仙童寅吉が青年となり、明治初年には霊界に移っていますが、霊界から肉体を借りて四国の高知にある呉服屋へまじない師として乗り込みました。そこで病気直しをして金をもらい山へ帰る生活をしていました。それを宮地水位氏が見つけてお説教を食らう寸前に夜陰に紛れて逃走しました。実際に天狗界に入って、霊界にいながら人間界に出没することもできます。天狗はその様な奇術を使います。宮地水位氏は天狗を信仰してはならない。霊力を得ようと一人で山中に入って修行をしようとしてはいけないと言いました。そうすると山霊に誑かされ天狗