結果的に３話観てしまった。２００９年４月２７日、月曜。ほとんど、眠れないまま、朝を迎えた。チャマも、目を閉じていたが、眠れていない様子。８時頃。「ミコたん、起きてる？」「うん、具合い悪いの？」「・・・うん」すぐ、声だけで分かる。「朝と晩が逆になったせいかなぁ」「ミコたん、あとで、病院に電話してみてくれる？」僕は、すぐに上体を起こした。「病
