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【お知らせ】当科ではスタッフ医師を募集しています。募集要項はこちらです。当科の紹介記事はこちらから。メールでのお問い合わせはhematology@aih-net.comまでお願いいたします。スタッフHです。最近は臨床研究、他部署・院内向け資料作成などで多忙にしております。という言い訳でブログが書けておりませんでしたが、興味深い血液感染症関連の文献が出ておりましたので共有します。今までも薬剤と感染症についていくつか記事にさせていただきました。今回は近年多用されているベネトクラクスと感
皆様、お元気ですか?私は風邪をひき、ようやく治ってきましたこの夏(もう秋ですが)、3回目です9月半ばの血液内科外来では、血液検査結果を見た担当医から「風邪ですか?」と言われました。ASTやALTなどの肝機能やCRPに「H(High)」がついていましたが、「まあ、これくらいなら問題ありません」とのことでした。すごく久しぶりに可溶性IL-2レセプターにも「H」がありましたが、「感染してリンパ球が増えたので、少し高くなったんでしょう。」ということで問題なしでした。
入院当初は「急性リンパ性白血病」と診断され、「Hyper-CVAD療法」を行うことになりました。「Hyper-CVAD療法」は、急性リンパ性白血病のための治療法で、エンドキサン、ドキソルビシン、オンコビンなどの抗がん剤、デカドロン(ステロイド)などを用い、強い抗がん剤治療と言われています。告知の次の日には、Hyper-CVAD療法を行うためのCVカテーテルを首から入れる手術を行いました。ちなみに痛くなかったです←痛がりなのに珍しい2015年のクリスマスからHyper-
こんばんは。昨夜は久し振りに熟睡出来たみたいで、今朝はいつもより調子が良かったです。3ヶ月ぶりの血液内科、予約時間が15時なので、夕飯のおかずを作ってから出掛けました。《検査結果》白血球13900→17600リンパ球66→92LD[IFCC]208→253(←よく解らない💦)これは順調に(❓)増えてました😓ヘモグロビン、血小板は基準値内ということで、引き続き経過観察になりました。次回は3月です。前の総合病院の先生も、今の先生も『慢性リンパ性白血病』は、あまり怖
CLLと診断されるまでを過去にさかのぼって書いていきます。まず、2015年の11月末ごろから坂道や階段を昇るのがつらくなり、息切れや耳鳴りがするようになりました今思うと貧血の症状でしたが、それまで貧血とは無縁だったのでなぜ息切れや耳鳴りがするかがわかりませんでしたまた、38度くらいの熱がしょっちゅう出ていました。風邪だと思って薬を飲んでいたものの、熱以外の症状がなく変だなあ、と思っていました。近所の町医者に3件ほど行きましたが、「運動不足」、「風邪」などと言われ、
自分のブログの開き方も忘れる程に間が空いてしまいました😅今はまた実家にいます。慌しく過ごしています。前回は、父が転倒して足を痛め杖がいる程になり熱も上がりどうなることかと思いましたが、なんとか回復しました。今回は元気そうです。-----------------------------帰省前に定期検診がありました。血液検査は以下の通りであまり変化はありませんでした。2023年1月→2月→3月→4月→6月白血球数2500L→2600L→2900L→2400L→
【お知らせ】当科ではスタッフ医師を募集しています。募集要項はこちらです。当科の紹介記事はこちらから。メールでのお問い合わせはhematology@aih-net.comまでお願いいたします。飯塚病院血液内科スタッフのHです。前回に引き続き感染症×血液に関する記事を書かせていただきます。最近、ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬(BTKI)を使用する事が多いのですが、以前より悪性腫瘍関連の感染症界隈では感染症との関連が指摘され話題となっていた事を思い出しました。今では実際に治療薬とし