今日は朝からゴタゴタで、野良猫を撫でてやるヒマも無く仕事に出てしまった。朝から降り出した冷たい雨は一日中止まず、野良猫が濡れていないか心配だったが、そんな時に限って現場で待たされ、会社に戻ったのは昼過ぎになってしまった。しかし会社に戻っても野良猫の姿は見えず、とりあえずエサを入れた皿を置いてやり、野良猫を呼ぶ。トラックの下で雨に濡れながら待っていた野良猫はオレを見つけるなり一目散に走ってくる。両手を広げた時にハッと気づいたが、今着ているのは白いTシャツ、泥だらけになってしまう覚悟はしたが、野良猫