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パイオニアへ捧げる私の時計紹介が今更感あるのはいつも通りなんですが、今回の時計は当初完全に「好みじゃないな」と思って一度スルーしたのに、翻意したんです。色々な情報に触れると、これは中々素晴らしいんじゃないかと思えてきたわけですね。LonginesSpirit/LONGINES出典:www.longines.comRef:L3.810.4.53.0ケース径:40.0mmケース厚:12.2mm重量:-ケース素材:ステンレス・スティール風防:サファイア・クリスタル裏蓋:ステ
オリエントのダイバーズMAKO/RAY/KAMASUシリーズの応援記事をおじさんも書いてみます。MAKO2/RAY2/KAMASU/KAMASU2他にはTRITONとかKANNOなどのシリーズもあります。ぽつんとさんのブログで紹介されている、初代MAKO、初代RAY、MAKOUSA1/2は生産終了しており買うことができません。(買えるとしても非常に高価)しかし現行モデルのMAKO2/RAY2/KAMASU(MAKO3)
4月に購入して愛用しているシチズンコレクションメカニカルクラシカルラインNB1050-59A白・黒・青の3色ラインナップです。他色を買い足したいなぁと、冗談半分で何回か記事に書きました。今日の昼休み、シチズンサイトを覗いていたら……新ラインナップが掲載されていました。6月16日発売予定の銀箔漆文字板モデルNB1060-04AとNB1060-12Lです。モデルメカニカルクラシカルライン銀箔漆文字板モデル型名NB1050-59ANB1050-59ENB105
今回の記事は完全に個人の嗜好です。異論のある方はいらっしゃると思いますが、ご了承ください。このブログで「ノンデイト」について何回も書いています。新製品が発表されるたびに「ノンデイトも欲しい」と書き、たまにノンデイト機種が発表されたら「気になる腕時計」テーマの記事として喜んで取り上げてます。そんなおじさんは本当にノンデイトが好きなのか、検証してみたいと思います。※英語ではNoDateですが、このブログではノンデイトと表記します。使用しているノンデイトおじさんが持っている機械
『高級腕時計を買った話』僕は、基本、物欲がない男で、とりわけ高級な車が欲しいとかはない。それは腕時計も同様である。ずっと以前、20年ほど前くらいに東京の銀座まで腕時計を買いに行った…ameblo.jp2022年9月にグランドセイコーの腕時計を買った話をアップしている。これはグランドセイコーの中でも限定品で裏ぶた部分にリトグラフのように何番目か数字が打たれている。ムーブメントはスプリングドライブが採用されており、機械式時計とクォーツの良いところを合わせた腕時計であった。しかし、自
美しいとはこういう事そう言わんばかりの洗練されたデザインの時計が居並ぶカルティエ。その基幹コレクションであるタンクコレクションの中でも、正統王位継承者的な血統にあるのがタンク・ルイであります。TankLouisCartierWatchLM/CARTIER出典:www.cartier.jpRef:WGTA0011ケース径:33.7x25.5mmケース厚:6.6mm重量:-ケース素材:ピンクゴールド風防:ミネラルガラス裏蓋:ピンクゴールドベルト素材:アリゲータ
ドイツの誇り出典:www.glashuette-original.comスイスに次ぐ高級機械式時計製造地としての名声を得ているドイツにあって、No.1の存在はA.ランゲ&ゾーネでしょう。しかし専ら貴金属ケースの超高級ドレスウォッチに偏った時計作りをするランゲよりも、より幅広い層にドイツ時計の何たるかを教えてくれるグラスヒュッテ・オリジナル(GO)こそがドイツ時計産業の代表選手といえるのではないでしょうか。これまで何度も取り上げてきた通り、Minority’sChoiceはドイツ時計が
