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室生犀星・明治22年(1889年)8月1日生~昭和37年(1962年)3月26日没(享年72歳)小景異情その一白魚はさびしやそのくろき瞳はなんといふなんといふしほらしさぞよそとにひる餉(げ)をしたたむるわがよそよそしさとかなしさとききともなやな雀しば啼けりその二ふるさとは遠きにありて思ふものそして悲しくうたふものよしやうらぶれて異土の乞食(かたゐ)となるとても帰るところにあるまじやひとり都のゆふぐれにふるさとおもひ涙ぐむそのこころもて遠きみやこにかへ
ハモクラの余韻にまだまだ浸りたい所ですが・・5月にあるイベントの新曲に取り組まなければなりません早速譜読みを始めました。日本歌曲協会は邦楽器のプロフェッショナル集団です。素晴らしいプレイヤーが揃っていて邦楽器とは思えない演奏を聴くことができますそんな方々と演奏を共にできるので短期間の練習ですが相当頑張らなければ・・・特に室生犀星作詩の「動物詩集」の組曲は初演です和と洋がcombineしたような易しいけれど不思議だったり面白かったりの曲たちです。低学年中心の曲もあります
ここ数日の気候の為かはたまた梅と河津桜の花見に出かけた為か、気分がまさしく春そのものとなっている今日この頃です。久方ぶりの更新は、そんな春を題材とした詩を集めた記事となります。個人的に春になると読みたくなる詩、思いつく詩を徒然と紹介しましょう。因みに先程、母上様に「春になると詩を読みたくならない?」と言った際には、「ならないよ(笑)今までなったことないよ(笑)」と軽く鼻で笑われました(笑)という訳で、今回も私にしか需要のない記事となります。先にNew車椅子で見てきたご近所の梅と桜を載
午前0時に目が覚めた。今日が終わり今日が始まる。最近忙しくしていて、食べられる時間がある時に食べて、寝る時間がある時に寝る、という生活。新しい事を始める、という喜びは若い頃に比べて格段質が落ちていて、どうしてこんな事を始めようと思ってしまったんだろう、とふと思わなくもなく、とにかく老いというものは躍動感に欠ける。弾けるとかなんてもうなくて、弾けるパワーが少しでも残っているならそれはそれで良かったと思うが、もう弾けなくてもそれはそれで良い。なのに、何か良い事がないかしら?何か心踊る事がな