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↓前回はコチラ『優しくって少しバカvol.6』↓前回はコチラ『優しくって少しバカvol.5』↓前回はコチラ『優しくって少しバカvol.4』↓前回はコチラ『優しくって少しバカvol.3』今回…ameblo.jp。。。。。S-side廊下を歩く勢いに、まるでモーゼの海割りのようにすれ違う人がすべて避けていく。俺は目当ての部屋の前まで来ると、乱暴なノックと同時に部屋に入っていった。中の会議室では幹部が何人か打ち合わせをしていたようで、ドアの開く音に声が止まり、一斉に俺を見た。
皆さん、この可愛い男の子覚えていますか?2018年、TBSドラマ『花のち、晴れ』で平野紫耀さんの役、神楽木晴(かぐらぎはると)の子ども時代を演じたアレックス翔くんです。現在どうなっているかというと・・・alexshoonTikTok🏀🏀#alexsho#xander#翔sho#japan#germany#xyzbca#aktor#fanshou#speech#fypwww.tiktok.com翔くんは、日本とドイツのハーフです。お母様
妄想です。自己満足のBLです。妄想です。三人がよれよれになって翔の部屋に入ってきた「さすが櫻井屋ですね甘く見てました…」「客の数が違ったね」「商品の種類も豊富だから手伝いしているつもりだけど手代さん達が大変だったかもしれないな…」「しかしさすが櫻井屋の主人(あるじ)だよな俺らが三人で手いっぱいだった仕事帰ってきたらあっと言う間にさばいてたな」翔は智の作った巾着を見せたくてわざと襟元をはだけさせてニコニコしていた「主人はどこ行ってたんだろうな…室町通
↓前回はコチラありのままで~明日への道しるべ~vol.15。。。。。S視点あれから……時々校内で相葉と二宮を見かけた。笑顔で寄ってきてくれる相葉と、その背後からかなり警戒した顔を俺に向けてくる二宮。いつも対象的な態度のふたりに苦笑いを隠せない。それから、少しずつ俺と相葉の距離は近づいていったかのように見えて……実はほとんど近づいてなくて……ただの、少し仲のいい先輩後輩、なだけ。俺が高校三年の時の終業式の日、予期しなかった偶然で相葉とふたりっきりになった時。思わず自分の想
妄想です。自己満足のBLです妄想です。翔は医師に銭湯と酒のことを聞いてみた「そうですね…お酒は嗜む程度なら…銭湯は腫れもまだありますし…浸出液もあるので1週間後くらいになります。何か不都合なことがありますか?」翔は智の言っていたことを話す。「そうですか…作業場での智さんは普段と違いますか?」「普段と違う…と思ったことはないです。ただ…智くんはとても過保護と言うか心配症と言っていいのか…わからないんですが私の意識が戻ってからも出来ることを手伝おうとしたり…
↓前回はコチラふたりのお引越しvol.19。。。。。A-side「雅紀ぃー。コレはどこに置くの?」しょーちゃんが重そうにダンボール箱を抱えてリビングに入ってくる。「あ!それはね、オレのキッチンセットだからこっち持ってきてー」「はいはい」しょーちゃんが、オレがいるキッチンにダンボール箱を運んでくれてひとつひとつ丁寧に出していってくれる。今日は引越しの日だからふたりとも比較的早く仕事を終わらせてもらった。帰ってくると、お互いの家からすでに荷物は全部運び込んでもらっていて、新居は
↓前回はコチラ続・契約と言う名の……vol.17。。。。。A-sideブーッ、ブーッ、ブーッズボンの後ろポケットに入れてあるスマホが突然鳴り出してビクッと体が跳ねた。「あ……ゴメ、ッ」僕は潤くんから少し体を離してスマホを取り出した。「………………え?」僕は画面に表示されてる名前が信じられなくて一瞬固まってしまった。「……え?しょう、さん……?」潤くんにもスマホの画面が目に入ったみたいでそう呟いて僕を見る。しばらく迷ってたけど、ゆっくりと指を動かすと画面をそっとタップした
