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昨日、WOWOW宝塚プルミエールの中で流れた『花より男子』制作発表等のVTR、当時はまだスカイステージしか加入していなかったので初めて見ました📺初見はワクワクo(^-^)o楽しい伊集院少尉とは全くキャラが違う道明寺司。でも、どちらもれいちゃん(柚香光)以外考えられないはまり役です(´艸`)自己紹介のところでカメラに向かって歩く時のタメが、たまりませんねゴージャスなF4実は私、『花より男子』のチケット2公演分持っていたんです。たまたま登録していたTBSサイト(会場が赤坂ACTシアターで
Rain20【つくし】『……』『……』花沢類に腕をとられながら、駐車場までの道…歩みを進めて行く。だけど其の道中、花沢類もあたしも、言葉を発することは一度も無く。…車に乗り込むまで、互いの表情さえも確認しなかった。「相手を気にする」…そんな余裕、あるはずも無い。だって今のあたしには、自分のコトすら何も解って居ないのだから。擁いている気持ちも…なすべき行動も。何時の間にか車に乗り込み、花沢類が其の
Rain12【つくし】翌日の夕刻、あたしは西門さんに送られ、自宅のアパートへと戻ってきた。帰り道…そして、この別れの際になっても、あたしは西門さんに「あるコト」を告げるべきなのか、ずっと迷っている。…きちんと「話」をしようと、此処まで何度も彼に向き合うコトを、試みてはいたのだけれど。『西門さん…あの…』『ん?』でも其の度に。あの魅惑的…誘惑的な微笑を、艶やかに返され。あたしは都度、その表情に魅了
Rain17【つくし】『牧野、大丈夫?落ち着いた?』『…うん。ごめん、花沢類…取り乱して。もう大丈夫、自分で歩けるよ』ドアを開けつつ差し出される花沢類の掌を、あたしは小さく頚を振り拒絶した。幾ら自身、突然振りかかった衝撃に精神的参ってるからと言って、花沢類が与えてくれる癒しを、自ら受け入れてしまう行為……それは、とても「罪深い」コトであるような気がして。「罪」…西門さんに対しても、花沢類に対し
中学時代のいじめターゲットにされたSちゃん〈続き〉Sちゃんとは仲良くしたいけど、グループに逆らう強さもなかった私それまであまり自己主張せず、流れに逆らうことなく生きてきただから友達とぶつかったりケンカしたこともほとんどないいじめられてる子を見ると「なるほど、こんなことするといじめられるんだ」「気をつけよう」と他人事のように思っていた仲の良い友達がいじめられてこの時初めて人間関係において行動の選択を迫られたのだと思う人の顔色をうかがい、どこか人任せだった自分
Rain9【総二郎】『…ったく。何処、彷徨(うろつ)いてんだ…あいつ』思わず口をつく、落胆を含んだ呟き。海外への遠征…久し振りとなる帰国に、彼女へと素直に向かう、俺の急いた「ココロ」。その気持ちに素直に従い、気も漫ろ…真っ直ぐ「此処」へ、バイクをかっ飛ばし来たって言うのに。…居ない。肝心の「相手」が。何度呼鈴を鳴らしても、反応は無し…携帯も繋がんねぇし。それでも夜には帰るだろう…と、軽く周辺を
Rain31【総二郎】『~!更…っ!!』『!!』突然の俺の発声に、更が反応を魅せる。…身体を硬直させ、怯えた視線を俺に向けた。それに追い打ちをかけるように、俺は更に向け、さらに言葉を続ける。『更!いいのか、これで!このままトシと離れて…お前本当に、それでいいのかよ!考えろ…!お前にとって誰が大切か…誰が必要なのか!』『……』震えを魅せる、更の身体。俺を見詰める瞳からは、大粒の
