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「……翔くん……」「……なんだよ」俺が近付いても翔くんはそっぽを向いたままだ。正面に回るとやっと俺のことを見てくれた。俺はいままで悩んでいたいろんなことが思い出せなくなるくらいどうでもよくなっていた。ただ、目の前にいるこの人に想いを告げたいと思った。「俺、翔くんが好きなんだ」言葉に出してみると、どうしてこれまで言わなかったのかと考えてしまうくらい自然なことのように思えた。俺の気持ちは俺のもので、他の誰かが翔くんを好きだろうが、もっと言うと翔くんが誰を好きだろうが関係ないんだ。「
結局、翔さんは交換留学生に選ばれた笑って“行ってらっしゃい”を言うつもりだったのに『潤、なんて情けない顔してるんだよ』『情けない顔なんてしてないもん』『そんな顔してたら行けないだろう一生の別れじゃないんだぞ今は、LINEだって有るし、ネットだって有るんだ繋がろうと思ったらいつだって連絡取れるんだからな』『解ってるやよ....早く行って』『フフ....じゃあ~~な』と、歩き出して離れて行く翔さん『あ、しょ、翔さん・・・』『う~~ん』『頑張ってね・・・』『フフ...
次の日あ~あ、さくらいさんに会いたいなぁ。3日間って言ってたから今日帰ってくるのかな~?怒ってないかな?明日また来てくれるかな?なんて思いながら学校帰りの電車に乗る。そこには.........1番会いたいと思ってたさくらいさんが乗っていた。「あ!」「あ!」まるでいつかの様。こんなにいっぱい電車が走ってるのに2度も同じ車両で会うって凄くない?「さくらいさん、今お帰りですか?」さくらいさんと会えて気分上昇!嬉しさで声、うわずってる。「うん、本当はもう1日延びる予定だったんだけ
vol.141♡コンサートが終わって気が抜けたのか、やっぱり潤は弱ってしまった様に見えるあまり考えたくないけど、入院するのも近いのだろうならばその前に…ずっと見たいと言い続けてるあの櫻を見に行こうもう1〜2週間の内に見頃になるかな?それまで持ってくれよ…櫻の満開のニュースが流れたのは、丁度潤が入院すると決めた前日の事だったもっと早く見に行く事も出来たけど、せっかくならね?潤は凄く喜んで、車の中でも目を輝かせて外を見てた暫くしてからいつもの様に車を停めると、潤は子供みたいに早
Still…の途中ですみません💦久々にアオゾラペダルのPV見て悶えました。翔潤すぎますよね笑「お先に失礼しまーす」できるだけ小さな声で言い、素早くドアを開けて身体を滑り込ませる。ドアが閉まる瞬間に名前を呼ばれたような気がしたけど、気のせいということにしてそのままバイト先の居酒屋を後にした。追いかけられているわけでもない。この後用事があるわけでもない。それでも、通行人の誰よりも早足で家に向かう自分に思わずため息をつく。(……何してん
「なんか雰囲気のいい所ね。」「だろ?いつもここで仕事してる。捗るよ。」「櫻井、今の仕事楽しい?」「勿論。知らない土地や物に出会うのは勉強になるよ。」「そうなんだ.........。あの櫻井翔がね.........。勿体ない。もっとバリバリ最前線で記事を書ける人なのに。」「俺にはこれが合ってるよ。」「櫻井、結婚は?」「する訳ないだろ!」「.........、もう幸せになってもいいと思う。」そこへ「お待たせしました。」とまつもとくんがコーヒーを運んできて、それぞれの前に置いた。
今日は久々に5人で飲み会をした。大体最後は俺たちの中で一番広い部屋に住んでいる翔くんの家で飲んで終わることになっていて、今日も2次会から彼の家にみんなで来ていた。翔くんの部屋はモノトーンでまとめられていてかなりカッコいいんだけど相変わらず物がとっ散らかっていて、みんなで荷物を部屋の端に寄せることから始まるのもお決まりで懐かしかった。今日はこのまま朝までという流れになったので買い出しジャンケンをすることになって翔くんが負けた。彼はこういう時の勝負にめっぽう弱い。そういえばあの
