きみはいい子とは
「きみはいい子」は、日本の作家による連作短編集です。2010年に起きた大阪2幼児置き去り死事件をもとに執筆された作品で、2012年に静岡書店大賞、2013年に第28回坪田譲治文学賞を受賞しました。短編集で章ごとに語り手が異なっています。共通する内容は、桜が丘小学校と烏ヶ谷公園がある桜が丘という町の出来事となっています。舞台は新興住宅地で、すべてのテーマが誰かの思いやりの言葉によって締めくくられています。育児放棄や児童虐待を”される側”だけでなく”する側”の心の問題にスポットを当てた内容が反響を呼びました。「きみはいい子」の感想やストーリーを紹介したブログがたくさんあります。