Rain18【総二郎】『ジロー…ごめんなさい。私が馬鹿なコトしたから…ジロー、巻き込んで。こんなケガまで負わせちゃって』『……』開放された窓から吹き込む爽やかな蒼風が、煌めく陽光の中、ましろの薄布を軽やかに揺らす。ベッドに横になりながら俺は、その空気の流れとも言える光景を、飽きもせずずっと眺め続けていた。更の存在は感じて居るが、あまり意識に入って来ない。今、気にかかっているのは、牧野…牧野つくしの「現状
いや~昨日はレイちゃんのCMとInstagramでのスマイルに癒されましたねなんで素顔だとあんなに少女のような顔になるのか本当に不思議な方ですレイちゃんの不思議な魅力の一つ舞台にたつと171㎝には見えないくらい大きな男性に見えるレイちゃんオーラのせい?等身バランス?衣装の着こなし??と謎を考えていましたが私が感じた結論としてはレイちゃんはお顔が小さく縦長後ろデコが出ていて頭の形もアジア人に多いハチ張りがないいわゆる欧米人顔そして顔の横幅と首の太
Rain44【つくし】「思い」を告げあった後、花沢類は、今宵あたしが深い眠りに就けるようにと、ワインを一本、開けてくれた。『……』何も言葉は交わさずに、無言のままで、ふたり…グラス一杯分のワインを飲み干し。…すると彼は、徐に立ち上がり。静かに、一言…。『明日、出るの…早い方がいいんでしょ?なら、もう寝(やす)もう?』…と、微笑を浮かべながら囁いて。さり気なくあたしにも、移動の為の起立
Rain8【つくし】『はぁ…』今の吐息…今日何度目の「溜め息」だったろう?ちょっと意識が飛んで、ぼんやりなんてしちゃうと、無意識のウチに零れてしまってる。…まぁ、無意識にって言ったって。自分でその「理由」は、ちゃんと解ってるんだけど。……。…西門さんが居ない。理由は…ただ、それだけ。……。大学生と茶道家元の跡取りという、二足のわらじを履く人だから。忙しいってコトは、前から重々、承知してい
Rain15【総二郎】気付いたのは、病院のベッドの上。…身体に付着していた血糊を全て拭われ、ましろの世界に横たわっていた。あの後、俺の言葉から「コト」を大きくしないようにと機転を利かせた歳三は、動けなくなった俺を抱えつつも、あえて救急車等を呼ぶコトはせず。足が付かぬようにと速攻呼び出した地元のダチの車を使って、西門懇意の此の病院まで俺を運び込んだ。運ばれると、やはり此処でも既に歳三から連絡を受けていた院長が直々に俺を
おそようごじゃいます(*^-^*)そして、〆記事でごじゃいます( ̄▽ ̄;)今夜のお月さまは、雲に隠れて光しか見えなかったんですけど・・・「全知的な読者の視点から」を撮影している場所からは、良く見えたようです♪監督さんのXに、真ん丸なお月様がUPされてきていました원동연(X)撮影現場の月オレンジ色の昇り立てのお月様です♪肉眼で見たら、もっと大きく見えると思いますよ~~~!🌕撮影も順調で良かった、良かった♪監督さんもXに書いてくれていましたが、
Rain30【総二郎】『ト…シ』沈黙を破ったのは、俺の呟きのような、トシへの「呼びかけ」だった。探りを入れるような俺の声に、トシは更に向けていた視線をゆっくりと俺に移し、そして静かに…落ち着いた口調で言の葉を紡ぐ。『…何時ものコトさ。昔も今も…そしてこの先も変わらない。更は総兄だけだ。総兄だけを見て、総兄だけを信じて…総兄だけを求める。ずっと一緒に居ても、俺を見るコトなんてない。決して、絶対に。いくら俺が「総兄の立場」欲し
Rain32【総二郎】さて…残る問題は「俺自身」だ。相変わらず牧野の携帯は「圏外」。それ以外の彼女との個人的連絡手段は俺には無く、未だ居場所は解らないまま。類と居るのは確かだが、何故かその類の所在も現段階、掴めないでいる。『ダメだ、類のヤツ。俺からの電話にも出やしねぇ。メールもラインも一切無視。もともと律儀に連絡返してくるようなヤツじゃ無かったけど、今回は徹底してんな。それに…賞賛に値するくらいの
