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「アホの坂田」の愛称で親しまれたお笑いタレントの坂田利夫(さかた・としお、本名地神利夫=じがみ・としお)さんが29日、老衰のため、大阪市内で死去した。82歳だった。コロナ禍で舞台から遠ざかり、近年は老人ホームに入所し、間寛平夫妻が最後を看取ったとのこと。坂田利夫は大阪ガスに就職するも、芸人にあこがれて研究生として1965(昭和40)年に吉本新喜劇に入団。その後、先輩座員だった前田五郎と漫才コンビ「コメディ№1」を結成。1972(昭和47)年に名曲「アホの坂田」がレコード発売されるも、教育
マンスリーよしもと創刊号(昭和56年4月)より、5月の花月三館の予告。序列がムチャクチャで、看板さんなのに小文字になってたりしてますし、予告なので変更があります。●なんば花月上席は「新装開場記念興行」とGWで、やすし・きよし、阪神・巨人、明石家さんまなど豪華メンバー。林家小染やいくよ・くるよが小文字になってしまってます。サブロー・シローはブレイク寸前なのでこの位置。ポケット・ミュージカルスは「ザッツ笑トピア」で、木村進と室谷信雄。吉本新喜劇は「明日への出発」で、木村進、室谷
昭和56年9月の花月三館の予告。●なんば花月上席は花紀京・岡八郎のベテランから、明石家さんまなど看板も充実。それにポケット・ミュージカルスやリレー落語で、かなりの数の噺家が出ています。中席では東京から吉本に来たばかりの頃なのか、ジュン&ダンが大文字です。吉本新喜劇は9月の下旬に「しごき教室」の優勝賞品のハワイ旅行で、木村進・間寛平・室谷信雄が休演するため、各館イレギュラーになり、ここは間寛平組に木村進が出ています。下席は阪神・巨人、サブロー・シロー以外はベテラン揃い。新喜劇は9月
閉館へのカウントダウンが始まった「京都花月」。新喜劇が先月で終了し、さてどんな番組なのか?●上席演芸は相変わらずの面々。トップに出てる博子・京美。京美はたしか小づえ・みどりの弟子で後の若井のこやったかな?博子?新喜劇の今西博子かなぁ?一ヶ月出番ということは進行係もしてたんでしょう。ホンコン・マカオも二十日間出番。若手にしたら閉館の決まった劇場での出番をどう思ってたのでしょうか。吉本新喜劇はポケットミュージカルスの拡大版のような「よしもとバラエティ」として上演。「ワイドマジックシ
●昭和58年11月6日京都花月特別興行●木村あきら奮闘公演PARTⅡ第一部芝居「戦場の赤フン」作・演出藤井賢【出演者】ラバウル海軍航空隊三等飛行兵曹・・・木村あきら同・・・オール阪神同(整備士)・・・前田犬千代同・・・前田国男同・・・梶原一弘一等飛行兵曹・・・池乃めだか二等飛行兵曹・・・中川一美海軍大尉・・・島田一の介従軍看護婦・・・赤木麻衣同・・・国分恵子酋長・・・坂田利夫その娘(長女)・・・藤里美同(次女)・・・高橋和子原住民・・・前田竹千代
元吉本新喜劇座員で喜劇俳優の高石太(たかいしふとし・本名:鈴木雄偉/すずきゆうい)さんが、1月31日未明、虚血性心疾患のため、札幌市内の療養施設で死去した。71歳。今年1月18日に引退公演を終えたばかりだった。晩年は札幌の劇団で活動していたことは知ってましたが、もうメディアに出ることもなく、新喜劇でも副座長止まりだったので、訃報がニュースになったことだけでも、新喜劇ファンとしては良かったと思います。新喜劇では舞台を滑って「あつー!あつー!」や、泣きじゃくって「ガーーーーッ!」っ