おいら達は幾つかの書類を持って、渋谷駅から区役所に向かう。数日前、ショウ君に戸籍を取って来て欲しいと言われていて、わかったと軽く返事していたんだけど、住民票と一緒に戸籍も移す気なのかな?一緒に住民票を移すと、ショウ君が何やら聞いている。「パートナーシップ証明に必要な書類は……。」……パートナーシップ証明?おいらは首を傾げながら、ショウ君の隣で一緒に話を聞いていた。でも、おいらにはよくわからない。パートナーシップ証明って何?ショウ君に言われるままに書類を貰い、区役所を出る。ショ
「わしは1000年生きた。」男の指が櫻井の頬を撫でる。「もう、十分だ。わしはもう、精気は吸わぬ。」「なぜ?私の為と思うなら……。」櫻井が男を見つめると、男はゆっくり首を振る。「そうではない。本当にもう十分なのだ。なに、お前よりは長く生きるから安心しろ。」「智……。」男は赤子の頬を撫でる。「わしは強い。」「……はい。誰よりも強く気高い。」櫻井は男の手を見つめる。細く長い指が、赤子の頬に当たる産着を避ける。「わしは自分の終わりを自分で決めねばならん。」「それは、どう
↓前回はコチラ続・契約と言う名の……vol.15。。。。。S-side松潤と相葉が連れ立って帰っていった。仲良く肩なんか抱いて……。俺は胸の中に黒い感情が渦巻くのを感じた。今すぐ追いかけて行って松潤から相葉を引き剥がして連れ去ってやりたい。そう思うだけで、体は動かないんだけど。「……櫻井さん……?」ハッとして隣にいる女性タレントの存在を思い出す。「あ、ゴメン……」「どうしたんですか?ボーッとしちゃって」「イヤ、なんでも……」「松本さんと相葉さんて仲良いんですねー。
「腐」です。苦手な方は、回避願います。【S】…っざけんな……。俺が悪いだと…?雅紀を閉じ込めておけだと??……出来る訳無いだろ……っ、、。何度も頭の中でリピートされる松本の声が、苛立ちを増幅させる。『俺は、まーを愛してる。』ハッキリと宣言された言葉に、冗談では無いんだと突き付けられる。雅紀の様子がおかしかったのは、いつからだったろう。ちゃんと確認しなかったのは俺自身の奢りだ。何かを隠している…そう思いながらも、雅紀は俺のものだからと何処かで高を括っていた。だから、松本か
性懲りもなくまた「このまま」シリーズ。。↓このおはなしの初めは…このままもっとvol.1。。。。。A-side「うん、うん……わかった。あんまり飲みすぎないでね?…うん、カズによろしく」オレはスマホの通話を切って小さくため息をついた。今日は接待だから夜ご飯はいらないよ、って言う翔ちゃんからの電話。接待先はカズの会社だから、カズも一緒。お仕事だから、わかってんだけど……ひとりでご飯するの淋しいなぁーって……。ま、こういういわゆる「付き合い」ってのはたまにあるから、そうい
まだお見舞いはつづく……↓前回はコチラBittersweetvol.2。。。。。このカフェには、まー目当ての客はもちろんだが、普通に常連もいる。俺の淹れるコーヒーが好きな常連が。決してまーの笑顔だけで成り立ってる店じゃないから。「おはようございます。潤くん、まーくん」常連のひとり、ニノが飄々と入ってきて、いつもの定位置のカウンター席に座りながら挨拶をする。「おう、ニノ、おはよう」「ニノちゃぁ~ん、おはよー。今日も早いねー」「早いんじゃなくて、徹夜明けなの。今日が締
す妄想です。自己満足のBLです。妄想です。翔は智が作った薬入れを首に下げる「どうです?似合ってます?」智は「似合ってるとかじゃなく邪魔にならないか…って聞いたんだけどな」「邪魔になんてなるわけ無い私にとっては大切な宝物ですよ」「紐が痛くないか?」「はい…全然痛くないです。これは鹿の皮?」「あゝ…肌触りがいいんだが…弱いから編んだんだけどな」「最高です!」薄浅葱色の縮緬に桜の枝が表から裏流れおもては満開の桜裏は紅葉刺繍してある…紐が通してあるところ
妄想です。自己満足のBLです妄想ですから…涙が凪ぎるまで休みます。ごめんなさい再会時はそして限定です。智くんお誕生日祭りでぃ企画はじめます。長くなりそうです。おかしいな?「智くん…智くんこれこれを確認して欲しいんです」「ん?これは…」翔は智画像を見せて自身の患者の近況を話しながら「opeを智くんに頼みたいんです…ちょうど座骨神経ギリギリで…大腿動脈も再生が必要だと思うんです」「翔くんだって大丈夫だと思うけど…」「いや…あの医局でも智くん
