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sideY「ご馳走様でしたー!またねー!!」"ありがとうございましたー"ガチャン。峯「はい、皆、お疲れ様ー!」ボフッ「はぁ、つかれた、」桃「はい、お水、飲んでねー?」「もう、飲めない、むりー」桃「ザ、週末って感じだったねー、今日は」「多かった、忙しかった、疲れた」桃「はいはい、お疲れ様です。」いつもの営業終わり。
sideYキーンコーン、カーンコーン。ソワソワ…ソワソワ…茂「…グフフ」「…なに、気持ち悪い」茂「気持ち悪い!?ひどーい笑笑」「で、何か用事ですか?茂木先生」茂「もう少しで退勤のお時間ですね??」「そ、そうですね?苦笑」茂「今日は定時で上がれちゃうんです??」「まぁ、今日は、ね」茂「チキンにーケーキにー、シャンパン♪あぁ!なんて良い日!」職員室の人が少ないのをこれ幸いと茂木が調子に乗って騒いでいる。「騒がないの!」茂「ゆうちゃんだって、ワクワクしてんだろー
sideYブルルッ!ブブーンッ…!「〜♪真っ赤なお鼻のー♪」陽気に唄いながら、ハンドルを握って、賑やかな街中を通り過ぎていく。冬の夕暮れだけれども、まだ空はオレンジ色。イルミネーションの輝きが増す前の帰宅がとても久しぶりだからか新鮮に感じて、ウキウキ具合を増長させてるみたい。チカ、チカ、ブーン…。信号待ちで停まれば、街行く人達の顔がキラキラ眩しく見えて、今日が特別な1日なんだって改めて思う。そんな私の目の前を仲良く手を繋いで学生服のカップルが横断歩道を渡っ
sideN歯車が狂ったのは、いつだろう。ずっとそばにいたくて、ずっと隣にいたくて、"ずっと"を守るために選んだ道。自分にとっては、少しの分かれ道のはずで。それが、貴方を失う道だとは一欠片も思っていなかった。それでも、貴方が進んだ方向が違ったと分かったとき、自分が招いた結果で、仕方のないことだと納得して。結局は、私達に"ずっと"なんて無かったんだと理解した。なのに。だけど。どうして。ガヤガヤ、ガヤガヤ。お「ごめんね、付き合わせて」『ん?なんで謝るのさ笑』
sideYガヤガヤ"すみませーん!ビール二つに、ハイボール四つー!"(あーぁ、なんで今日もなんだろ)コロナ禍で減っていた接待や飲みごとも徐々に元に戻りつつある。業界的にそういう場が多い職種に就いた以上、時代関係なく避けては通れない業務の一つ。今日は今日とて、部署の決起会という新年会。私の配属されたイベント企画部はポジティブな意味で活気があって、仲間意識が高い。イベントの打ち上げや飲み会もあれば、有志でバーベキューや旅行なんかもある。勿論、強制はされないし、不
sideY初恋は、叶わない。高校から大学の間、一緒に過ごした友達。友達で始まり、親友に昇格して、友達として終わった。ゆうちゃんのことが、大好き。ゆうちゃんは、特別。ゆうちゃんだけが、一番。それを友情として捉えていたし、友情であってほしかった。なのに。"ゆうちゃんだけには紹介しておきたいんです"その言葉と現実が、肯定してくれた"友情"は、"やっぱり、ね"私の中で正解の鐘を鳴らすだけ鳴らすと私にとっては"友情"ではなかったことを悟らせる。余りにも遅くに気付いた
なんかがんがんモバメきてなにごとぞ?と思うていたら・・・これだったのねなんかグループで一緒に活動していた頃となんら変わっておらずやっぱこの2人はずっと離れないんだろうなぁなんて今更乍ら再確認した本日でありました。
sideNガヤガヤ…それからのことは、あまり語らないでおきたい。あくまでも、お客さんとして、知人として、滞りないように接してくれたゆうちゃん。昔とは違う会話のやり取りにも、昔よりもお酒に慣れた様子の彼女にも、違和感を感じてしまうのは私だけ。思いがけず知ることになった連絡先も、どうしても我慢できずに送ったメッセージも、大切な思い出の一つとして綺麗に片付けておこうと思っている。ゆうちゃんのお店で過ごした時間は、彼女に気を遣わせてしまったことと、一度なりとも、ゆうちゃん