潤と2人で駅前のカラオケ店へ向かいながら内心ドキドキ。今まで友達と一緒にカラオケ店に入った事はあるけど、2人きりでというのは初めてだから。どんな歌を歌おう?潤は思いっきり発散しよう、と言ったけど、発散するような歌より、愛の歌を歌おうか?そしてそのあとはっきりと潤に『大好きだよ』って伝えようか?それともその前に、岡田(君)の事を本当はどう思っているのか聞いちゃおうか、、、考えが纏まらないままカラオケ店に着いて、ドキドキしながら部屋へ入ると、、、「ね、
「へぇー。綺麗にしてるじゃん」潤のマンション。モノトーンで統一されたシンプルな部屋は綺麗に整頓されていて、物は多くないがオシャレなインテリアがセンス良く配置されている。かつての教え子の部屋に入るなんて思いもしなかった。「先生が寄るかもしれないから、一応掃除しといたんだよ」「さっすが。読み通り」「ビールでいい?焼酎あるよ。あ、水飲む?」「喉乾いた。水飲みたいかも」「オッケー、その辺てきとーに座ってて」気が利くなぁ。そういえば小さい頃も、泣き虫だけど芯のしっかりある賢い子だったも
「うわーかっこいいー!!!やっぱ元が良いとなに着てもかっこよくなるもんだね。」感心するように1人うんうんと頷いた。言っていた通り、アメリカンポリスを模したこの衣装。黒いつばのキャプテンハットに後ろの裾が長いロングジャケット、その内に着ているのは金の2本線が入ったシャツ、黒いネクタイ。両手にはフィンガーレスグローブが嵌められ、またまた金のサイドラインの入ったパンツに、極めつけはツヤのある真っ黒なロングブーツ。ハットやジャケット、グローブは派手にギラギラと輝く紅いスパンコールで装飾が施され
あ~ぁ、今日からさくらいさんは取材で来ないというのに、昨日はちゃんと行ってらっしゃいも言わないままにしてしまった.........。しかも多分超機嫌悪って感じの態度のまま。いや、彼女さんと来てたんだから俺の態度なんて気にもしてないだろう。昨日、ずっと自分の感情と向き合った。やっぱり俺はさくらいさんに恋してるんだ。さくらいさんがどんな人なのか、詳しく知らない。だけど、毎日さくらいさんが来るのを待ち焦がれてるのは確かだ。知らないうちに好きになってた。いや、もしかしたら初めて来店されてメ
1週間後。俺はまた、パトロールにのために夜の街を歩いていた。もちろん、パトロールは毎回同じルートなので、あのSMクラブがあるらしいビルの前も必ず通らなければならない。特にあそこは人通りも少なくて暗いから危ないし…、私情を理由にして通らない、なんてことは絶対に出来ないんだ。お願いだから松本潤とそこで働く二宮って人は居ないでくれ、と願いながら、夜闇から顔を出すように段々と見えてきたビル。…結論から言うと、残念ながら俺の願いが叶うことは無かった。ビルの壁にもたれかかるようにして、煙草を吸う
潤くん舞台のフライヤー💜潤くんだけのもあったら良いよね?という潤担さんとの会話の流れで描いちゃった(ᐥᐜᐥ)♡ᐝ地味に時間かかったなぁはい完全たる自己満な世界です🌍✨
潤に対する感謝の気持ちを込めて、キスをしようと潤の肩に手を置いたら、「ふふっ、懐かしい♪小さい頃は俺がお菓子をあげたり、何か手助けしてあげると、お礼にほっぺに〝ちゅっ♡〟ってしてくれてたよね。」と言われ、一気に気持ちがダウン⤵️して、潤の肩から手を離したら、「えっ、なんでキスしてくれないの?小さい頃みたいに、ほっぺに〝ちゅっ〟ってしてくれるんじゃないの?」「・・」イヤイヤ、俺は小さい頃を思い出してキスしようとした訳じゃなくて、勿論小さい頃と同じように潤
櫻井課長の家の冷蔵庫には食糧品と呼べるののがほとんど入ってなかった。「ええ?!水と酒しか入ってないじゃないですか!」「オレ全く料理しないし、普段は仕事帰りに食べてから帰ってくるからな。家、出たくなかったらデリバリーもあるし」「とは言ってもさすがに今日は無理ですよ!」これしかないや、と差し出されたのはカップラーメン。「イケメンが、高級マンションでカップ麺食べてるなんて・・・」「イケメンっつったら松本もだろうが」「そんな、」「ラーメン、タンメン、僕イケメーン!」