↓前回はコチラ続・契約と言う名の……vol.18。。。。。A-side「しょーちゃん!」しょーちゃんはリビングのソファの前に倒れていた。「しょーちゃん!しょーちゃん!」慌てて抱き上げると「んん……」と唸るけど起きる気配はない。「んっ……お酒くさい……」そんなに顔を近づけなくてもお酒のにおいがしてくる。しょーちゃんのまわりをよく見るとお酒の瓶や缶がいくつも転がってる。しかも、見る限りキツいお酒ばっかり。「もしかして…酔いつぶれてる、だけ……?」そう思ったとたん、体から力
↓前回はコチラこのままもっとvol.16。。。。。A-side「……ん……」アレ?オレ……寝てた?「……い、っ…!」ゆっくりと体を起こそうとするが腰の痛みで一瞬顔が歪む。あ、そっか……。初めてだからと、オレが上になってそのままイかせてあげようかと思ってたのに、なぜか急にオレが下になって、櫻井さんに思いっきり突き上げられちゃって……。ほぼ同時にイっちゃって……そのまましばらくオチてたんだな。ダメだなぁ。オレがシテあげようと思った
↓前回はコチラこのままもっとvol.18。。。。。S-sideそれから、俺はまぁと会うために頻繁に予約を取った。好きな人に会うのに、こういうカタチでしか会えないのがかなり淋しかったけどしょうがない。まぁはどんなに口説いても俺だけのモノにはなってくれなかったし、プライベートの連絡先を教えてくれることもなかった。ただ、会えた時は朝まで一緒にいてくれた。俺の愛情に応えてくれた。まぁからの「愛してる」って言葉はなかったけど、俺からの言葉にはいつも嬉しそうに微笑んでくれる。その片隅で
↓前回はコチラこのままもっとvol.9。。。。。S-side指定されたのは少しカジュアルなホテルのロビー。店に直接行くとかじゃないのかな?ま、行こうにも、名刺には店の住所も電話番号らしきものもなにも載ってなかったから自分では行きようもなかったんだけど。URLを開いてもなんの飾り気もない、ただ日時を予約できるようになってるだけで。俺はとりあえず一番近くて、都合のつく日時を押さえた。折り返し、すぐに登録したメールアドレスに『ご予約完了いたしました』と簡単な文章と、待ち合わせ場所ら
↓前回はコチラ続・契約という名の……vol.1。。。。。S-side『しょーちゃん!』『しょおちゃーん!』『しょ、お、ちゃん♪』アイツに名前を呼ばれるのが好きだった。アイツの、俺を呼ぶ声が心地よかった。『櫻井くん』から『翔くん』になり、ここ数年はずっと『しょーちゃん』って呼んでくれてる。それが……いつからその声を聞いていないんだろう……きっかけは……俺、か……初めはただの興味本位だった。酔った勢いでの『オトコとの性交』。ただ、それだけだった。どうせ抱くならゴツイオ
↓前回はコチラ続・契約と言う名の……vol.14。。。。。A-side僕はマンションを降りてエントランスに立っている人物を見て小さく息を吐いた。「……潤くん、おはよ」「あ、まー!おはよう!」「ごめんね、迎えに来てもらって……」「だからー、俺が好きで来てるんだから気にすんなって。ほら、車、前に停めてあるから」「うん」今日は潤くんとのペア撮影。今日も潤くんは僕のことを迎えに来るって言って聞かなかった。小さい子供でも、か弱い女の人でもないんだから大丈夫だっつっても全然聞いてく
この日産まれたもうひとりの……。。。。。「おいっ!風間っ!わかってんだろうなぁ!?」「ちょ、近い……櫻井くん……」櫻井くんが、僕が運転する運転席の窓からいきなり頭を突っ込んでくる。「しょーちゃん!いい加減にしなさいっ!」「ぐっ……だって雅紀ぃ……」それを咎める声が後部座席から聞こえてきて、櫻井くんは拗ねたように口を尖らせてその方に目を向ける。そこにはいつも通り相葉くんが、すでにどっかりとすわりこんでリラックスしている様子。「6月17日は忙しいって言ってたでしょ!おとなしく家で