sideY"また、会えますか"一度、理由も告げず背を向けた私に、逃げ出した私に、優しいなぁちゃんの言葉が刺さって。なぁちゃんの求める友人になれないと分かっているのに。誰よりも貴方の"一番"に、何よりも貴方の"特別"でいたい、そう伝える、勇気もないのに。"今、会いたい"なんで、そんなこと言っちゃったんだろう。思わず切ったスマホを握りしめて、天を仰ぐ。ブブブ…「!…あぁ、なんだ。」再び鳴る電話にハッとして、すぐ落胆。相手は△△君。「んー、面倒くさいなぁ、」もう
sideY(なに??)本当は茂木と一緒に二人の試験終わりを待ってる予定だった。でも、せっかくなら今日の夕飯はなぁちゃんの好きなものを、とそう思って買い物してたら間に合わなくて。百貨店の美味しいものが詰まった紙袋を両手に持って駆け付けた駅前。だがしかし。すぐに見つけたのは、なぁちゃんと、何やら彼女に話しかけてる男性の姿。(ナンパ?)遠目で分かるのは、相手がなぁちゃんの腕を掴んだりして引き留めている様子だけだ。声を掛けられ慣れてる彼女は無視するなりしてやり過
sideNバタン。ブーン。家の前まで送ってくれたタクシーを見送る。『タクシー代出すのに』「いいのっ」『食べ物も買ってきてくれたんでしょ??』「いいのー気にしないっ!今日の主役はなぁちゃんなんだから笑」『んー!じゃ、今度のお休みは何か食べ行こ?』「うんっ」ブンブンと繋いだ手を振りながら、仲良くマンションへ入っていく私達。(こういうの、久しぶりだなぁ)
sideNモゾモゾ。ムニ。『…、…?、、…っ!』ガバッ!「、ん、」ギュッ。『っ///』目を覚ましたら、そこは天国。頭を上げた私は、強制的にゆうちゃんの腕の中へ戻る。夢じゃなかったとホッとして、こんな現実があるんだと、満たされる。昨夜、私の人生は変わった。本来歩むべきところに、軌道修正された。そんな、感じ。
sideNサラッ…浅くなった眠りに加えられる優しく髪を撫でられる感触。『ん、、、』…ん??パチッ!ガバッ!『ゆうちゃん!?』「わっ!びっくりした!笑おはよ?」突然身体を起こした私に、目を丸くしながらも微笑む愛しの彼女。『おはよ?、え、もうそんな時間??』クマさんの膝枕が心地良すぎてどうやら深く寝てしまってたみたいで、焦る。「ん?まだ夕方だよ??」ソファの下に膝をついて私の頭を撫でていたゆうちゃんはまだコートを着たまま。『あ、ホントだ。え、でも、早く
sideNカリカリ…。…ブツブツ。カリカリ…ケシケシ……ブツブツ。『…、…んー。』効率のいい勉強方法って、人それぞれ。私はどちらかといえば、手を動かし、口を動かし、身体を使って叩き込むタイプ。ただ、まぁ。覚えることが膨大で。カキカキ…、…。ブツブツ、ブツブツ、…。『…はぁ。』新しい記憶を入れたら古
2022年10月4日総合病院で診察昨日実家から帰ってきたが疲れもなく元気であった実家で楽しい時間を過ごしたので好中球数はかなり上がってるだろうと自信満々「1週間の間に実家行ってきましたぁ」と🅱️先生に言うととても驚いてました。🅱️「実家で何してきたの?」「実家に置きっぱなしの私物を片付けて、妹たちが片付け易いようにしてきました」🅱️先生「あ〜俺も実家に岡田奈々のポスター置きっぱなしだ。処分しないとなぁ」と言ったので「岡田奈々って昭和の?平成の?」🅱
sideNカリカリ。カリカリ。カリカリ。…"はい。時間です。ペンを置いてください。"…『、はぁ、、終わった…』ポンポン。お「お疲れー」『おんちゃん、お疲れ様』お「やり切ったね…苦笑」『なんかフワフワしてるよ苦笑』6年間の頂を登り切ったといえる試験終了の合図。やることはやった。確信はないけど、自信はある。ただ今は達成感というより、出涸らしになった気分で。干からびたミミズのよう。試験会場から出ていく人は、晴れやかな顔、苦しそうな顔、皆それぞれ。私とおんち
