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京都伊勢丹地下1階〜和菓子のSPOT〜2020/4/1(水)〜5/12(火)期間限定出店京菓子司【末富】前回、生菓子をご紹介したが他に煎餅類も多種販売。京都限定〈京ふうせん〉〜季節限定「桜」〜「桜」は干菓子。「京ふうせん」は小さい麩やき煎餅を「ふうせん」に見立てて基本の色目五色を赤・白・青・緑・黄の砂糖で表現。「かさねの色目」は季節によって替えられる平安時代からの女官装束の衣の表裏の色合わせ。季節限定黒糖羊羹「夜ざくら」その他の煎餅とお菓子
平安時代から伝わる色の組み合わせの概念に「襲の色目」があります。かさねと読みます。「重(かさね)」と書くときは、衣の表地と裏地を重ねたときにできる「重層色」を指し、「襲(かさね)」と書くときは、衣を重ね着したときにできる「配合色」を指します。十二単にもみられる組み合わせでこれで四季を表します。音楽でいえば和音のようなもの。先人たちが生み出した調和がとれる色の組み合わせともいえます。現代にも生かせる考え方で、帯と着物の組み合わせだけでなく、着物と襦袢、伊達衿と半襟の組み
おしゃれや綺麗なものが大好きなあなたへ昨日に引き続き今日は平安時代の色について書いてみたいと思います。1.平安とはどのような時代だったのでしょうか?桓武天皇が794年に平安京に都を移し、1192年に源頼朝が鎌倉幕府を開くまでの約400年間を指します。桓武天皇は、即位後、平城京からいったん長岡京に都を移したものの、災害や家臣の死が相次ぎ、改めて794年に平安京に都を移しました。桓武天皇は、律令政治を立てなおそうと、自ら精力的に政治に取り組み、親政を行います。