Mside「じゅ、ん…?」「うん。俺だよ。」「……、潤?」焦点の合わない目をしばしばさせて目をこすりながら起き上がる翔さん。寝ぼけてる顔は少し浮腫んでて目元が心なしかあかくなっていた。翔さんが起き上がって空いたスペースに腰をおろして翔さんを見つめる。「潤だよ、翔さん。」「…ん、潤…、だな。」少しづつ意識を戻してる?翔さんは、眉間にシワを寄せてこめかみを指で押している。「頭痛いの?薬だそうか?」「や、いい。それより水…」「わかった。持って来るから待ってて。」急いで
こんな時間になってしまった(゚▽゚;)Mside「潤…」低くて掠れた翔さんの声「潤の口でオレのも咥えて…」熱に浮かれた目つきで、俺の目の前に翔さんの昂った熱を差し出される「…くっ、……んっ、」俺の髪を指先で梳きながら首を傾げて俺の様子を見てる翔さんは「潤、オレのこと、そのまま見上げてみ」俺の好きな帝王感に溢れてて「エッろ…」どっちが。自分だって結構いい顔してんのに。更に膨らむ翔さんの熱は硬度が増してドクンドクンと俺の鼓動を刺激する。いい?翔さんの、気
先生の身体を閉じ込めるようにした両腕に力を込めて、抱き合うような体勢を取る。顔を寄せた首筋から、微かに残る大好きな先生の香りを吸い込むと「・・よかった・・」漸く安堵の溜息を吐いた。「な、なに?」身体を固くした先生が不審げに訊ねてくるけどこっちはホッとして涙が出そうだっつの。「・・何もなくて」「何のこと?」「・・俺、電話に出たマサキさんに嫉妬して、ここまで来たんだ」「・・・??」「ねえ」「・・・」「もう俺のこと、好きって言わなくていいよ」「・・?」「だけど、夏休みの間
「この先にですね、有名な大きな提灯が見えてくるんです。」「へぇ・・・あ、見えてきました!!」「そうです、この赤い提灯です!。」「わぁ、すっごく大きいですね。」「こちら、雷門と言います。左右に立つ二体の彫像、風神と雷神が、この浅草寺を洪水や火災から守っているのです。」「へぇ、すご~い。翔さん、王宮にもこういう彫像立てますか?」「王宮にもこういう意味合いの像は立ってるぞ。風、水、火、大地、それぞれの精霊が天災から国を守っているんだ。」
イライライライラ明日から取材で会えないのに、よりによって今日、さくらいさんは女性と2人で来店した。スーツをビシッと着こなしたこの女性も頭が良くて仕事が出来る感じがする。あくまで外見だけだけど。雰囲気がさくらいさんの隣にいるのにピッタリ。彼女なのかな?もしかしたら奥さんなのかも。凄く腹クソが悪くて、いつもと違う接客をしてしまった。俺はさくらいさんの事を何も知らない。ただ毎日コーヒーを飲みに来てくれるお客様なだけだ。「はい、18番のオーダー、出来たよ。」「はい」コーヒーを持っ
停電は復旧したらしいのが雨はまだ止まないらしく、雨脚の強い中再びずぶ濡れになる覚悟ができなかったのと、「夜遅くなったから泊まっていけよ」という課長の言葉に甘えることにした。「さすがにベッドをお借りするわけにはいきません。僕はソファで十分です」「シーツは変えるから大丈夫だって。それとも、一緒に寝る?」「寝ません!」クリーニングされていた毛布を渡され、恐縮しながら「クリーニング代は払う」と伝えても、「将来有望な部下が遭難しなくてすんだから気にすんな」と言って課長は寝室の扉
「あのなぁ」小さく息を吐いてジョッキをテーブルに置いた。「そーいうことじゃないの」「なんで?」「別にそんなのプレゼントでもなんでもないだろ。普通に会えばいいじゃん」「ほんと?また会える?」「当たり前」「じゃあ指切りげんまんしてくれる?」そんなことしなくても…と言いかけたけど、満面の笑みで小指を出すから俺もそれに小指を引っかける。「ゆーびきーりげんまんうそついたらはりせんぼんのーます」「ふふ」「ゆびきった」「懐かしいね」「保育園の時よくやったよな。潤は何かっていうとゆびき
Mside窓際に立つ翔さんの柔和な微笑みは嫉妬に妬けるこの胸を少しずつ溶かしてくれる。「来いって。」安いもんだよ、俺も。翔さんの優しい声と少し垂れた目元には逆らえない。「痛っ」「翔さんっ!」また、こめかみを押さえ頭痛に顔を歪める翔さんを見て咄嗟にソファから立ち上がった。「もう、立ってらんねーから、早く来いよ。」翔さんは、俺の扱い方を知っている。それでも俺は、自分を必要としてくれる翔さんにときめいて、また、自分の足であなたの元へと急いでしまうんだ。窓辺に立つ翔さん