国産初のダイバーズウォッチ現代風、セイコープロスペックススキューバダイバーSBDC101購入して2年後に遅れが酷くなってきて自分で調整した話をしましたが、その後、精度を追い込んで問題無いレベルになりましたが、姿勢差が大きいのが気になっていました。それでも姿勢差を利用して寝ている間に遅れ進みを調整出来るので、実際に腕に着けて1日過ごしてみると「あれっ?」また数分おくれてる・・・どうやら遅れの原因は姿勢によりテンプが止まる事があるようです。と言うわけで購入した京都駅のビックカメ
マイクロローターの聖杯私にとってそう言えるのが、ショパールが世に送り出した伝説的名機L.U.C1860です。泣く子も黙るマイクロローターの金字塔Cal1.96を搭載した神作といえるドレスウォッチですね。時計好きとしては一本はマイクロローター機を所有したいという欲求は誰しもが持つものでしょう。じゃあ何にするの?といった時に、その候補は眩い作品ばかりだったりします。ぱっと思いつくだけでも、カラトラバ5120(パテック)、サクソニア・オートマティック(ランゲ)、アルティプラノ(ピアジェ
明後日7月8日、セイコー5スポーツGMTと同時に発売されるのが、セカンドダイバー前期のリデザインモデル。SBDC171(SPB313)SBDC173(SPB315)SPB317残念ですが、黒ダイヤル(右)は日本では販売されません。なんでかなぁ?セカンドダイバー中期、後期セカンドダイバーといえば、植村直己さんや「地獄の黙示録」のウィラード大尉で有名なリューズガードが膨らんでいるこのモデル(6105-8110)。2019年7月の復刻版がSBDX031450,000円
ファイナルアンサー?さて少し前にプロスペックスから新作が発売されたのは、時計好きの間では有名な話です。いわゆるファーストダイバー現代解釈版のリニューアルという位置付けのSBDC10Xシリーズです。肌感ではかなり人気を博していると感じますし、私自身今回のはすごく良いと思っています。SNSではすでに結構な数の購入報告を目にしており、皆さん幸せそうです。これが国産ダイバーズのファイナルアンサーとなるのか見てみましょう。SBDC105/SEIKOPROSPEX出典:www.seik
愛だろ、愛。さて本日は私のやや突っ込んだ嗜好について書いてみたいと思います。よく言われる事ですが、物の良し悪しと好き嫌いは別です。嫌い→悪い、みたいな発想でモノを語るのは宜しくありません。腕時計は良し悪しを理解したうえで、好き嫌いで買えばいいのです。そして「他人の好き」は尊重する、というのも大の大人なら理解している事でしょう。しかしですよ、私が思うに、「好き」が同じ人よりも「嫌い」が同じ人の方がより親密になれます。ですからマッチングアプリは好きなものを登録するより、嫌いなものを登録し
栄光の軌跡オメガといえば機械式腕時計界の巨人。スイス時計業界ではロレックスに次ぐ売り上げを誇り、スピードマスター、シーマスターという絶対的コレクションを有して知名度も抜群です。現行モデルではコーアクシャル脱進機を実用化し、多くのモデルがマスタークロノメーター検定という最高クラスの実用品質試験をパスする非常に優れた時計を世に送り出すブランドです。そんな彼らはアンティーク時計界でも揺るぎない地位にあります。特に1939年に登場したCal30は、天文台コンクールで腕時計用ムーブメントとして
約20年ぶりくらいにGショックを買いました。今回は日本製のMTG-B1000です。2018年に登場したモデルで、今では最新版も併売されていますが、デザインと色使いが決め手でこれにしました。・シンプルで変な色使いがないこと・耐久性あるラバーバンドであること・文字盤デザインに機械式時計的要素を入れていること実は某家電量販店のポイントがかなりたまっていて、それで買いましたw。日本製のモデルは最高峰でいうとフロッグマンのMRGモデルがありますが、価格的にもさすがにそこまでは必要
渋すぎてむせる偶にはそんな時計も良いよね。ご存知の通り私は美しくて薄くて軽いドレスウォッチが一番の好みです。しかし昭和の俳優みたいな武骨でストイックな感じがする時計にも惹かれたりします。言いたいことが全く伝わっていない気がしますので、とにかく時計をご紹介します。Airman36No.1/GLYCINE出典:https://glycine-watch.chRef:GL0158ケース径:36.0mmケース厚:11.6mm重量:-ケース素材:ステンレス・スティール風防:プ