前回のチラシの裏面で、次席(4月上席)の予告。なかなか渋い面々の編成で、トリはタイヘイトリオで、モタレがダイマル・ラケットです。アクロバットの内田ファミリーは、ザ・ローラーズの前身。Aスケ・Bスケも結構看板が下がってますね。落語が三本で、露の五郎にデビュー3年目の月亭八方、そして露の団平は2018年に死去した露の慎悟。吉本新喜劇は新座長船場太郎で、マドンナは山田スミ子、専科は原哲男。
京都花月昭和53年6月上席のポスター。看板にコメディ№1、林家小染、桂きん枝の三組。トップにのりお・よしお。ショート・ショートの枠で、笑福亭松之助を筆頭に若手噺家が6人出ており、弟子の明石家さんま、明石家小禄も出演。ポケット・ミュージカルスは大河内通弘構成の「リズムボックス」でザ・ダッシュが主演。吉本新喜劇は谷茂が座長で、中村進作・演出の「お茶の子さいさい」。専科から船場太郎が出演。上方芸能(1981年10月号)によると、「天麩羅屋をほそぼそとやっているおやじ(谷
昭和56年12月の花月三館の予告。吉本新喜劇はチーム制で動いているので、メンバーにあまり変化はありませんが、別格副座長だった室谷信雄が昭和57年1月から座長に昇格するので、それぞれの座員の組替えがあり、船場太郎が座長から専科に戻ります。●なんば花月上席は桂小文枝を筆頭に文珍、文太、文喬、文福と一門会のような出番。中席では幸朗・幸子が載ってますが、11月下席から休演。なので明石家さんまと紳助・竜介が看板。この席も噺家が多く出ており、噺家団地ならぬはなしかマンション。吉本新喜劇は間
漫才ブームの余韻もまだある中、正月興行は各館豪華メンバーが集結。そして吉本新喜劇は室谷信雄が座長昇格となり、ここから三年間座長を務め、進・寛平・室谷の三座長時代となるのです。しかしこの月は花紀京、岡八郎が出ていないので、新喜劇は若干寂しい気もします。●なんば花月上席はさすがはなんば!って感じの編成でやすし・きよし、仁鶴、さんまらが並んだので、カウス・ボタンが大文字ながらも下になってしまってます。正月恒例、林会長お気に入りの天津竜子舞踊劇団。吉本新喜劇は木村進、平参平、山田スミ
●昭和56年9月26日京都花月●木村明奮闘公演「頑張れ・赤フン!!」構成・作・演出/藤井賢◆第一部コント3本と、歌のポケット・ミュージカルスの拡大版。コント①恋愛の秋、コント②彫刻を考えない人、コント③旅ガラス。【出演者】木村明/池乃めだか・島田一の介・高石太・中川一美・うのりういち・姉川巌・蔵元弘美・大井文子・竹田京子・片山理子/五所の家小禄/木川かえる。演奏・・・祐森圭一郎とニュー・サウンズ。第一部ラストに、師匠の岡八郎と弟弟子のオール阪神・巨人が挨拶。
昭和56年11月、花月三館の予告。吉本新喜劇はチーム制で動いているので、各劇場各席同じメンバーしか載ってませんが、池乃めだかや専科クラスを載せず、当時まだ副座長にもなってない(島田一の介は一応副座長格の位置)高石太や佐藤武司、帯谷孝史を推してるのが不思議な感じ。●なんば花月さすが各席豪華なメンバーを揃えてます。上席は阪神・巨人、紳助・竜介の看板と、ショートショートのアラン・ドロンや村上ショージ、片山理子など若いメンバー。ポケット・ミュージカルスは末成由美ワンマンショーに木村進、室
2月11日、寛平ちゃんのTwitterにこのようなことが書かれてました。2018年12月5日に室谷信雄さんが亡くなられていたんですね。寛平ちゃんにとって、室谷さんは先輩であり、座長時代のライバルであり、大親友でした。室谷さんが喉頭がんになって、新喜劇を退団してからは、メディアに出ることもなく、仲間との交際も断っていました。しかし2010年に「間寛平アースマラソン」の激励の為に、26年ぶりにテレビに出て来られ、号泣する寛平ちゃんが印象的でした。その後、ゴールの際や「紳助の行列のできる