「おいら……どうしちゃったんだろ……。」サトシは部屋に駆け込むと大きく深呼吸します。何度も何度も空気を吸い込むと、少し落ち着いてきたような気がします。「ショ、ショウ君の笑顔が可愛いなと思ったら……。」先ほどの野獣の笑顔を思い出します。また、カッと顔が熱くなり、心臓が鳴り出します。「あぁ~、おいらどうしちゃったんだ?胸が痛い……。」サトシは自分の胸をギュッと掴むと、ドサッとベッドに体を投げ出します。冷たいシーツが心地よく、熱くなった頬を冷ましてくれます。「本当に……病気かも…
↓前回はコチラ続・契約という名の……vol.2。。。。。A-side「……潤くん」潤くんが向こうから歩いてくるのを、僕は足を止めて待った。「まー、なにを急いでんの?」「べっ、別に急いでなんか……」「また…翔さんのところに行くの?」「……えっ……」潤くんは、唯一、僕としょーちゃんの関係を知ってる人。そして、バカな僕をずっと止めてくれてる人。そして……「なぁ…いい加減そんなバカなことやめて俺んとこ来いよ……」僕を、愛してくれる人……僕は急いで潤くんに抱きしめられた体を
妄想です。自己満足のBLです。妄想ですから…次の日の朝(おはよう。急用が出来て仕入れに行けなくなった…(涙)ライン交換しよう。忘れてた大野智)ポストに入っていた。そうだ連絡先の交換…してなかった…綺麗な字ここまで来たなら顔を見たかったな…翔は車を運転しながら先日の景色を思い出し寂しいと思う自分に笑っていた…すっかり恋だ…可愛い恋だな…こんな風にときめきながら相手を思ったのは…いつかな…開店してしばらくすると御立派な車が店の前に停まった…
「帝、行ってはなりません。」帝の直衣を這う手が、今度は女の手に変わる。肩に手を置く頭の中将を見ていた帝は、声に反応して振り返る。また、男の顔は藤壺の顔に変わり、心配そうに帝を見つめる。「わたくしの言葉を、どうかお聞きくださいませ……。」藤壺の手が帝の手を握り締める。「母上……。」「いいえ、なりません。そやつは妖。藤壺様ではございません。」頭の中将が、藤壺の手を振り払う。「ああ……。」勢いで、体勢を崩した藤壺を、咄嗟に帝が抱きとめる。「母上!」「帝、目をお冷ましください
「腹が減ったな。」男は月を見上げながら、腹を擦る。帝は二宮に付き添われ、寝室に薬司を呼ばれた。薬司では、帝の容体はわからないであろうが、ボロボロの内臓を元に戻すには、養生するしか方法はない。あるいは……。櫻井はそう考えて男に目を向ける。城からの帰り道、櫻井と男は川沿いに差し掛かかったところだ。「雅紀さんが美味しいご飯を作って待っていますよ。」「それまで待てん。」櫻井はクスッと笑って、男を見つめ、立ち止まる。男も釣られて立ち止まる。「今日はありがとうございました。お
男の体を追うように、櫻井の体も落ちる。繋がった部分は外れ、お互いの体液とネリの感触が腹の辺りに広がる。薄っすら汗ばんだ肌から、早い鼓動が伝わって来る。もちろん、櫻井の鼓動も同じように早い。「智……。」男の体に体重を預け、男の髪を撫でる。「智……?」櫻井は、動かない男が心配になって、首の角度を変え、男の顔を覗き込む。「大丈夫だ……。」男の手が動く。櫻井と同じように櫻井の髪を撫で、親指で額を撫でる。「ちゃんと精気は吸えましたか?」男の指が、生え際に沿って櫻井のこめか
N視点あ、届いてる。俺はいつも通り小さく古びたアパートのポストから1枚の絵葉書を取り出した。このご時世、携帯電話もメールもラインもあるのに、ナゼか昔ながらの絵葉書。アメリカから毎月のように届く絵葉書。いつもの俺の大好きな笑顔の相葉さんと、少し照れくさそうにその隣ではにかんでる櫻井センパイ。俺はいつもその絵葉書を手にしたまま、出社する。「お?今月も来たのか?」俺が手にした絵葉書に目を止めたおーのさんが嬉しそうに歩いてくる。相変わらずふにゃっとした笑顔は朝からマイナスイオンを発生し
「狐殿の言う通り、雅紀さんのご飯も食べ、青菜も飲み込み、すこぶる美味しい私ができあがりましたよ。」櫻井がにこりと笑う。「狐殿も……そろそろ本当の食事をしないと……。」男は笑いながら、茶碗を片づけ始める。「お前はそんなにわしに精気を吸われたいのか?」「そうではありませんが……。」櫻井も男に倣って茶碗を重ねる。「それとも、口を吸われたいだけなのか?」男がにやりと笑う。「狐殿の体が心配です。」男は、ふんと鼻を鳴らす。「さっきだって、結局精気は吸われなかった……。突然倒れた