最高の舞台で2針ドレスウォッチというのは、一般に最も格式の高い腕時計とされています。フォーマルなパーティや式典とかで着けていくような時計ですね。(諸説あります)そんな舞台とはほぼ無縁のMinority’sChoiceですが、まあ誰かの結婚式とか、オペラでも観にいく時にコスプレするとか使い道はなくは無いです。そもそもスーツ着てる時にも使えますから、持ってて損するという事はありません。2針ドレス枠はヴァンクリーフを一本持っていて、かなり気に入っているので、買い替え需要が高まっているわけ
知られざる逸材本日ご紹介するのはダマスコ。知られざるとか言いつつ、おそらく多くの好事家は知っていると思います。しかし私は本当に最近まで名前くらいしか知りませんでした。なにせ私は生粋のドレスウォッチ愛好家。ツールウォッチも嫌いじゃないですが、その分野はジン特殊時計にゾッコンだったので掘り下げる努力を怠っていました。しかし、このダマスコは凄いっす。DK14L/DAMASKO出典:damasko-watch.jpRef:DK14Lケース径:42.0mmケース厚:14.2mm重
新世代の足音出典:www.h-moser.comH.モーザーといえば近年頭角を表してきた新興のハイブランドです。まあ敢えて“新興”と呼びます。歴史歴史的背景を振り返ると、1828年ロシアはサンクトペテルブルクにおいてスイス・シャフハウゼン生まれの時計師ハインリッヒ・モーザーが創業した時計会社(H.Moser&Cie)が元ネタです。この元祖モーザーの初期顧客にはあのウラジミール・レーニンもいたとか。しかしボリシェビキによる10月革命の結果、民間企業であるモーザーは公的徴用されてしま
夏時計の結論昨年(2020年)は年初からずっと夏(もしくは雨天)にする時計を考えていました。そもそも私は可能な限り革ベルトのドレスウォッチを着けていたい人間なので、ブレスレットの時計は余り好みでもありません。しかし日本の夏には必須のアイテム。元々10気圧防水のブレスレット時計であるケープランドは所有していますし、これで十分といえばそうなんですが、重さ150gもあると結構疲れます。『#62マイウォッチ(1)ケープランド』10年来の相棒腕時計関連のブログを見ていると、皆さん思い思い
オリエントには「Jupiter」というペットネームの少し小ぶりな腕時計があります。上のJupiterはcal.597、女持ち用の小さいムーブメントを積んだ自動巻き(手巻き付き)の機械を載せたカレンダー付きのジュピターです。1990年代以降の比較的新しいジュピターです。ジュピターの場合、復刻版とは言わないですかね。紳士用、婦人用問わずオリエントは「Jupiter」のペットネームを使って来ました。とても長寿なペットネームと言えます。Jupiterのペットネームは古くは1956年辺りに低価
薄型手巻きの金字塔久しぶりのこのシリーズですが、今回は薄型手巻きムーブメントの傑作、Peseux7001を取り上げましょう。正式には現在はETA7001ですが、バルジュー同様、プゾーと言いたい年頃なので許してください笑では早速スペックのおさらいです。出典:www.eta.chETA7001-unavailable|ManufactureHorlogèreSuisse|ETASAHours,minutes,smallsecondManualwinding
6R3521600振動/時パワーリザーブ70時間精度プラス25秒~-15秒購入から2年経過して遅れが酷くなり、十分巻き上げられていても秒針が時々停止するようになったのでセイコーのサービスセンターでオーバーホール。オーバーホールと言ってもムーブメントまるごと交換で税込3万円弱。兎に角、この6R35の評判が悪く、遅れる・日差が大きい、私と同じように時々止まる症状の方もいました。6R15をベースに?パワーリザーブを70時間まで伸ばして土日は他の時計を着けても月曜日の朝動いてい
