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皆さん、こんばんは。津軽は晴れのち曇り蒸し暑い一日でした。〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓今年6月下旬から導入した農薬散布ドローンT10。農薬、肥料、栄養剤などなどすでに色々使ってます。T10の良いところは、RTKネットワークが使えるところです。圃場を歩いて測量して、ルートを決めて、散布量、高さ、幅なんかも決めたら、基本すべて自動で飛んで散布してくれます。額縁散布も思いのまま。よって、合図マンが不
GNSSによる干渉測位に分類される・RTK(Real-TimeKinematic:リアルタイムキネマティック)・PPK(Post-ProcessingKinematic:後処理キネマティック)は、UAV写真測量でも、撮影位置の測位などの目的で広く使われる測位方式です。その中で、特に仮想基準点方式などネットワーク型の場合に多いように思いますが、「PPKはRTKより高精度」という趣旨の記述をよく見かけます。これは本当なのでしょうか?もちろん、リアルタイムの通信がうまくいかない
DJIPhantom4RTKユーザーの皆様へ朗報です。先月のアップデートで自立飛行モードに「地形認識(追従)モード」が追加されました。これまで写真測量は一定の高度でしか撮影ができなかったため、高低差のある現場ではみなさん苦労して、そして何とか工夫しながら撮影されていました。このモードを使うと予め作成して取り込んだ地形データに沿った写真測量のプランニングが可能となります。地形データは、PhotoScanなどのSfMソフトウェア等を用いて、DSM(デジタルサーフェスモデル)をG
私はGNSSを10年来、仕組みをよく知らずに使ってきました。しかしUAV写真測量でも、GNSSによる干渉測位は標定点の測量、RTKドローンによる撮影位置の測位に広く使われていて、精度の要であるともいえます。UAV写真測量の高精度化・効率化を追求するなら、GNSSの基礎知識も必要に思われます。そこでついに最近、何事にも重い腰を上げ、高須先生のオープンソースソフトウェアRTKLIBを手掛かりに、GNSS測位の勉強を始めました。写真測量におけるTriangulationを既知点(カメラ)か
RTK、PPK、スタティックなどの干渉測位は、2台の受信機を用い、基準局から移動局(新点)に至る基線ベクトルを求める技術だと言われます。実際は、ソフトウェアに基準局の座標も設定(既知の値を入力)するようになっていますが、「基線ベクトルを求める技術だから、例えばRTK実施時に設定した基準局の座標に間違いや誤差があっても修正可能だ:求まる基線ベクトルには影響がなく、求まる移動局の座標が基準局座標の誤差ぶんだけ平行移動するだけだからだ」…(命題1)ということが、国内外の多くの資料などで言われていま