ブログ記事1,333件
香港、深圳蛇口で、幼稚園児から大人まで書道・ペン字教室を開講しています香港新書派ですよく質問、お問い合わせを受けます生徒さん、または存じない方からもメールで書道をされている方に香港で書道用品のお土産を買って行きたいのですが何を買っていけば良いでしょうか?また何処で買えますか?MTR上環の近くにある文聯荘(MANLUENCHOON)わたしがよくお薦めしているのは端渓の硯、日本で購入するよりもお安いし種類も豊富です反対にあまりお薦めしないのは、筆ご自分で使用される場
これからもなるべく専門用語や堅苦しい言葉を使わないように説明していきます。さて、硯と言えば大昔からタイトルにある名前の硯が重宝されてきました。端渓(たんけい)硯と歙州(きゅうじゅう)硯です。こちらが端渓硯。新端渓と言われるものです。端渓硯とは中国の広東省にある斧柯山(ふかざん)という山から取れる石で出来たもの全てを指します。今でも書道用品屋に行けば、麻子抗(ましこう)端渓、坑仔巌(こうしがん)端渓、宋坑(そうこう)端渓
またしても奇跡的に和硯を一つ入手することができました!熊本県の球磨川(くまがわ)で採石される石を使った硯です。球磨川の急流で危険を冒して採石され、古いものは「竜雲石」と称されていたが、熊本の詩人山田天山が「龍頷石」(りょうがんせき)と命名した。と伝えられているそうです。裏面に龍頷石と刻まれており、何の石かがよくわかって大変ありがたかったです!ちなみに「龍頷」とは「荘子」列禦寇から「竜の顎の下にある珠、危険を冒さなくては手に入れることのできない貴重なものの
今更ですが、香港の記録。さかのぼること5月香港のアートフェアに出品したときのこと。会期中にタイミングをみて、どうしても行ってみたかった現地の書道用品店に行ってきました。期待が高まる〜♪♪♪香港の書道用品店「文聯莊」ほほう…なるほどなるほど小筆が多く、硬い筆が目立つ硝子ケースの中に数点の羊毛細光峰があるけど全て日本産でした。(硝子ケース内は墨も筆も日本産)これにより無駄足だったとわかるが嬉しい!!さすが日本!!香港の方々は硬い筆を好むのでしょうか。んー、なんとなく飲食店の看
※2018年5月31日更新こんなブログでも毎日誰かしらご覧になっているようで、本当にありがたいことです。さて、本当は毎日更新して初心者の人でも理解出来る基礎的な記事を書きたいのですが、日中仕事もしてますうえ。。地道にやっていきますのでお付き合いくださいm(__)mさて、今回は日本の硯「赤間硯」のお話です。以前の記事にあった磨墨と発墨の力を示すと【磨墨力】★★☆☆☆【発墨力】★★★★★【磨墨感】上【覚醒値】
今回は岩手県一関特産の紫雲石硯についてです。ぱっと見た感じ、赤間硯に色がそっくりです!実は未だにしっくり来ないのですが、赤間硯や紫雲石硯のように茶色をした石を「紫石」と呼びます。紫には見えないんですがね。紫雲石硯は名前に「紫」が入っていますが、別名「正法寺石」とも呼ぶので、同じ硯でも名前が違う時があるから中々覚えるのが難しいですね^_^;前回の高田硯もそうでしたが。しかし、この紫雲石硯、ごく稀に緑一色の緑石も出現
さっそく宣言通り三か所目の硯店を訪ねて来ました。長野県辰野町で取れる龍渓石を使用した【龍渓硯】を求めて翠川堂を訪問。奥様が温かく迎え入れてくれまして、早速棚にたくさん置かれている硯を手に取って見せていただきました。龍渓は見た目美しい漆黒色をしており、他の和硯と比べても石を大きく切り出して重厚感が伝わってくる作りだという印象を受けました。前日長野では雪が降ったそうで、この日も部屋は冷えており、石もとても冷たくて、大地と自然そのものが感じられるようでした。ま
※2018年7月12日更新今回は山梨県の雨畑硯についてです。和硯の中では最も有名で権威を誇っている硯と言えるでしょう。ただ、その有名さ故に和硯史上最もニセモノが出回った硯でもあります。現在も本物の雨畑石は微量ながら採掘されているようです。さて、太字で書きましたが、まずニセモノが出回った時期があるということと雨畑石ではなく宮城県の玄昌石を使って彫られた硯も雨畑硯として売り出されたことがあります。現在では雨畑石で
※2018年5月31日更新1日水につけてから時間がたってしまいましたが、龍渓硯を使って墨を磨ってみました!先日購入したのはこちらの硯。これも打割になってますのでこれは蓋の部分ですね。龍渓硯の石は学名「黒雲母粘岩」と言うそうです。表面の絵柄は「銀象嵌」と言うみたいですが、これだけは詳しく聞かなかったので少し悔やまれます。しかし、黒い石に浮かび上がったような花が書いてあり、まるで夜桜の様です!蓋を開
今年の書展まで、あと1か月となりました。第24回房仙会書展は、4月26日(金)~28日(日)の3日間、銀座5丁目の鳩居堂3F・4Fの鳩居堂画廊で行われます。昨年までは大きな筆で書いた作品でしたが、今年は小筆を持ち、仮名作品にチャレンジしました。完成に至るまでいろいろやらかしたのですが…【1:紙】仮名の練習用半紙がなくなったので、代わりに漢字用の清書用紙に書いたら、墨のノリが悪く、とってもダメな感じに…。目的に合った紙を使わないとダメだとわかったのですが、清書用
硯工房を訪ねる第4段目。今回は茨城県の大子硯です。前後半に分けてお送りしようと思います!大子硯、と聞いてわかる人は恐らくかなり少ないと思います。実際わたしも和硯について本気で調べる前は聞いたこともありませんでした。大子硯は小久慈硯や国寿硯とも言われ、他にも呼び方がいくつかあるようで、なかなか名前が定着しなかったのかもしれません。茨城県の人はわかると思いますが、茨城県の大子町にて製作されているので今では大子硯と呼ばれています。さて、この地に行くまで家からおよそ200㎞。車を借りて行くのはも
東京銀座飾る創作アート書道教室・創作書道教室女子美卒書家の佐藤雅嵐(がらん)です週の前半、新しくホームページを作るための細かな準備作業を集中してやっていましたその後、少しの期間全くのお休みをとりましたお休み期間中は、一眼レフ講座の室内自主練、課外自主練をやっていた感じですが…習ったことで直ぐに自由自在に出来るようになった訳でも無いのですけど、、、教えてもらったことを思い出しながらアレコレ工夫するのは楽しいですね!先日、絵を描く作家の方と話をしていて
東京銀座飾る創作アート書道教室・創作書道教室女子美卒書家の佐藤雅嵐(がらん)ですご訪問ありがとうございます朝は雨がすごく長靴はいて出かけました。。私の愛用の長靴は日本野鳥〇会の長靴さすが!野鳥観察むけにつくってあるだけあって、長靴にありがちな重い、足首曲がりにくいなんてことは一切なし!ものすごいおススメです!私の周りでも販売員かと思うような私の商品説明で数人購入!専門性が強いって以外と普通の人にも使い勝手が良い(*^o^*)子供の書道バッグといえどもバッグ!電車