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ユリとフジサワ先輩の関係は、数か月が経っても一向に進展しなかった。何度も四人でご飯を食べに行ったが、食事後は引き止められることもなく解散となる。あまりにも手ごたえがないことにユリも悩み始めたが、男と女の関係は一筋縄ではいかないもの。焦ったところで良い結果を生むはずもない。そう諭すのだが、夢中になっているユリの心には届かない。「うかうかしてたら誰かに取られちゃう」ユリはいつも恋愛に引っ張られてしまうタイプなので、この時も日常生活に何か影響がでるので
※リクエスト作品になります。長くなってしまったので、お時間ある時にでも。🙇♂️理佐side___________本当にこんな人いるんだ。自動ドアを潜ってすぐ、自然と目が向かったレジにいた人に私は一瞬にして目を奪われてしまった。由依「いらっしゃいませ」こちらを向いて笑うその人は私が今まで見て来た人の中で、1番可愛くて。それが例え営業スマイルだろうがなんだろうが、私には関係なかった。私の通う櫻坂高校には、あるひとつの噂がある。それは、私たちの学年のひとつ上に超がつくほどの美女がい
彼はずっと私の目の前では名前を呼んでくれなかった私と彼の共通点は下の名前が普通の名前なのにお互い少し漢字が変わっていてそのまま読むと違う呼ばれ方をされやすい事私は漢字のその個性が好きだったから名前を呼んでくれないことが少し悲しかった前までは呼び捨てで呼んでくれていたのにいつの間にかちゃん付けに戻っていつしか名前を呼ばれなくなって私の事見てくれてないのかなって少し寂しくなったでも私の話をしてくれているのは周りから聞いていたからその時はまだ寂しさも耐えられたある日全