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午前の半休をもらって紹介先の病院を受診した。診察後の採血の時点で、どう頑張っても30分ほど遅刻しそうだったので、職場に連絡をした。急いで職場へ行くと、『お疲れさまです。病院どうでしたか?』と聞かれる。手術のおおまかな方向と予定がたつのでは?と私も職場のみんなも思っていたので、その結果が知りたいのだと理解できるが、【両胸全摘になるかもしれない】ということにまだ動揺している私は、『病院どうでしたか?』と聞かれてすぐには言葉が出なかった。遺伝子検査を受けたことは言わなかった。『前に受
私の勤務しているクリニックは、週に一度平日午後休診日がある。みんなで【今日は仕事終わりに何をするのか】を話すのが定番だ。ここ数週間、病院受診が続いていた私。上司は毎週、そっと声をかけてくれていた。3月14日病院受診日上司『今日も検査の日だっけ?』私『今日はこれまでやってきた検査の結果説明を聞いてきます。追加でさらに検査が必要とかならなければ、手術の方法や日程の話ができると思うんですけどね。』上司『そっか。決まるといいね。日程は自分のタイミングで決めていいからね。』3月15日
2019年4月23日食道がん手術から1年9カ月を迎えました。仕事していないのでストレスフリーで暮らしています。実家暮らしで家賃不要だから、がん保険給付金の黒字分と貯金で生きていけてます。2017年7月の食道がん手術は腹腔鏡手術だったので、傷跡も極小で本来なら2週間で退院し数カ月の休養後に再就職するはずだったのに。術中のアクシデントで気管支に穴が空いて気胸、声帯麻痺、気管切開、両頸部リンパ節切除、2度の抗がん剤、脱毛、S状結腸穿孔、人工肛門(ストマ)、3度の誤嚥性肺炎、腸閉
1/25に乳がんの告知を受け、早速翌日の1/26にPET検査の予約がとれたので、急遽お休みをいただくことになった。私の職場は小さなクリニック。一人欠員でも混みあえばバタバタするし、ましてや二人休むとなると本当に大変だ。それでも、お互い様の精神で協力し合う気持ちが全員にあるこの職場に巡り会えたことを、本当に幸せに思っている。(これまでの職場には、一人二人は嫌な空気を出す人がいて、仕事しにくかったり休みにくい思いをしたものだけれど…)本人や家族の体調不良など、急なお休みの時は、まずは院長に
『検査の結果、悪性でした。』と電話で伝えた夜、院長からメールが届く。(以下、抜粋)《治療のために、仕事のことはあまり考えないで。早く検査が進んで、早く治療に進めることが肝心》《ご自身の体、第一で治療して。satoueさんは、かけがえのないスタッフ。治療が完結して、一緒に働けるのが一番》《体のことを第一にしばらくは行動して。お子さんたちのためにも、治療頑張ってください。応援しています!》検査結果を聞きに行く前に、もし悪性だった場合、今後の仕事の仕方についてご相談したいです、と伝えていた
2024年1月4日前回の受診から5カ月半ほど経過。しこりに気がついてから半年経過したので、再び乳腺クリニックを受診する。右胸のマンモグラフィ、両胸の触診とエコーを実施。エコー上、昨年7月8.0mm程度だったしこりは、10.0mm程度にサイズアップ。辺縁は一部不明瞭、血流も確認できる、と。『これは、生検をして、はっきりさせましょう』【生検で良性とわかれば嬉しいけど、悪性という結果が濃厚になったような気がする…】という思いがよぎる。ざわつく感情はとりあえず横に置いといて、できることを
がんになって頭を悩ませるもの、堂々の上位にランクインしますよね、「仕事」。むしろ治療後も何かと悩み多き問題なので、個人的には早い段階で手を打っておいた方が良いかなと思います。特に組織所属の仕事をされている方は、表面上だけでもね、報連相は大事ですよね。裏ではこれまでの人生で最大の落ち込みと苦難と苦渋の決断を迫られていて涙も出ないようなメンタルでもね、やはり報告だけでもされた方が良いかなと。タイミングや誰に報告するかなど、個々の状況によって違うと思いますので無責任なことは言えませんが、少なく
検査を受けるために仕事を休む都合上、上司である院長には、右胸だけでなく左胸にも疑わしい箇所があることを話していた。生検検査の結果を聞いた翌日。左胸は非浸潤性乳管癌とわかり、同時性両側乳がんであることを伝える。紹介先の病院でどんな治療方針になるかまだわからないけれど、両側の手術が必要なのはたしかで、ご迷惑おかけする期間がどれくらいになるのか、色々はっきりしたらまたご報告ご相談させてください、と伝える。『うーん、そうかぁ。それは残念だね。なるべく小さな治療ですむといいね。仕事のことは、本当に
ものすごく共感!たまたま良い病院に出会えていれば、がんと就労の部分で、アドバイスや相談ができるんですけど、それもまだまだ個々の状況に応じて、ベストな対応まで望めないのが、現状かなぁと思います。復職してもキャリアアップが望めなかったりがんと就労の問題は、今後の課題。
昨日、開催されたマギーズ東京と考える「がんと仕事」フォーラムを聴いてきました組織変更があり、新しい環境となり、今の部署での自分の存在意義がない気がし、心細く不安に感じていた今、このフォーラムを聴けてよかった妻が最近、癌に罹患し、どう接していいのか教えて欲しい。との質問にマギーズ東京の秋山さんは…(相手の気持ちが)たとえわからなかったとしても、わかろうとしている。わかろうと努力する。そんな思いが大事。わかりあえる時が必ず来る。とっても優しく包み込