こんにちは!先日から書いていますが、時計を買う前に知ってほしい、知らない人が多い、、、価格によって高くなるメンテナンス料金。。機械式時計を買って5年後から10年後に来るメンテナンス料金。。。以下はメーカーの料金表です。。表の一番右側のキングセイコーはオバホ代が5万ぐらい。。毎年上がるだろうから、10年後は今のグランドセイコーの修理価格になっています。昔のロレックス並みの価格です。クォーツダイバーは最後の砦。機械式にこだわり過ぎて、逃している方も多いはず。購入価格、オー
ありそうでなかった佳作今更何やねん、と思われるでしょうけど、この時計は絶対触れたかったのですよ。まあ今も普通に買えますし、ブレス時計なので夏でも行けますし、別に良いでしょ?SDKS001/KINGSEIKO出典:https://monochrome-watches.com/Ref:SDKS001(SPB279)ケース径:37.0mmケース厚:12.1mm重量:129gケース素材:ステンレス・スティール風防:サファイア・クリスタル裏蓋:ステンレス・スティールベルト素材:
全ての時計好きへ捧ぐ2021年はシチズンの機械式がアツいです。その筆頭はご存知Cal0200を搭載して復活するザ・シチズンですが、他にもシリーズ8の復活など話題は尽きません。しかしこれらに先駆けて、ひっそりと素晴らしいモデルが発売されている事はシチズンファンを除けばあまり知られていないのではないでしょうか?NB1050-59A/CITIZEN出典:citizen.jpシチズンウオッチオフィシャルサイトCITIZEN-シチズン腕時計オフィシャルサイトです。citizen.jp
天竺への旅先日アルティプラノを購入したのはご報告の通りなのですが、1ヶ月近い有給消化期間中にかなり時計を見まくっていました。当初からアルティプラノが本命であったのですが、本当にそれで後悔しないのか?という疑問は常にあり、これを払拭したいと思っていたのです。そのためには対抗馬をチェックするしかありません。という事でひたすら時計店巡りをしていたのです。今回はその一端をご紹介しつつ、私個人はアルティプラノを選択したものの、やはり素晴らしいと思える時計が幾つかあったので、その話をご紹介したいと
古き良きクロノグラフ1ブランド1本主義を掲げるMinority’sChoiceが妄想にふけるシリーズも第4弾です。今日はタグホイヤーとベル&ロス行ってみましょう。クロノグラフ好きではない私にしては珍しく、今日は2本ともクロノです。やっぱり昔のクロノはめっちゃ良いです。Carrera1964Re-Edition/TAGHEUER出典:www.crownandcaliber.comRef:CS13111ケース径:35.0mmケース厚:13.0mm重量:-ケース素材:ス
それは陽炎近付けば遠のく、存在する幻。だから時計蒐集はライフワークになるんです。しかしそれこそが我々を魅了する要因でもありますね。あ、時計沼にハマっていない正常な方々は失礼しました。意味不明な出だしで。アガリ時計とはすごろくや人生ゲームのアガリのように、時計蒐集の到達点となる時計の事を指します。西遊記でいえば天竺ですね。好事家の酒の肴として必出のネタですが、同時に皆が悟っているのです。そんなものは存在しない、と。どんな時計を手に入れても我々の飽くなき物欲は満たされる事などなく、死ぬ
今日の「気になる腕時計」は、オリエントスターのエレガントな腕時計たち。RK-AU0002S1本目は、2月19日の記事「オンの腕時計」で取り上げたORIENTSTARELEGANTCLASSICRK-AU0002S。エレガントクラシックの名の通り、伝統的な腕時計の意匠を美しくまとめています。アイボリーダイヤル、ブレゲ針、ローマンインデックス、レイルウェイミニッツサークル。ゆがみの少ない両球面サファイアクリスタル(ARコーティング)、38.7mmというサイズ。5気圧防水、バッ
全部入りカレンダー昨年はコロナ禍の中でも多くの新作が発表されました。世の中がロックダウンに陥ったというのによくこれほど各社新作を投入出来たものです。そして毎度ながら数え切れない新作の波にのまれて全く目立たなかった秀作があります。私の贔屓のブランパンから、素晴らしいアップデートを果たしながらレビュー記事も殆どなかったモデルをご紹介しましょう。VilleretQuantiemeComplet/BLANCPAIN出典:www.blancpain.comRef:62641127M