🍎目線。今日はクリスマス・イブ🎄🌟我が家もクリスマスを楽しもうと少し前からツリーを飾って今夜の夕ご飯はチキンにピザ、デザートにケーキ!なぁくんが買ってきてくれました!5歳になった涼羽も大喜び!『それじゃあ、』「『いっただきまーす!』」[まーしゅ!]『ずんちゃんいーっぱい食べるんだぞお〜』[あい!]「あ〜待って待って、ちゃんとお皿の上で食べないと!」[おいちい!!]『ははっ、それならよかった!ゆうちゃんそんなに怒んないであげて笑』「もう!なぁくんは涼羽に甘いから!!」
熱い夜が過ぎた朝。窓から差す朝の光が深い眠りにいた私を夢から引き上げる。うっすらと目を開けて、目に入った隣の彼女はまだスヤスヤと寝息を立てて、可愛い寝顔で眠っている。な「かわいい、、」柄にもなくそんなことをこぼす私は起こしたくないと思っていても、彼女の頬に手を伸ばしてしまう。柔らかくてよく伸びる頬。布団の下はきっと生まれたままの姿であろう私達。それだけで私はどうしよう
sideNフラフラしている彼女を半ば抱えながら歩く。真っ赤な顔はまるでりんごのようで私は柄にもなく笑ってしまっていた。な「入りますよ、、」はぁ〜い、と酔っぱらい特有の間延びした返事を合図に私は彼女の部屋に足を踏み入れた。さっき感じ取った甘い彼女の声。熱い体。ドキドキしていないといえば嘘になる。な「ゆっくり、、、」そう彼女に小声で言って、頭を抑えながら、ゆっくりと私は彼女をベッドにそっと
「付き合ってないっ⁉️付き合ってないってそれっていったいどういう事っ⁉️‼️」すると彼はこれは僕からのお願いになるんだけどと前置きし「出来れば岡田さんを責めないであげてね」念を押す様に私に告げると「実は大学を決める直前彼女の方からちょっと相談に乗って欲しい事があるんだけどって、声をかけられてね」ゆっくりと・・・ひとつ、ひとつ言葉を選び乍ら深瀬くんは出来うる限り、なぁの気持ちを尊重する様私に全てを打ち明け〝嘘でしょ?それじゃあの子あの時そんな事を考え
sideNシーン…。真っ暗な部屋。『むぅ、、』眠りが浅くなったのかほんのり意識が戻った私は、無意識に体を動かす。…ゴソ…、……ギュッ…(ん、、、?)でも、キュッと何かに引っ張られて寝返りを阻止された。うっすらと目を開けると、『!…フフッ』「…スー、スー」すぐ視界に飛び込んでくるのは、寝息を立ててるゆうちゃんの可愛いお顔。どうやら、ゆうちゃんが私の服をしっかりと掴んでるから動けないようだ。ずっと同じ体勢だったからか、軋む体に、痺れた腕。けれど、それす
sideNガヤガヤッ医学部生と教師陣、それから、大学OBに、大学病院関係者。慰労会の会場である大ホールは、人で溢れている。年に数回ある、こういう場での人脈づくりを狙って入学している学部生は多い。顔を売って良いコネクションを得ておこう、そんな魂胆が見え隠れする会場。その気があってもなくても、ただ楽しいだけの催しでないことは確かだ。この業界はかなりの体育会系。教授や諸先輩方に挨拶して回るだけでも兎に角、大変で。その都度、交わす乾杯は地味にしんどい。今時代、アルハラな
sideYあの時、"叶わなかった"初恋。"叶う"とは思わなかった、初恋。"実ってしまった"その恋は、私をこの上ない幸せをもたらして、同時に、彼女の居ない人生には戻れないことを悟らせる。「ごめん、ね、迷惑かけて」『迷惑なんて思ってないよ?』私と付き合い出して、なぁちゃんはほとんどお酒を飲まなくなった。時間の許す限り、迎えに来てくれて。どんなに朝が早くても、私が家に帰り着くまで起きていて。私の体が心配だと、健康食品や健康グッズを入手して。酔って帰ってきた私の介抱
