ブログ記事155件
先日ご覧いただいた彫刻木地にボローニャ石膏を塗りました。今回のように彫刻で凹凸がある場合平面やちょっとした曲面に塗るときとはすこし勝手が違います。いつものように塗ると凹部分に石膏液が溜り彫刻を美しく表現するのがなかなか難しい。ではどのようにするか?今回ご紹介する塗り方も、わたし個人の経験からのお話ですので、参考程度にお聞きください。少々薄い石膏液を作るところから始めます。いつものニカワ液(水10:兎膠1)に石膏をふり入れて石膏液を作りますがいつもの石膏液よりも6~8
わたしの出不精もすっかり定着してしまって、同じく出不精の友人と「リハビリが必要なレベル」と言い合う最近なのですが、どうにかこうにか出かけてきました。行先は東京ビッグサイトで開催されましたアンティーク市「骨董グランデ」です。今年で第五回だとか。初日(金曜日)のお昼に入場しましたが、まだお客様はまばらで空いていて歩きやすい。ここぞとばかりに練り歩きます。目に入るのは小さい物ばかり。・・・性でございます。▲グリ模様彫刻の御香合。素敵。▲こちらは七宝でしょうか。手のひらサイ
東宝日曜大工センターご存知ですか。幼い頃には父に連れられて行き額縁の仕事を始めてからは自ら行き散々お世話になったホームセンターは2010年に閉店、今はもうありませんが、いまだにどのホームセンターもつい大工センターと呼んでしまう。隣には東宝映画撮影所があって大工センターで庭の掃除用具を買う芸能人などよく見かけたりちいさな売店でソフトクリームを食べたのも良い思い出です。カナヅチ振り上げるお父さんのイラストバッグには紙テープを入れていて使うたびに思い出す大
今日は皆様にお知らせがあります🥺我がキャッテリーナカネセイは本日2月28日をもちまして閉鎖することになりました😿2013年2月にキャッテリーナカネセイが始まりました。私(小泉)は2015年からこちらのキャッテリーナにお世話になり、2017年3月より私が責任者として携わらせてもらいました😔また、同時にこちらのブログもなんとか続ける事ができて多くの方にみていただけるようになり本当にありがとうございました🙇22匹の猫達も新しい家族がみつかり暖かく迎えていただく
額縁の作り方の番外編と言いましょうか、今日は額縁本体ではなくてマットの作り方のおはなしです。紙の作品—デッサンやパステル、水彩、写真など―を額縁に納める場合には、額縁のガラスと接しないように作品を固定する必要があります。マット(イタリアではなぜか仏語パスパルトゥPassepartoutと呼ぶ)で作品を挟んで固定し、額縁に入れます。最近は額縁店や画材店で無酸の紙ボードですぐに作ってもらうことができますが、今回はラワンの合板を使って自分で作ります。と言うのも、変形で余白もほぼ無い