今日は何だかいつもと違う。放課後になると、普段は男ばかりのこの学園に女子の高い声が響き、コロンだか何だか分からないけどいい香りが辺りに漂っていた。男どもはそわそわとして、用もないのにその辺にたむろしては、会長に学園内を案内されているソンナ女子学園の団体を眺めていた。生徒会同士の交流会は、生徒会メンバー以外では各部活の代表者が2、3名づつと、その他の理由が認められた限られた者だけが参加出来る小規模な会だ。僕と生田くんは、潤くん経由で櫻井副会長から割り振られた僕らの役割リストの紙を受け取り、
翔side「いってらっしゃい」とびきりの笑顔でおくりだされた朝足取りも軽く分厚い雲に隠れた太陽を探して上を向き迎えに来た車に乗り込んだ『なぁ明日…』『うん…長いよね…大変だね…』『いや…毎年やらせてもらえてるからそれはいいんだけどさ』『ん?』『七夕じゃん…明日』『うん…』『ここに短冊があったら潤は何お願いする?』『ええ?お願い事?珍しいね?しょうくんがそんなこと言うの』そう言いながら大きな瞳をきょろきょろと動かし答えを探している『そうだ
「松潤、また告られてたね」「2組の吉川さんだろ?」「・・何で知ってんの」「クラスの前田が騒いでた。あいつ1年の時から吉川のファンだから」「・・・」「・・で、どうしたの?」「どうって。・・別にどうもしないよ」「それって?」「・・よく知らないから、断った」「・・マジか」「勿体ない・・」呆気に取られる俺らを他所に上品な箸づかいで淡々と弁当を口にする松本。完全にシャットアウトしてるような様子に、これ以上この話をしても・・、と他の話題を探していたら「そういやこないだ母ちゃんが観
『Still...1』(アデイはもう書けないかもしれません…すみません。)高校生~大学生くらいしょうはチャラかった時代。バンビ。金髪。最高。じゅんは沢田慎~耕二のイメージ。最高。時…ameblo.jp『櫻井翔』を認識したのは、入学式の新入生代表挨拶の時だった。校長式辞と在校生の歓迎の言葉が退屈で眠りに落ちそうになっていた頭の中にすっと入ってきた声。好きな声だなと思いぱっと顔を上げると、とてつもなく爽やかな美形が爽やかな笑顔で堂々とスピーチをし
Epilogue「いらっしゃいませ……って、翔くん?!」「うわ、何それ」「そんなでかいバラの花束ドラマの中でしか見たことないわ」「マスター、翔ちゃんてこんなヤツなのよ。ヘタレなくせにカッコつけんの」「うるせえないちいち!」俺はあれからも定期的に例のレコード喫茶に通っていて、そのうちメンバーとも来るようになっていた。それでも今日は久しぶりに全員集合していた。「まあでも翔くんにとっては待ちに待った日だもんな。カッコはつけた方がいいよ」「アメリカ行ってから何年?」「7年くらい」「
Jsideずっとずっと翔くんのことが好きだった。初めて出会ったその日からずっと。俺はいつも翔くんの後ろを追いかけて。子どもの頃から「しょおくんがすき」と言い続けて。大人になった今も俺は変わらず翔くんに愛を伝え続けて。なのにあなたはいつも笑って受け流す。早く俺を受け入れてよ。いつまで待てばいいの?ーーーーーーーーーーーーーー「…いつも聞いてしまいますけど、潤くんは翔さん一筋なんじゃないんですか」言いながらニノは、テレビに繋いだゲームの画面から目を離さず、指は忙しくコントロー
妄想の世界です・・・ご注意を「ほら、潤・・・やり直し!」インスタを上げた日の翌日、彼の家で合流するとニヤニヤしたしょおくんから出迎えを受けた。・・・俺、インスタのアカウントであの写真出すの勇気が必要だった←あのストーリーズを見た人たちが『翔潤が』って騒ぐのは目に見えてるし・・・実際、ネットニュースでも取り上げられてるってどんだけなの。・・・そりゃ、俺だってちょっとだけ匂わせしたかったことは認めるけれど///「もう、マジでなんなの・・・?」しょ