『んぅ…、外、雨強いな…』天気予報で今日の夜から次の日の朝にかけて大雨が降るらしい湿気でジメジメしていて少し暑い気がするだんだん、雨と一緒に風の音が強くなりゴーゴー外から音がする『ゆうちゃん大丈夫かな…?』ゆうちゃんは、雷の音が苦手気になった私は、枕元に置いてあるスマホに手を伸ばすプルル…ゆうちゃんとワンコールもしないうちに繋がる『もしもし、ゆうちゃん雨大丈夫ですか?』「…グズッ、なぁ…ちゃん?」『はい、なぁですよ〜』「外、怖い…」思った通り、ゆうちゃんは外の音が怖い
彩希→「」茂木→《》あやなん→[]さきちゃん→【】さっほー→()あやなん目線。ひさしぶりに同期でのご飯。これは彩希以外の4人で計画したもの。理由は最近の彩希の様子があまりにも変だから。今まで、なぁちゃんへの態度は愛があるゆえに1番冷たかったと思う。というか極度なツンだった。でもここ最近は、私たち同期への方がツン強めだし、私への対応はおそらく1番のツンツンだと思う。今までのなぁちゃんへの対応が私は変わったから、もしかして私のこと好きになった!?なんてちょっと浮ついてた
sideNガヤガヤ!ジュー!!茂「皆ー、飲み物揃ってますかー?!」「「はぁーい」」茂「じゃっ!今日はなぁちゃんの奢りなんで、カード限度額いっぱいまで飲んで食べましょう!カンパーイ!!」「「カンパーイ!!!」」茂木さんの恐ろしい言葉と共に、グラスが重なり合う。『皆さん、お手柔らかに苦笑』お「いやいや!ぶーちゃんもペナルティで支払いだからね!」茂「えっ!私も!?なんで!?」お「私とゆうちゃんに黙ってたことあるでしょ!」茂「そ、それはー、守秘義務で
Y→「」N→『』🌱目線。"行ってくるね""頑張ってくださいね""ありがとう!なぁちゃんもね?""はい!帰ったらまた連絡しますね!""はーい!待ってます!"-お仕事の休憩時間-スマホの電源をいれて、LINEを開く。ピン留めしてあるから探す必要なんてなくて新着の通知を確認する前にゆうちゃんとのトークを開く。ゆうちゃんもお仕事だからLINEがきてるわけじゃないんだけど、『だって、トーク見返すだけで嬉しいんだもーん!笑』私が卒業してからほんの少しだけ素直になったゆう
sideN自分のこととなると、ヘタレてしまう私とは正反対に、ゆうちゃんはいざ心が定まると頑固なくらい芯がぶれない人。他者に対しては柔軟で許容的だけれど、自身のことであれば、どんなに険しい道であろうと結果が出るまで進むだけの強さを持ってる人。「今からでいいの。嘘だけはつかないで?」真っ直ぐに私を見てそんな"お願い"をするゆうちゃん。迷いのない表情は、あの日とも、さっき偶然出会ったときとも、違って。何かそこに覚悟のようなものを感じる。聞きたいことがあっての、その
Y→「」N→『』🍎目線。朝、いつものアラームで目が覚める。いつもなら、ここから2度寝するとこだけど、「ふぅー、今日、か、、」2度寝する気になれなくて布団から出てカーテンを開ける。桜の花びらがハラりと舞った。「なぁちゃん、みたいだな、、、よし!準備しよ!!」今日はなぁちゃんの卒業公演。公演前なぁちゃんはほかのメンバーと写真撮ったりお話したり楽しそうにしてたし私は私で気合を入れてリハをしてたためあまり話す時間もなかった。そして、なぁちゃんとの最後の劇場公演が
イマイチ、ハッキリと覚えてないのだが「岡田奈々」さんを認識したのは1975年(昭和50年)に始まったグリコのポッキーのCMだったか同年10月に放送が始まったテレビドラマ「俺たちの旅」での中谷真弓役のどちらかだったような気がする。調べてみると実は岡田奈々さんは同年5月に「ひとりごと」というファーストシングルで歌手デビューしてるのだがYouTubeで聴いてみたが、まったく聞き覚えがない曲だった。だから当初はタレントか女優だと思ってた節がある。ドラマ、俺たちの旅は印象深いテレビ