桜の記憶prayer18つくしは絶句する。自分から動くなど、此れまでの司との「行為」でもしたことが無い。『…自分で…?』『うん…出来る…?』『……』だが…「俺を感じて」…此の、類の言葉に促され。類の両肩に掌を置き、凭れていた身体をゆっくりと起こして、小さく腰を前後させた。…が、そんな小さな動きだけでも、身体には電流のような刺激が走り、思わず腰が浮く。逃げるつくしの腰を、類は咄嗟、抱き押さえた。『逃げちゃダメ…。俺があんたと繋がっているコト…ちゃんと感じて』
今回ご紹介するドラマ、「旧作なのに、なんか最近、よく目にするな~」と気になっていたのですが、NETFLIXでもうすぐ配信が始まるからですかね。実は私、2020年の晩夏韓国ドラマにハマり始めて、まだ作目という時に、本作を見ました。だから、今の私が見たら、多分違う感想を持つだろうなということを、まず最初に、お断りしておきます(韓国人俳優さんとか、全然知らなかったのでカン・ハヌルが、あんなに演技派だとはのちに知るのでした)・・・まぁ、でも、ある意味、超初心者な初々し
Rain11【総二郎】…ふと、予告無しに、牧野の腕が俺に向かい、静かに伸ばされる。その指先を、俺の髪に絡めつつ…徐に梳き遊び始める、彼女。『……。…何?』「理由」を訊ねると…俺の下。上気させた頬…其処に淡い微笑を浮かべながら、穏やかに「応え」を囁き。『髪…濡れてる。乾かさなかったのかな…って。雨に濡れないようにって、此処…来たのに』『……』…「濡れてる」理由も「此処に来た」
【2020/05/28UP】梁靖康(LiangJingKang)リャン・ジンカン国:中国生年月日:January3,1994年齢:26(2020/01/03現在)Netflixで配信されている『流星花園2018』でF4の1人でした。その時はまぁカッコいいけどそんなに気にしていなかったのよね。ワタシが観た&今後観たい彼の出演ドラマ流星花园(MeteorGarden/2018)『流星花園2018』暖暖请多指教(MyLove,EnlightenMe
Rain10【つくし】西門さんからの誘いで、類からのように「何処かへ」…って、連れ出されるのは、あたしには初めてのコトだった。バイクでの遠出も、あの「告白の日」以来。…一体、何?突然、どういう風の吹きまわし?…って。彼のあまりの変貌ぶりに、あたしのアタマの中は思い切り困惑してるのだけど。その上、類に気付かれてるんじゃ無いかって…あんなに自身、気にしてたのに。何故こんな、自ら付き合いを公にするような
Rain3【総二郎】『馬鹿。お前には、この高尚…且つ、繊細なメロディラインの美しさが理解出来ないのかよ?』『高尚?繊細?解んないよ。ただ「じゃかじゃか」煩いだけじゃん。あたしはこっちがいい。音楽もジャケットも可愛いし』二枚のレコードジャケットを見比べるように持ち、牧野は悦に入った表情を浮かべながら、俺の選曲に対し文句を垂れる。それに対し俺は、自分でも呆れる程にムキになって。牧野に向かい、ガキ
Rain54【総二郎】類はその間、俺をじっと見詰め、ただ話を聴いているだけであったが。しかし俺の呟きが終わり、沈黙の時間が訪れると、徐に身体の向きを変え、室内をゆっくりと移動しだして。間も無く、明るい陽射しが射し込む窓際へと辿り着くと、静かに庭先を眺め始める。『……。類…』暫くして声をかけると、徐に、首元にかけていたタオルを外しながら、振り返り。そして今度は、背中に陽光を受けつつ、窓枠に身体を預けながら…。…そ
Rain36【総二郎】…「コンッ…」。その時不意に、部屋の扉がノックされる。『!!何?』思わず荒いだ声のまま、扉の向こう…問いをかけた。すると…。『総兄、ごめん…俺』返事をしながらゆっくりとした動作で部屋を覗き込んで来たのは、親父と一緒にいるはずの歳三で…。『!あ…悪い…今ちょっと、気ぃ立ってて』『いや、俺の方こそ遅くなって…親父、連れて来たよ。今から用意始める
Rain52【総二郎】『…って、言うか。今回のコトは、あたしが西門さんを信じきれてなくて…。留まるべき場所から、逃げ出してしまったのが、一番の原因なんだよね』『!』しかし、続けて発せられたつくしの言葉に、俺の思考が止まる。……。…何?なんで、コイツは…ンなコト、言ってるんだ?違うだろ?俺を信じきってなかった、逃げ出したって…そんなの。悪いのは、そんな信じられなくなる「場面」を見せてし
Rain47【つくし】…ドサッ。『…か…。なんで…逃げんだよ』『……え』『この俺が…わざわざ此処まで、迎えに来たってのに。なに…逃げてんだ』『…は』……。…なに?この「声」…。なんで…どうして、この「人」が…。こんな「トコ」に…居るの?……。『…ってぇ、クソッ。やっぱカラダ、なまってやがった。…動けねぇや』『え?』『
Rain21【つくし】あたしが連れて来られた、花沢家の別荘だと言う此の場所は、過去、花沢物産が管理・運営する国産ワイナリーの、葡萄畑があった場所なのだそうで。生産規模の拡大と銘打ち、葡萄畑を大々的に移転したコトによって、小さなワイン工場を含んだ此の場所は、廃棄の地となってしまい。其処を、折角の住設備…素晴らしい環境が勿体無いと言うことで、花沢家が私有の別荘として、利用するコトにしたのだそうだ。しかし、そんな「理由」を
3/29③今朝のスッキリ、ビビットで宝塚音楽学校の合格発表の特集をやっていました。特に真矢みきさんMCのビビットは、かなり長い時間割いて放送してくれて、つい真剣に見てしまったよ。その昔、妹が宝塚を受験したことがあって、一生懸命レッスンに励んでいる受験生を見ていると、当時のことをアレコレ思い出しちゃうんです。残念ながら合格には至らなかったけど…今朝の新聞を見たら、地元から一人合格者がいました。おめでとー!!お隣り、山形からも合格者があったようです。地方から、特に東北からはなかなか合
遊びに来てくださった皆様、こんにちは。greenです。本日、無事、禁断の「総ちゃん×つくしちゃん」のお話…「Rain」の再UPが、全話終了いたしました。類くん推しの皆さんに最後までお付合い頂きまして…本当にありがとうございました。ですが、総つくのCPの中で、最大限、類くんをかっこよくしたつもり…(汗)感想等戴けたら嬉しいです。よろしくお願い致します。このあとは、短編を数話…その後は、キャラのお誕生日に合せて、誕生日記念に描
Rain26【総二郎】『ジロー、大丈夫?そんなに起きてて…傷口、痛まない?』『……。あぁ…』覗き込むようにして容態を尋ねてくる「更」に、俺は窓の外を眺めながら、曖昧な応えを返した。あれから約一ヶ月。今の俺の状態といえば、始めに無茶をした所為もあり、予定より大分、傷口の塞がりに時間がかかってしまった。…が、しかし先日、無事抜糸も済んで、あとは退院の日を待つだけになっている。此の間「更」は、間2
Rain37【総二郎】その日の午後、宮家の茶室にて「会」は時間通りに始まり、そして滞りなく、予定通り終了した。客を見送ったのち俺と親父は宮様に誘われ、邸の母屋へと導かれる。そして何時もなら、大正浪漫を感じさせるレトロな応接室にて、小一時間ほど珈琲などを頂きながら談笑したのち、すぐさまお暇するのが常であるところを、やはりこの日は特別というコトなのか…その後更に、別室へと通されて。『本日は夕餉も用意いたしましたので